【感想・ネタバレ】キノの旅XVII the Beautiful Worldのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年02月22日

キノの旅17巻。巻を重ねるごとに面白味が増していると感じるのは私だけでしょうか?
今回は新聞に連載されたものも収録。字数制限がある中での次の話へのつながり方にやはりプロの作家はすごいと思いました。オススメ!

0

Posted by ブクログ 2018年05月09日

 4月は勉強の時間を確保するためになかなか本が読めなかったのですが、少し一休みと思ってこの本を読みました。相変わらず軽く読めて、とても楽しかったです。
 ローマ数字でぱっと見わかりにくいですが、キノの旅シリーズの17巻になります。相変わらずカバー裏の遊び心も楽しい1冊でした。最初に収録されている「あ...続きを読むとがき」に記載されているのですが、この巻はいつものキノの旅と少し様子が違います。分厚いんです。
 なんと、今回のキノの旅は週間連載で新聞に掲載をしていたようで、それらのお話が収録されているから厚くなったのだとか。分厚い本は大好きなので、ウキウキしながら読みました。
 個人的に印象に残った「左利きの国」。人数が多いから正しいという理論は違っている。頭でわかっても「変わった人」を排除してしまったり、「同じ」じゃないと仲間になれないと思い込んでしまったり。最近はそうじゃないという風潮が増えてきている。自分も古い考え方に固執しないで柔軟に考えられる人になるように努力しようと思わせるお話でした。

0

Posted by ブクログ 2017年10月30日

さて、17巻は、なんとこの頃、時雨沢先生、静岡新聞他で、連載していたんですよね。

その連載分+書き下ろしが収録されているのです。

そのため、とても分厚い。370ページもあります(笑

内容はといいますと、まあ、どの巻も結構面白いのですが、

この17巻、とても面白いです。週刊ゆえの引きがあるため...続きを読むか、それとも、

ちょっとグロくならないようにマイルドに書くという制約が功を奏しているのか、

かなり面白いです。

その反動か、書き下ろしの「神のいない国」はキノさんやり過ぎ感ありました。

でも、それも面白いです。

「渡す国・b」の疾走感もすごく素敵です。シズ様の旅がここで終わるんじゃないかって、

ドキドキしました。

0

Posted by ブクログ 2017年01月30日

キノの旅17作目。 この本を読み通してから目次の絵を見ると、色々気づくことがある。 オススメの話は「時計の国」、「割れた国」、「料理の国」。 「時計の国」は何となくじんわりと暖かくなる話である。腕時計の意味が時間に急かされるものなのか、貴方を刻むものなのか。 「割れた国」は良くネットで話題(?)にな...続きを読むる某お菓子戦争が発展して本当に国が亡ぶ話。現実にならないといいですね。 「料理の国」は人違いでキノの料理を習得しようとする国の話。この話を読んでから、目次の絵を見ると面白い。実に真っ赤な料理である。

