吉田戦車のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「吉田自転車」3
著者 吉田戦車
出版 講談社文庫
p63より引用
“「雑誌で情報だけは知っているのに、見る
ことができない番組」があるという屈辱。”
目次から抜粋引用
“ナイスバイク号の誕生
暴虐の凶駐輪!映画は大映
山梨県に忘れてきたノートパソコン
副都心!寒風をはねかえす汁麺補給
トイレでの戦い!みちのくひとりチャリ”
漫画家である著者による、趣味の自転車乗
りについて綴ったエッセイ集。
愛車の名前の由来から自転車の起源につい
てまで、自筆のイラストと共に書かれていま
す。
上記の引用は、著者のふるさとについて書
かれた項での一節。
著者が子供の頃は、民法が二局しか無かった
とのことです。私のところも、同じ町内であ
りながら、同級生の家では映る局が映らなく
て、話についていけない事がありました。
今でも、電波の届かない携帯電話会社がある
ようで、田舎は何処まで行ってもいつまで
たっても田舎なのだなと思います。
しかし、ネットは光回線でギガストレージな
のですから、なんともちぐはぐな感じですね。
土日になると、ビシッとした格好の自転車
乗りの方たちが走っています。
事故には気をつけて、安全に走れるように、
自転車用の道路がより一層整備されたらいい
ですね。
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Posted by ブクログ
一番初めに、皆さんご存知「アンパンマンのマーチ」の歌詞が載っていて、これを見ていたら鼻の奥がツーンとしてきた。やなせたかしさんが来し方を振り返ったり、アンパンマンに込めた思いを語っているのを読み進めていく間も、ずっと鼻はツーンとしたまんま。西原理恵子さんがやなせ先生の思い出を書いている所で、あ~ダメだ、とうとう涙が出た。
テレビや雑誌で見るやなせ先生はいつも笑顔だった。身内との縁が薄く、辛いことの多い人生だったというのは、亡くなって初めて知った。長いこと売れなくて、アンパンマンのヒットは七十近くなってからということも、いつも笑いのネタにされていた。本書を読むと、どこまでもサービス精神旺盛で、偉ぶらず、明るくふるまっていた先生の姿が、生き生きと浮かんでくる。同時に、秘められていた悲しみの深さを知り、粛然とした気持ちになる。
学生の頃だったか、「詩とメルヘン」を毎号買っていた時期があった。なんといっても生意気盛りだった頃のこと、タイトルといい優しげな絵柄といい、買うのがちょっと恥ずかしく、ましてや持ってるのを友人に見られるなんて論外で、本棚の隅っこでママコ扱いしてたのを覚えている(ひーん、先生ごめんなさい)。今にして思えば、難しいところのないやさしい語り口の文や、温かい絵のタッチに、「通俗的」と斬って捨てることのできない真実味を感じていたのだろう。いつ頃か処分してしまって、これはとても悔やんでいる。
アンパンマンについては、もう語るまでもない。うちの子二人も大好きで、保育園のお昼寝布団、トレーナー、パンツ、靴、スリッパ、お絵かき帳…、とにかくみんなアンパンマン、なんて時もあった。親子ともにお気に入りだったのは、元祖フレーベル館の絵本で、なんとも渋い色合いが良かった。今でも大事にしている。きっと、これからもずっと、幼い子(とその親)に愛されていくに違いない。
西原さんの文章から。
「辛いとき、悲しいときにこそ、身近な所に小さなロウソクを灯すクセ。小さな希望や、小さな楽しみを見つけて、それに火を灯す。その小さな炎の小さな力で、持たされてしまった負のカードを、明るく楽しいカードへと交換していく」「戦争、飢餓、孤独、別離…そういう負のカードすべてを、とても楽しいお話に変えることで、幸せのカードにしてしまった」「先生、あなたの悲しみは、それはそれはきれいな花になって、今、あちこちで咲き誇っています」 -
Posted by ブクログ
吉田氏の漫画は一冊も読んだことはないのですけれども、氏のエッセイの、そんなにオタクではない感じ、一般人に近い感じ、が好きでこれまで何冊か読んできたんですけれども、今回もまた、面白かったですね!
ただ電車に乗って見知らぬ地へ赴き、蕎麦を食する…それだけのエッセイのような気がしますけれども、氏のすっとぼけたような文章が読み手を飽きさせない!
というわけで、通勤電車ん中とかで暇潰しに持って来いな一冊となりました…。鉄道オタクという感じではなくて、それこそ本当に他の日常エッセイなんかと似た風で、吉田氏の日常が垣間見えるような感じがファンとして嬉しかったですかね…!
まあ、そんなわけでゆるく読める一冊でした。おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー