水谷健吾のレビュー一覧
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食料不足を解決する為に、人間を飼育し食料にする。
SFなんかではありきたりのテーマですが、この漫画に関しては違います。
技術的に「綺麗では無い」画と相まって、一種の異様な雰囲気が漫画全体から伝わってきます。
囚われの主人公たちの未来がどうなってしまうのか?スリリングな展開が続き、手に汗握りながら読むことのできる漫画です。 -
読み進めるたびにハラハラ、ドキドキが止まらず、ページをめくる指も止まらない!漫画です。
急に人間達が食糧にされている現場に掘り込まれ、そこから謎を解いていくとこのような行為に国が関係しているとわかる。
今の世の中も良いニュースは多くなく、本当に知らないところでこんな話が起こっているのかも?と思ってしまうような読んでいて、話に引きずり込まれるストーリーです。 -
最近よくある、グロ系かと思いきや新たな切り口で引き込まれる。
展開が早く、見てるこっちがハラハラしてしまう。
見たことのない物語に、引き込まれるがそれ以上に作画が良い。
このアンバランスな世界観とマッチしていて、どことなく不安な主人公の心境などを全て表現しきれていると思う。
続きが気になり一気読みしてしまった作品です。 -
バスの中で仕掛けられた睡眠薬から目を覚ました時、目の前に広がっていたのは冷凍された人間の姿の数々。従業員が平然とした表情で冷凍された人間を切断していく。または醜い生き物が人を食べていく。そしてその状況下に混乱しながらもがこうとする主人公の姿…。
近未来で、既視感のある設定ですが、絵がとてもリアルで緊迫感があるのと、飽きさせない構成で読む手が止まりません。 -
この肉、なにから作られていると思う?
そんなよくある都市伝説じみた話から、本当に巻き込まれてしまった主人公。
あんなに頼もしかった友人は、超高カロリーの謎の液体でおかしくなり、国の施設と思しき施設から必死に逃げ出そうとします。
これがなにしろ不気味で怖い。
食糧用とされるやつら、繁殖用とされるやつら。
そして不気味なバケモノ。
いったいこれはなんなのか。
先が気になる展開のイチオシ漫画です。 -
タイトルに惹かれ読んでみました。最近この手の漫画が多くなっていますがとにかくグロイ、作画も妙にマッチしていてより一層リアルに感じる所がまた魅力でもあり、ともかく続きを読もうと思わされる作品です。主人公の友達が飲まされている飲み物は見ているとだんだん飲みたくなるような恐ろしい感覚にさらわれます。あれは一体何キロカロリーあるんだろうか?絶対に飲みたくない。食物連鎖よりもカロリーが怖いです。
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人類の仮想敵を設定する物語はここ数年増加している気がしますが、その中のトップクラスの強烈さ。何より人類を捕食する時に人類に管理させるという発想が凄い。人類対人類外の構図の中に人間同士の世界のやるせなさがあります。謎も多いのでSFミステリー要素もあり、つい続巻を読んでしまいます。
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この漫画は私個人的に今一番きている漫画です(笑)王道漫画ではありませんがそれに劣らずとても面白いです!!わたし個人的には、亜人や20世紀少年などに似ていると感じました(笑笑)また、まだ始まってすぐの漫画ですので、読み始めるなら今がいいと思います!1巻がとても面白く次々にサクサク読める漫画です。
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地球温暖化の中で食糧危機の問題を考えさせられます。「食べる」こと「生きる」ことは普段の生活の中であまり意識をしていない現代人に疑問を投げかける作品です。一部の読者からは表現がグロテスクであるなどの批評もありますが、近い将来このような生活も発展途上国等ではあり得るのではないか(貧困国ではすでに行われているのかも)と考えさせられる作品です。
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ネタバレ
サディストな気分になりたいならオススメできる漫画です。