0

Posted by ブクログ 2015年02月15日

「ファッションの国」のシズ様と弟子のイラスト素敵過ぎてやべえ。
嫁ぎたい。

今回は新聞連載分が再録されてるので、大ボリュームです。
時雨沢先生らしい、たくらみとか小技の効いた短編がいっぱい読めて楽しかったです。
「割れた国」笑ったわ。

0

Posted by ブクログ 2014年03月22日

新聞連載がキノっぽい話からはじまり旅の終わりで終わるという綺麗な構成だから、連載として順を追って読みたかった。

0

Posted by ブクログ 2014年02月04日

普段ラノベは読まないんだけれど、時雨沢先生の本は中学生の時から大ファン。特にキノシリーズ大好きです。話が面白いのは勿論のこと、独特の世界観がすごく素敵。かれこれハマって10年です。
そのキノシリーズの17巻ということで、今回は新聞で連載されてたお話が収録。いつもの話と比べると、意識してキノシリーズを...続きを読む知らない一般の人にも分かるように書かれてるな、と感じました。でもキノの世界観はちゃんと残しててさすが時雨沢先生。でもキノシリーズをここまで読んできた人にはちょい物足りないかな?書き下ろしの話はいつもの何倍も面白く感じました。
・ファッションの国
黒星さんのイラストがめっちゃくちゃよかったです。お師匠様キレイすぎ。
・遊んでいる国
よかれと思った政策が裏目にでる…。キノ旅は多くの国が出てくるからか、やっぱり政策に絡んだ話って多いよね。でも中々正しい国って存在しなくて、そこが魅力のひとつでもある。
・旅人たちの話
優しい嘘の話。キノがどういう人物かよく分かる話だと思う。
・自然破壊の国
隣の芝生は青いって感じのお話。最後の一文に痺れました。
・時計の国
時間に終われる日本社会で暮らす身としては、かなり羨ましい国。時間に縛られる日本人への皮肉でもあるのかな、と。
・左利きの国
差別のお話ですね。人間の下らなさが表れてる。
・割れた国
これは某お菓子のことだろ!ってツッコミたくなるお話。でもオチが分かるまでははらはらドキドキでした。
・貧乏旅行の国
これは〆切に終われる先生のことなのかな?笑
・楽園の話
大好きなお師匠のお話。でも今回は血みどろ展開じゃなくて、ちょっと不思議でオチが爽やかなお話でした。
・恋愛禁止の国
ここの国の人たちは心がかっ逆さのまま生きていくんだろうな。
・料理の国
完全なるギャグ話ですね!閑話休題って感じでこういうお話も好き。
・広告の国
オチが素晴らしい。
・鉄道の国
色々と考えられるお話。鉄道の国の住人の決断に拍手。
・旅の終わり
キノとエルメスの言うことはひとつの心理だよね。すべては心の持ちよう。
・神のいない国
キノの戦闘シーンってほんとにかっこいい。今回はエルメスが盗まれるっていうはじめての展開でとてもドキドキ。
・渡す国ab
この話を最初と最後に持ってくるあたりさすがたな、と。メインキャラ同士の交流って何があるの!?って興味がひかれる。キノとフォトが会う話もいつか読みたいな。
今回のあとがきは割りと真面目でしたが、カバー裏に仕掛けが。それも込みで、やっぱキノ旅は素敵な本だなと思います。18巻も楽しみ!

0

Posted by ブクログ 2014年01月15日

小学生の頃からずっと読み続けている作品のひとつ。奇抜な国々の様子には風刺的な面もあってなかなか面白い。

0

Posted by ブクログ 2013年11月27日

ボリューミーな1冊。でもさくっと読めてしまった。
キノとエルメスは通常営業ですが、だんだんとシズがかわいそうに思えてきました。

0

Posted by ブクログ 2013年11月17日

柔らかい話が増えたな、という印象。現実の戯画化的な話は、昔の尖った感じとはまた違う、より現実に近い感じを覚えた。気に入ったのは「渡す国」「時計の国」「楽園の話」「恋愛禁止の国」「鉄道の国」「旅の終わり」

0

Posted by ブクログ 2013年11月12日

地方の新聞でキノを連載していたため、書き下ろしも含め前代未聞の分厚さになっていまして、手に取った時驚きました…
キノがこんなに厚い!みたいな。

短編でピリリとした風刺を、長めの話で背景から丁寧に掘り下げた話を展開していて、両方とも楽しめるのが嬉しかった。
特に短編の方は昔のキノの雰囲気が戻ってきた...続きを読むようでテンションあがりました。

しかし…あれはあとがきじゃない、まえがきや…

0

Posted by ブクログ 2013年10月19日

新聞連載分も含めての17巻目!
適度に過去編も匂わせつつ、でも基本的には「いつもの旅」を、質を保ったままこんなに思いつくのが凄いよなあ…(最近ははっきり時事ネタっぽいのも紛れてる率高い?)
ところで個人的にはシズ様はティーでなくキノとくっついてほしいのですが、もうこの2人は並行してそれぞれ旅を続ける...続きを読む(旅の目的も違うし)んだろうなー…
今後も楽しみ♪

0

Posted by ブクログ 2020年10月07日

17巻は新聞連載していたものといくつかの書きおろしが収録され、369ページと分厚い。
新聞連載の作品はほとんどショートショート。
字数制限ももちろんあったそうだが、キノらしさの光る作品ばかり。

黒星紅白さんのイラストも初期より遥かに上手になっていて、美麗。
目次には、各短編の扉絵が小さくカラーで載...続きを読むっているのだが、これが綺麗で見入ってしまった。
もっと大きなカラーで見てみたい。

以下、作品ごとに気になった言葉やコメントを。


「自然破壊の国」
既存のものにとにかく文句をつけたいだけの人っているよなぁ。

「時計の国」
主旨とはずれるかもしれないが、万人共通の時間に追われるよりも、自分の時間を大切にする方がきっと尊いと思う。

「左利きの国」
「君が、右利きだからだ。」

「割れた国」
「きのこの山VSたけのこの里」戦争の果て。

「楽園の話」
話は面白かったが、水が霧散する滝では音はしないのではないか?

