吉田戦車のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ差し迫った時に限って別のことがしたくなる。
そんな時に著者が思い立って作った料理の本だ。
しかし料理本といっても、詳しい作り方が載っていたりする訳ではない。
その経緯や感想が中心となっている。
著者の言うとおり、料理はポイントを抑えて勝手にどうぞということなのかもしれない。
この点には強く共感したなあ。
ところで読んでいる内に、著者の『ぷりぷり県』という別の漫画に斬新な料理が載ってたのを思い出した。
最初の方に限って実は旨いんじゃないかなと勝手に勘繰っていた訳なんだが、この本の料理とB級感が共通してるのかもなと思ったりする。
B級といっても別にランクが低いとは思わないが。
筆者があとがきに書いているが、自分も金がないなりの自炊ってのにこだわりを持ってみるのもたまにはいいかなと感じた。 -
Posted by ブクログ
先に私的な言い訳を。新しい自転車を手に入れた喜びのあまり、浮かれてこれを手に取りました。自転車店で、本・DVDコーナーに並べてあったので。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアのDVDその他もう少し専門的な本が欲しかったりもしたのですが、私にはその場では背伸びしすぎのような気がして……。検索したら、存外(失礼)たくさんの感想が載っていて驚きました(再度、失礼)。初出は2001年9月から2002年2月、単行本刊行が2002年7月、その文庫化、です。ですから、「自転車乗り記」としてのデータは数年余前のものということになりますが、却ってこのタイムラグが、振り返って読むにはちょうどいい期間です、面白い!面白いと感じた理由の一は、私がこのカヴァーの「椎茸」(赤いマフラー巻いた、意志薄弱なヤツ)が好きだった、ということです(『伝染るんです。』をリアルタイムでフォローしてた私って、と、ふと回顧する)。理由の二は、取り上げられている題材が、場所の固有名詞といい当時の雰囲気といい、ほとんど完全に自身の想い出と重なることとして読めるから、です(この側面は大きい)。以上、いずれも懐古趣味的でお恥ずかしいけれど、実際そうだから仕方ありません。著者が愛車「ナイスバイク号」に跨がって走破したどの場所も(その故郷東北を除いて)、ほとんど同じ時期に経験したから、それだからこそ笑えるものもとても多いです。私の場合、それらは徒歩(駅近くに限る)か、おおかたの場合は車で、ですが、似たような辺りを似たようにウロウロしながら、そうそう、そんなことを感じてたんだよな、ということばかり、です。そういう意味で、笑える人は笑って楽しく読めるだろうけれど、そうでない人には……、と分かれるでしょう。私は、自転車屋さんからの帰り道、もうじゅうぶんに愉しみました。だからこの☆の数です。
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Posted by ブクログ
ギャグマンガで人気の吉田戦車氏の自転車に関係したエッセイ集。自転車に乗ってうまい蕎麦屋に行く。蕎麦屋では酒を飲む。正しい中年自転車乗りの姿です。法律的には多少問題ありかも知れませんが・・・・。
どの逸話も感覚的にフィットするというか、よくわかります。例えばぴちっとしたタイツ状のサイクリングパンツについて、氏は恥ずかしくてはけないという。イアンソープが着ていた全身水着を素人が身に付けるようなもので相当気恥ずかしいというのである。そのとおりです。アマチュアでもかなり乗り込んでいる人でないと着てはいけない「自転車ズボン界のストラディバリウス」だと・・・・・御意。