石川優吾のレビュー一覧
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表紙のかんじとはちがうかも
全巻読んだ。
本屋の平積みでちょっと気になってたけど、絵的にエログロナーバス漫画かと思って躊躇してたのだけど、その点、割と健全でそんなに暗くなる話じゃなかったのはよかった。
ただ、なんかいつも戦ってるのだけど、その意義というかなんでそんなストーリーにしなくちゃいけないのかよくわかんなかった。とくに中盤から。
戦闘ものやりたいならそーゆー漫画にすればいいのになー、というくらい大筋とあんま関係なく戦ってる感じ。
基本設定は斬新で面白いから、もっとなんか違う展開にできなかったのかなー。。
でもとくに前半は面白いし、一話一話は結構読ませるので、ドラゴンヘッドとか好きなひとにはいいかも! -
Posted by ブクログ
ネタバレ“時間”をテーマに扱っているSFは数あれど、この作品はその“時間”が、“黒い
水”という特徴的な表現になっています。
“黒い水”は万物に時間を与えながら街から街へ移動し、生命は歳をとり死んでゆ
くが、何らかの理由で“時間”が見える人間は、それから逃げることで、歳をとら
ずに生き続けることができるそう。私たちは知らないうちに“黒い水”に浸かって
いるということですね!
主人公スーとマンション最上階の住人たち、そして屋上に潜んでいた、何百年も
“時間”から逃げ回っている子ども達が、過去や未来に(なぜかマンションごと)
タイムスリップするお話です。どうやらこの子ども達が物語のキーになってくる
ようです。
スーたちは自分たちがいた時代に戻るため、子ども達はそれぞれの目的を果たす
ため、協力したり争ったりしながら、生き残り合戦を繰り広げてゆきます。
巨大昆虫と戦ったり、戦国武将と戦をしたりと、バトルシーンも豊富。異常な状
況下で、登場人物たちが、いかに恐怖や葛藤を乗り越えるか、自分の保身に走る
か仲間を助けるか、厳しい選択を迫られる場面が何度も訪れます。さまざまな危
機に直面して、強く成長したり、臆病になったり、どんどん変化してゆく心のよ
うすに注目です。
現実ではへタレ、ゲームの世界では最強のおじさん。終始ビビリながらも、ここ
ぞで男と大人の意地をちら見せするそんなおじさんがお気に入りです。
まだまだ物語りは途中なので、ここからの展開に期待☆です!
ハラハラドキドキミステリー&サバイバルアクション的なものが読みたい方にオ
ススメです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ犬と人にまつわる連作集。
静かに時間が流れていく様子に、心がじわじわと締めつけられました。
「犬を迎える」
様々な犬と暮らし、別れを繰り返してきたある家族と犬との生活を淡々とつづった話。
犬を通じた家族や人間同士のやり取りが心に沁みました。
「うちのいぬのこと」
ある漫画家の犬との暮らしの記録。
犬に対する特別な愛情表現は無いけれど、優しさを感じる作品でした。
「招かれざる犬」
勤務先の守衛さんが会社で飼っていたヨボヨボの犬を、守衛さんの定年を機に引き取ってきたら・・・
一番好きな話です。
ヨボヨボ、ガリガリで舌も鼻水も出っぱなし、おまけにおならもし放題という汚い犬の描写が見事で、こんな犬を貰ってこられても・・・と困惑する家族に同情出来ます。
「ある犬の物語」
空き缶を拾うのが好きな犬。周りが騒ぎたてたり、環境が変わってもそれは変わらなかった。
犬は何も変わらないのに、周囲の人間の態度だけが変わる。犬の静かな意思表示に胸をぐっと掴まれました。