この漫画は絵が綺麗なのに描いているものがグロテスクで、主人公が立たされた環境が絶望的で読んでいてハラハラさせられます。
グロテスクな生物が人間を喰らい日本政府を影から支配していて主人公はその生物の餌として連れて来られてしまい、逃走するのですが環境が絶望的で読んでいて読者を飽きさせません。 -
「食糧人類」は巨大生物のために人類が食糧になるというストーリー設定です。現実にはあり得ない話なので、ラストが想像つきません。なので気になって読み続けてしまいます。人間が巨大生物に立ち向かい「早く倒して欲しい!」と、期待を込めて読んでいます。主人公の伊江の記憶力の良さが、どういう場面で活かされるのか気になります。
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ネタバレ
グロ面白い作品です。人間を食糧にしてしまうというテーマが恐ろしくもあり、妙にリアリティを感じました。
物語には実在の都市や某総理大臣などが描かれており、いずれ世界はこうなってしまうのでは?と錯覚してしまうほどです。
人間が食糧になる工程。そして人間を食糧とする謎の存在。伏線たっぷりのシリアスホラー満載です。
この作者さんは他にもパンデミック系の漫画を描いているそうで、本作品を読んで、他の作品も読んでみたいと思いました。 -
温暖化が進んだ地球で暮らす主人公は、帰宅途中に友人と共に拉致されてしまう。拉致された先は謎の施設で、そこでは人間があらゆる方法で養殖されていた。施設内で出会った同行者と共に脱出を試みる主人公。施設内には、巨大生物や、改造人間などが徘徊しており、とても普通の人間が無事に脱出できるとは思えない。ドキドキハラハラする作品で、早く続きが読みたくなる作品です。
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ネタバレ
残酷な描写が多くてストーリーも「どうしてこんな事になったんだろう?」とか「次はどうなっていくのかな?」など伏線が上手く楽しめます。拉致されて連れてこられた巨大施設の中に太らされた人間たちが居て、虫のような大きな生物の食糧にされているシーンは衝撃的で一気にのめり込んでしまいました。次々に現れる障害を切り抜けて脱出できるのか気になって一気読みしたくなる作品です。
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ネタバレ
今からそう遠くない近未来の日本を舞台に、主人公伊江が乗ったバスが突然催眠ガス満たされます。気付くとそこは人間飼育場。冷凍マグロのように切断される人間、高カロリーで中毒性がある液体を飲まされる超肥満体な人間、そしてそれらを食べる謎の巨大生物。地球はその生物に支配されていたという衝撃的な事実を伊江は知ります。伊江と友人のカズ、飼育場で知り合った2人の仲間と共に、謎の巨大生物や改造人間が集う人類の敵「夕凪の会」を相手に施設からの脱走を試みる、スリリング満点の漫画です。
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結構刺激的でありショッキングな内容でした。けど引き込まれるストーリーと読みやすさで読むのが止まりませんでした。主人公が連れ去られた後のあの施設の世界はとても信じられないものでした。人間がああも豹変してしまうのか・・・と恐ろしかったです。続きがものすごく気になってしまう内容でした。
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ネタバレ
ごく普通の高校生がバスに乗っていて、気が付いたら冷凍された人間がいる場所に連れて来られているところから始まります。
冷凍された人間は何者かの食糧にされており、彼らは家畜のような扱いを受けています。
まだ冷凍されていない人間は、考えることのできないようにされていて、無理やり繁殖されたり太らされていきます。
非現実的なストーリーと絵に私は魅力を感じました。
常に想像を超える展開が繰り広げられ、つい見入ってしまう漫画です。 -
タイトルの通り人類が「食べる側」から「食べられる側」になってしまうという設定のお話です。
ショッキングな描写がいくつかありますが、世界観が良く作り込まれています。加えて作者の画力が非常に高く、どんどん読み進めていくことができました。最新刊では新たな敵の出現もあり、今後どのように展開されていくのか気になります。