乃木坂太郎のレビュー一覧

  • 医龍 15

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    霧島が強く見える
    第15巻を読み終わるとそんな感想を持ちました。
    自分のためではなく、誰かを守るためなら人はどれだけでも強くなれる気がします。
    霧島の守りたいもの
    加藤の守りたいもの
    国立の守りたいもの
    今の段階では霧島が一歩リードかもしれません。

    そして伊集院が深く関わった患者の容体が急変。
    彼を助けることができるのか?
    次の巻が早く読みたい!そんな展開です!!

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    2011年08月19日
  • 医龍 14

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    「一人の命を救うために出来ること」ならば、執刀医であっても助手であっても関係ない。えらくても、えらくなくても、命が救えるのならばそれが「正しい」のであり、最も優先すべきことだと思います。
    しかし、病院ではそうはいかないことが多いようです。命を救うことよりも大切なことになっている「立場」や「建前」。

    伊集院は研修医という圧倒的低い立場から意見を通すことが可能なのか?がんばってほしいです。そして成長してほしいです。

    そして第14巻のテーマは「霧島の本当に欲しいもの」です。

    技術も十分持っている、地位もおそらくそこまで必要としていない。
    自分を凡人と認めて強くなったが、満たされない欲望。
    その

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    2011年08月16日
  • 医龍 13

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    医者は誰しも天才なのでしょうか?

    勉強に関しては国家試験をパスするほどなので大抵の人は勉強が出来る人ではあると思います。
    しかし、中には親がやっているので仕方なく、勉強は出来るが才能はそれほどないと思っている人もいるのではないでしょうか?
    では、「凡人」は医療には必要ないか?
    と問われば答えは「No!」です。
    もしそうであれば医療は崩壊してしまうからです。
    誰しも「最高の技術で治療してもらいたい」と思っているのに、一部だけ集中してしまうと集中した医療機関も負担がかかるし、集中していない医療機関も救える命を逃してしまうことになってしまいます。
    そんな集中を防ぐために診療報酬を点数化して全国統一

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    2011年08月15日
  • 医龍 12

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    ネット社会である現代では、オンラインで手術を見ることも、指示することも、そしてもっと未来では手術をすることも可能になってくるのかもしれません。
    そうなれば、不足しているといわれている麻酔医を病院外から担当したり、機会の力をもっと有効に使うことができるかもしれません。

    第12巻でもオンラインで海外の医師が助言を求め、日本から手術の指示をするシーンがあります。きっと法律でさまざまな規制がかかってくると思いますが、命を一つでも多く救うためにもっと進んでもらえたらと思います。

    また、この巻では「霧島の演説」が注目です!

    彼は何を武器に選挙戦を挑むのでしょうか?
    彼も昔の彼ではありません。
    この巻

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    2011年08月14日
  • 医龍 11

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    第11巻は「進化する手術」が見どころです。
    きっと数多くの論文が出ているのでしょうが、現場でひらめくことの方がはるかに有効で理にかなっているものが多いと思います。

    そして「握手」

    儀式、しきたりではなく、「技術」ととらえるあたりはさすがです。

    教授選も展開が!
    3人目の候補者、面白くなってきました。

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    2011年08月13日
  • 医龍 10

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    手術はどんなに準備を重ねても、検査しても実際にはじまってみなければ分からないことが多いようです。
    同じ人間でも年齢、性別によって微妙に異なっていて、その微妙さはそれぞれ違うというから大変ですね。
    第10巻でも手術中に分かった想定外の事態が次々と起こります。
    それを乗り越えるためには破らなければいけないルールもあります。
    でも患者の命と天秤にかけたら・・・?
    絶対的なルールは「患者の命を最優先」ではないでしょうか?

    朝田はやってくれます!
    朝田のチームもやってくれます!

    今回の展開はかなり面白いです!!

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    2011年08月12日
  • 医龍 9

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    教授選がいよいよ本格的に動き出してきました。
    第9巻は伊集院に感動です!!
    地味で目立たない研修医が覚醒する瞬間が見られます。
    「コツコツと少しずつしか真の成長はない」のかもしれません。
    そしてその勢いのまま、完全内蔵逆位の乳児のバチスタ開始!!
    スピードのある展開で目が離せないです。

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    2011年08月11日
  • 医龍 8

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    第8巻は教授選に向けて新たな動きがあります。
    この教授選で加藤が教授になることがこのマンガのひとつのゴールだと思っています。ライバル出現ですね!

    この巻のテーマは「チームを守る」です。
    チームのためにそれぞれが出来ることを行う。レアなケースの手術をどう行うか?手術そのものを行えるか?チームの課題は山積みです。
    この課題を乗り越えた時にきっとより上のステージに行けるのでしょうね!
    「神は乗り越えられない壁は決して与えない」です。

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    2011年08月09日
  • 医龍 7

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    第7巻でいよいよ麻酔医「荒瀬」がチームに加わります。
    麻酔医が手術でこんなに重要な役割を果たしているとは思いませんでした。
    加藤助教授が提唱する「三権分立」という内容がとても興味深かったです。
    これが実際に実現している病院はあるのでしょうか?
    第二の主人公ともいえる伊集院もこの巻で覚醒しはじめます!必見です。

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    2011年08月08日
  • 医龍 6

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    第6巻のテーマは「救命救急部(ER)」です。

    あらゆる救急症状をすばやく的確に判断し、命をつなぐ。
    まさに医療現場の最前線です。
    ここで一人の「麻酔医」に出会います。
    彼は心に闇を抱えていますが、どこか憎めないところがあって、弱さもあってとても魅力的で大好きな人物になりました。