「鉄道の国」
とても誇り高い選択だと思う。
過去は過去だ。

「渡す国」
シズとフォトの邂逅。
でももう少し互いに関わらせても良かったと思う。
キノもいずれフォトと出会うのだろうか。
ストーリー展開は陳腐。


最後は少し物足りなかったが、他の作品は良作ばかり。
これまでにない豪華な1巻。

0

Posted by ブクログ 2020年05月07日

物語はいつものキノの旅で、コミカルにシリアスに、物事を斜めから見ていく感じが大好きですし、時に真面目に感動させてくる話を差し込んでくる辺りも好きです。鉄道の国おもしろい。人間の恐ろしい部分と人間の美しさの二つが作中で見事に調和していて、これぞキノだなあ、と今巻でも改めて思いました。

0

Posted by ブクログ 2017年05月20日

「楽園の国」
「神のいない国」

がお気に入り( ̄▽ ̄)

本のあまりの分厚さに驚き!!
でも、どのお話しも好きですvv

久しぶりに読んで改めて、キノのようにさらっと生きたい。
カッコいい!!

0

Posted by ブクログ 2014年04月11日

どこまでも自己のためには手段を選ばないキノと、他人のために尽くすシズの対比が目立った。
「神のいない国」でのキノはやりすぎなのではと思った。
面白かった。
「渡す国」の置き方が本当に上手い。
今更だけれど、モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)だけでここまで世界観を示せるのは素晴らしい。

0

Posted by ブクログ 2013年11月13日

新聞で連載されていた作品群も収録したシリーズ17巻目、ページ数もいつもより増量されていて今までにない厚さに。
連載分もあるからなのかキノが主人公の話がほとんどで、ブラックユーモア成分も多めとどことなくシリーズ初期の雰囲気がある巻になっていた。
お気にいりはプロローグ・エピローグの渡す国、シズ一行の旅...続きを読むはこれからも続くのだろうがどんな終わりが待っているのか楽しみ、フォトのエピソードも今後も続いていってほしい。
きのこたけのこ戦争ネタには笑わせてもらった。

0

Posted by ブクログ 2013年11月30日

読む前に、ふともしかしてと思ってカバーをめくってみると…やっぱり1ネタ仕込んであったw



『ファッションの国』、ウェディングドレス姿の師匠可愛い!

0

Posted by ブクログ 2013年11月02日

いろいろな国にいろいろな考え、伝統、決まり等があることが当然な訳で、架空の世界なんだけど現実に限り無く近いなぁ、と感じますね。

0

Posted by ブクログ 2013年10月27日

相変わらず時雨沢先生の語り口が独特で安心。
風刺的な話の中に、最後あっと思わせる、ちょっとひねりの効いた落ちがあって、飽きがこない。
キノとエルメスの、ちょっと芝居がかったような話のやりとりもすき。
目次絵に新聞連載のときの挿絵なのか、小さい絵がたくさんあって、アップでしっかりみたいと身悶えしてしま...続きを読むう!

0

Posted by ブクログ 2013年10月24日

発行がアスキーメディアワークスから角川になったのがちょっとショック…

それ意外はいつも通りの素敵な話でした

0

Posted by ブクログ 2013年10月16日

17
シズのカッコよさが最大にわかる話。
追い出されたのが残念でならない。
シズ達の旅が終わっても文句がない良い国だった。

0

Posted by ブクログ 2013年10月13日

おもしろかった。
割れた国、楽園の話、鉄道の国、が好きだなぁ。
きのこたけのこがちょっと頭をよぎった。

0

Posted by ブクログ 2015年01月12日

キノの旅17作目。

新聞に連載されていたということで、うらやましい。
いつもよりページ数が多く読みごたえがあった。

0

Posted by ブクログ 2014年01月30日

“「命知らずだなあ……」
誰も聞こえないのをいいことに、呟いていました。
「キノの料理は、酷いんだよ?もちろん食べたことなんてないけど、キノにいろいろ教えてくれた、恐ろしいほど凄腕のお師匠さんが、キノの料理食べて死にそうになったんだよ?」
今、キノが、鍋に大量のお酢をぶち込みました。分量など量りませ...続きを読むん。瓶からドバドバです。さらに、大量の唐辛子を、匙でもなく摘みでもなく、ボウルごと鍋に放り込みました。あるだけ全部です。
エルメスの呟きは続きます。
「最初は"全ての家事は分担だ"って言っていたのに、『もう、二度と料理はしなくていいですからね』って言ったくらいなんだよ?キノは、調味料をぶち込みすぎる。パースエイダーに詰める火薬の量はしっかり量るのに」”[P.195_料理の国]

