あらすじ
「お花が満開だよ。綺麗だねえ。キノ」エルメスが言った。「転ばなかったよ」キノと呼ばれた運転手が言った。
ピンクが混じった草原を走っていたキノとエルメスは、なだらかな丘を一つ越えた時、「前方に、お仲間」「ボクにも見えた」進む道の上に、今までまったく見えなかった、自然以外の物を見つけた。それは、道と草原の隙間に横倒しになっている一台のモトラドであり、それを起こそうと力をかけているが起こせないでいる運転手だった。
(「×××××の旅 ―25 Years―」、他全12話収録)
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Posted by ブクログ
かれこれ5年ぶりの新作だそうです。
新作を含めて時雨沢さんの作品が連続刊行されるようで
嬉しい限りです。
今回は〇〇の国よりも
〇〇の話みたいなタイトルが多く、
物語性の強めな巻になっています。
Posted by ブクログ
今までのキャラクター総出演で最高だった!
少し考えさせられるような国もあって
そういうところも好き。
個人的には「運ばれる話」、「冗談が通じない国」と、「ライフルの話し」が面白かった!
Posted by ブクログ
昔読んでいたので、久々の新刊ということで購読。
いつもの時雨沢節で、懐かしさを思いながら、短編なので、サクサクと読めた。キノも師匠もシズもそれぞれ出てきて大満足。
Posted by ブクログ
五年ぶりの新刊。20年近く出てるシリーズなので最近は話の流れも分かるようになってしまったけど、相変わらずのクオリティ。どこまで続くか分からないけど、またキャラクターが交錯するようなシチュエーションを読みたいなぁ。