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    2011年08月07日
  • 医龍 5

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    看護師はオペ室に入ることはできてもメスを握ることはできない。
    たとえ可能な技術を持っていても、緊急事態であっても手が出せない。
    それが「医師法」という呪縛です。
    より多くの命を守るためには、その呪縛を緩和させることは時には必要なのではないでしょうか?
    第5巻は「看護師」にスポットを当てていて、看護師の立場の危うさ、大変さがよく分かりました。朝田の過去も明かされます。

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    2011年08月06日
  • 医龍 4

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    チームのいいところは「自分一人ですべてを行わなくてよい」ということだと思います。人それぞれに得意分野があって、お互いに補い合って一つのモノを作り上げる。
    オーケストラもスポーツもオペも全てチームワークが絶対必要なのです。

    第4巻はチームで行うオペのすごさがよく分かる巻です。

    外科手術では執刀医が一番派手なので注目されますが、助手、オペ看、工学士とあまり注目されていないスタッフにも焦点が当てられているのでオペというものがより詳しく分かりました。
    この巻の見どころは「バチスタ手術」です!次巻へ続くので早く続きが読みたいです。

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    2011年08月05日
  • 医龍 3

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    病院では自分の死すら自分の意思で選択できないのでしょうか?
    医療の進歩のためとはいえ、患者をモルモットのように扱うことに不快な思いを抱きます。
    救急患者にしても同じです。病院も患者を選べないように、患者も病院を選べません。病院も選べるような制度が出来れば少しは変わるのでしょうかね?

    第3巻は「社会のルールと病院のルールは違う」ということがよくわかる内容です。院内政治の黒さが際立っていて考えさせられます。現場とそうでない組織との温度差は会社と同じところがありますね。

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    2011年08月04日
  • 医龍 2

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    医療も奉仕ではなく、経営していかなければなりません。
    だから、医療機器など取引上の接待は悪だとは思いません。
    しかし、欠陥があるものを使うことは悪だと思います。
    ゴルフなどの接待もムダだと思います。

    絶対的権力を持つ「教授」

    第2巻は教授の力に逆らえない医師を多く目にします。同じ医師であり、同じ立場なのにおかしな感じです。
    でもきっとこれが変えることのできない現実なのでしょうね。

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    2011年08月02日
  • 医龍 1

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    医療マンガですが、「医療の闇」の部分にスポットを当てつつも、独特の明るさでスッキリ読めます。
    医療マンガでヒーローといえば「外科医」ですね!主人公も天才外科医。もう一人研修医も登場するのですが、彼こそもう一人の主人公といえます。
    例えるならば、ドラえもんとのび太くんのような関係ですかね?!

    バチスタ手術はこのマンガで初めて知りました。心臓疾患にしぼってもこれだけのマンガが描ける医療ってすごいです。

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    2011年10月31日
  • 医龍 25

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    あー長かった、長い戦いが終わった、という気分。朝田が主人公なのだといつから意識しなくなっただろうか。その位脇役には脇役のストーリーがあって、そのストーリーが絡み合って・・・よく考えられるなぁと、凄い。

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    2011年05月14日
  • 医龍 25

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    ネタバレ

     終わってしまうのがすごく残念ですが、とにかく最後まですごいマンガで、涙、涙でした。ずっと嫌いなままだと思った木原さんとかタラブチさんまで、最後には幸あれと思えてしまう、目をそらしたくなるような弱い面、卑怯でいやらしい面を真正面でとらえて、深いところまでえぐるので、登場人物のだれ一人として、伊集院君のセリフをかりれば「嫌いでいられるわけがない」でした。もう少し朝田と加藤先生の関係の進展をみたかった少女漫画好きの私ですが、加藤先生の「私は一人でやっていこうと思います」というセリフが、何かを得るには何かを失わなくてはならないということを知っている大人の女性の覚悟があらわれていて、一巻で加藤先生が朝

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    2011年05月05日
  • 医龍 1

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    医療漫画の中で手塚治虫さんが書いたブラックジャックと同じくらい好きな医療漫画です。

    個人的にはドラマよりも漫画の方がオススメしたいです。

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    2011年05月01日
  • 医龍 25

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    ネタバレ

    鬼頭と朝田のやりとりに残念なのにこんなにも清々しい別れの形があるのかと思った。
    そして、ついに始まった教授選本選。
    棄権1名の全会一致の結果には驚いた。
    霧島の扱いが酷かったが、あれは霧島が教授になれないことを物語っているようでもあった。

    明真を去る朝田。
    でも、今までとは違う。
    一人じゃない。
    明真には、”ここ”には本物の仲間がいる。

    ずっと、ここにいるから。

    加藤のその言葉があったから、朝田は出ていけるんじゃないか。
    またね。と言った加藤にきっといつか会いに来るだろうと。
    そう思った。

    ヘイユー
    セイユー
    エイユー

    素晴らしい作品だった。

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    2011年04月16日
  • 医龍 24

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    ネタバレ

    それぞれの手術が終わり、新たな考えや気持ちが生まれる教授候補者3人。
    この新たな局面をむかえたことによりここにきて教授選がまた新たな動きをみせる。
    ここまできてこの緊張感を保ち続けているのがすごい。
    そして、始まる教授選、目覚める野口。
    野口の最後の一言に涙した。

    本物の仲間のいる加藤はもっと高い所に行ける。
    その覚悟はあるのか、野口のつくった“最高”の医局を超えられるのか。

    精一杯、やってみなさい。

    君ならできる。僕のつくった“最高”の医局の
    意欲的な改革者なのだから。
    そんな野口の気持ちが伝わってくるかのようだった。

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    2011年04月16日