医龍 6

乃木坂太郎 / 永井明

明真大では朝田と藤吉の激論の末、第二回バチスタ手術の日取りが決定した。だが、同時期にチームの看護婦・ミキの兄である北日本大の霧島が、バチスタ手術を成功させていた！！霧島にバチスタ論文を先に発表されれば、加藤の教授への道も閉ざされてしまう…

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: ビッグコミックスペリオール
• 電子版発売日: 2012年10月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 56MB

[みなと · ★★★★★]

テンポよく場面が切り替わり、ミキと加藤助教授の場面はしみじみと、麻酔医荒瀬の登場は、これから何が起こるんだろうと、作品への興味がどんどん深まっていきました。

麻酔医は難しいと聞いた事がありますが、この巻を読んで納得。勉強にもなるマンガで、ホント面白いです。

伊集院君にしても荒瀬にしても、誰にしても、葛藤があり、それが強く感じられました。

＃泣ける ＃感動する ＃ドキドキハラハラ

[匿名 · ★★★★★]

朝田の医療チームの多数の登場人物がいろんなキャラクターがいて本当に面白いわ！それぞれの心情が丁寧に描かれていて感動する。

＃アガる

[コンツェ · ★★★★★]

先が気になって途中で読むのを止められない。
朝田が格好良すぎです。どんどん周りに味方が増えていって欲しい。
現実の世界でも、地位や名誉ばかりじゃない医師がたくさんいると信じています。

[ブクログ · ★★★★★]

第６巻のテーマは「救命救急部（ＥＲ）」です。

あらゆる救急症状をすばやく的確に判断し、命をつなぐ。
まさに医療現場の最前線です。
ここで一人の「麻酔医」に出会います。
彼は心に闇を抱えていますが、どこか憎めないところがあって、弱さもあってとても魅力的で大好きな人物になりました。

[ブクログ · ★★★★★]

ドラマにはまって大人買い。大好きな荒瀬先生の登場巻。ドラマや映画化されてる作品だと、どちらかが面白くなくてガッカリすることが多い中、ひさしぶりにどちらも面白いと思った作品。キャラクターは漫画のほうが好きかも。

[ブクログ · ★★★★★]

タダのお涙頂戴的な医療コミックじゃない。今の大学病院の現場の歪みと問題点を鋭く描き、なおかつそれに対してまったく絶望的でもないと思わせてくれる朝田の存在がカッコイイ。

[akn · ★★★★☆]

魅力的！

手術の場面はドキドキするけど、朝田先生かっこよすぎ！研修医の成長も楽しみ！25巻の大作ですが素晴らしい！

[ボリス · ★★★★☆]

麻酔医

ERから誘いを受けている朝田。彼の狙いは麻酔医の荒瀬だった。一回の報酬が百万円? 給料制じゃないんだ!? 変わり者なのはわかるけど病院内でラリってるなんて…

[ブクログ · ★★★★☆]

なんなんだろうこの今にもはち切れそうな緊迫感は。医療ものならではのものだと思う。朝田の鮮烈な生き方とは対象的な伊集院。しかし悩みながらも本当に少しずつ自分なりの答えを見つけ出して成長していく姿がとてもいい。そしてその周りでは加藤や鬼頭のような恐ろしくしたたかな人間たちがあの手この手でお互いに牽制し合っている。色々な要素が入り混じった非常に完成度の高い漫画である。

[ブクログ · ★★★★☆]

私はセンセイと兄を、　どうしても並べて見てしまうんです。
論文のために朝田先生の才能を利用し――　やがて自分の都合で切り捨てる。
真面目で堅くてどことなくモロい、　そんな性格も似てる…かな。


………そうね、　あなたから見れば何も違いはないわよね。

そうじゃないんです。
兄は医局で生き残るために、人間としての魂まで売ってしまいました。
だけどセンセイには、　決してそうなってほしくない。
あなたには医局に呑み込まれてほしくない、　そう思ってる。

私の、　恩人だから。

……？　恩人？

もしセンセイが私たちの前に現れなかったら、　今でも兄の呪縛に囚われて、
暗い海を、　二人で見てたでしょうね。

（第40幕　論文レース）