今回も良かったー。
新聞連載されていた話、区切るタイミングが最高。すごいなぁ。
「神のいない国」を意味深に捉えすぎてしまって腹一杯。
カラー口絵でキノがどやぁって顔で真っ赤な料理が乗った皿を持ってるの可愛い。
「渡す国」でフォト達とシズ達の対面があって嬉しかった。あと、シズがティーの指示に従って全力で車とばす場面が好き。アリソンをちょっと思い出した。

「ファッションの国」Fine Feathers Make Fine Birds.
カタログの中の旅人達。
「渡す国・b」Messengers・b
シズと陸とティー。フォトとソウ。フォトが渡す話。
「遊んでいる国」Invention
限度を。
「旅人達の話」Kino & Hermes
良い話を。
「自然破壊の国」Human Nature
壊して壊して。
「時計の国」Memento Mori
個々の時間。
「左利きの国」Do the RIGHT Thing!
右利きはダメ。
「割れた国」Trigger Happy
お菓子論争。
「貧乏旅行の国」Trouble Writer
どっちのための。
「楽園の話」Exile
師匠と弟子。閉じた楽園。
「恋愛禁止の国」the Prohibition
木箱。
「料理の国」Original
キノの手料理。
「広告の国」CounterMeasure
国の広告。
「鉄道の国」Missing Link
命綱。
「旅の終わり」Kino's Nap
終わるから始まる。
「神のいない国」Let's Get Hermes!
身体の成長が止まった少年ジーン。
「私達の国」Welcome!
誰の国。
「渡す国・a」Messengers・a
シズと陸とティー。フォトとソウ。シズが渡す話。

“「じゃあ聞こうかな。ジーンはこれから、どうなる?」
エルメスは、
「心配いらないね」
即答した。
「ほう」
「あの格好のままで、死ぬまで、今までみたいに逞しく生きていくよ。あの国が変わらないように、ジーンもまた、変わらない」
「なるほど……。とてもいい真理を聞いた」
「だからキノも、元気を出すといいよ」
その言葉に、キノはフッと微笑んだ。”[P.316_神のいない国]

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月02日

今回は超短編が多かった気がする。

「鉄道の国」はもっとどんでん返しになるかと期待してた。
「恋愛禁止の国」と「広告の国」はニヤリとさせられた。
「神のいない国」はスカッとした。

毎シリーズ読むたびに、ティーの話とフォトの話を読み返したくなる。
・・・最後の話でフォトが出てくるのは何か意味があった...続きを読むのかな。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月19日

まぁ、だいぶんマンネリ化しては来ているもののここ最近のものに比べるとちょっと面白かったかな。

シズさん一味は今度こそ安住できそうだったんだけどね。残念。

ファンタジーなんであんまり突っ込むのもいかがなものかという感じがするのでこのへんで。ちなみに評価はまぁまぁの★3つ。

0

Posted by ブクログ 2013年11月07日

地方の新聞に連載されたものを含む新作。
初心に帰って、というのを期待して、まさにその通りだった作品といえるか。

いろいろと黒いのは相変わらずだし、そこがいいのだけれどね。

0

Posted by ブクログ 2013年11月02日

・ファッションの国-Fire Feathers Make Fine Birds.-
・渡す国-Messengers・b-
・遊んでいる国-Invention-
・旅人たちの話-Kino & Hermes-
・自然破壊の国-Human Nature-
・時計の国-Memento Mori-
...続きを読む左利きの国-Do the RIGHT Thing!-
・割れた国-Trigger Happy-
・貧乏旅行の国-Trouble Writer-
・楽園の話-Exile-
・恋愛禁止の国-the Prohibition-
・料理の国-Original-
・広告の国-CounterMeasure-
・鉄道の国-Missing Link-
・旅の終わり-Kino’s Nap-
・神のいない国-Let’s Get Hermes!-
・私達の国-Welcome!-
・渡す国-Messengers・a-

0

Posted by ブクログ 2013年10月24日

新聞連載してたのか!知らなかった…。ちょっとその新聞見てみたい。
ファッションの国のキノがかわいい。サスペンダー!サスペンダー!
裏返して本棚に入れようかと思ったけど巻数がないからあきらめた。

0

「男性向けライトノベル」ランキング