乃木坂太郎のレビュー一覧
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控訴審裁判で、少しずつ事件について語り始めた真珠。
だがその言葉の真偽は、夫であるアラタにとってもまだわからない。
最も真珠に近い存在として、彼女の過去を探るアラタ。
そんな中、「真珠が父親を殺したのではないか」という疑問を持ったアラタは、弁護士の宮前を呼び出し...
真珠は、必要な知識を得る為に必要な知識を持つ男と付き合ってた。
真珠に惹かれる男の共通点、「レオン」が好き。
真珠は、「マチルダ」。
真珠が待っていた男は、被害者家族。
真珠の父は、真珠と血が繋がっていない。
「首は見つからなくていい」の意味とは?
そしてあることをきっかけに、真珠の心が大きく動く! -
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未だに死体の一部が発見されない遺族からの依頼で、連続殺人鬼・品川真珠からそのありかを聞き出すべく拘置所へと通う夏目アラタ。
真珠の気を惹くために思わずアラタが口にした「結婚」という言葉をきっかっけに、ふたりの腹の探り合い、駆け引きはヒートアップする!
ある方法でアラタを追い詰める真珠。そしてついに、ふたりの結婚は「一線」を超える…!?
担当弁護士の宮前だけでなくアラタの同僚の桃ちゃんも、真珠に取り込まれる。
真珠の控訴審裁判で明らかになったのは、最初の弁護士に黙秘を勧められ、真珠も裁判を早く終わらせる意向だった。 なぜ真珠は、事件のすべてを話さないのか? -
Posted by ブクログ
未だに死体の一部が発見されない遺族からの依頼で、連続殺人鬼・品川真珠からそのありかを聞き出すべく拘置所へと通う夏目アラタ。
真珠の気を惹くために思わずアラタが口にした「結婚」という言葉をきっかけに、ふたりの腹の探り合い、駆け引きはヒートアップする!
そしてついに、事件に関する黙秘をやめ、語り出した真珠。彼女は本当に犯人なのか、それとも…?
担当弁護士だけでなくアラタの同僚の桃ちゃんすら相手を挑発しホンネを引き出し取り込もうとする真珠のサイコパスぶりレクター博士張りの底なし沼のような恐ろしさがあると同時に、守りたい庇護欲や多面体のミステリアスな面があって魅力的。
真珠が語る「自分は無実」という話 -
Posted by ブクログ
児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢など抱いていない30代・独身。
彼はある日、担当児童・卓斗から「父を殺した犯人に代わりに会って欲しい」という依頼を受ける。
犯人の名は品川真珠。【品川ピエロ】と呼ばれる有名連続殺人犯だった…!!
卓斗になりすまして品川真珠と面会し見つかっていない卓斗の父の首のあり方を聞き出そうとするアラタだが、正体を見透かされ咄嗟に禁断のひと言を口にしてしまう!
「品川真珠、オレと結婚しようぜ!」
面会室のガラス越しに展開される、相手を信頼させてバラバラ遺体のあり方を聞き出そうとするアラタと相手の心理を読み取り込もうとする真珠のスリリングな心理戦、品川真珠の頭脳明晰で -
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少女のような
少女のような猟奇殺人犯。
しかし被害者の息子はどういう神経なんだろうなぁ。
本当に純粋に遺体の場所を知りたいだけには思えない。 -
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重苦しい巻でした。個々のドクター、登場人物の複雑な事情が重なりあって、いろいろ考えさせられました。
オペ中に、オペ室に保育園からの電話がかかるのはびっくりです。本当に?
産休も育休も、地位維持のために不可能となれば、子供は持てない。
職種、また病院により違いはあるかもしれませんが、現実をつきつけられたような気がします。
私の通っている歯科は院長先生が女医さんで、小さいお子さんの子育て中で、週に一度だけ勤めている女医さんもいます。
そろそろお腹の目立ってきた女医さんは、マタニティのユニフォームを着ていました。
院長が女医ならではのはからいもあるのかもしれません。
心臓外科医と個人の歯科では違 -
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瞬間
アラタが何をするつもりかはわかっていたけど、
アラタ自身にも何か暗い影のようなものがあったとは。
その瞬間の心の動き。間違いなくクライマックスだと思うが
最終巻でまだ何かあるのか!? -
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不思議な心理戦
ピエロの格好をした女性の殺人鬼はちょっと珍しそうです。面会でのやり取り等、虚実の境界線で危ういところを綱渡しているかのようでした。
担当弁護士経由でも新たな事実が出てきたりで、医龍の作者だけあり、作品は盤石そうです。
ただこの作品、小学館系マンガアプリでは読めないんですよね……。
(白骨化した遺体の一部も出てきていますし、真犯人なのでしょうが、田中ビネー式知能検査の結果が途中から劇的に改善しているというのも謎ですしね。さすがに上手い方です) -
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虚々実々のやり取りとか
前半は選挙改革関連の攻防で、ERの鬼頭教授とかも含めて駆け引きがかなりあり、これはこれで面白かったです。タヌキ同士の騙し合い、化かし合いというか。
伊集院医師の宿直回も、彼がきちんと成長しているのが分かる良エピソードでした。呼ばされて対処した医師にも誉められていて、結果的に朝田医師の指示と同じ措置で患者(拡張型心筋症でかつ完全内臓逆位)の赤ちゃんを助けていましたし。
ただ、カテーテル検査(循環器内科医が心臓でする検査)が出来ないのは痛手で、案の定、開胸してから対処しきれなさそうな血管が見つかるところまで。気になるヒキです。