島本和彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
炎尾の発するメッセージが熱い。熱すぎる。熱すぎて、胸がふるえた。島本和彦という作家は本当に血と汗と炎をつぎこんでマンガを描いているのだなあ。特に次のメッセージはマンガ家になりたい者に、何よりも力強く、夢と勇気を与えてくれる。
「プロというものはだ!!」
「絵がうまいからなれるもんでも……
話作りが面白いからなれるもんでもない!!」
「要は――」「なったもん勝ちだ!!」
「やればわかる!!」「やらなければ、」「一生わからん!!」
人間の、思い込む力というのは、それだけで大きなエネルギーになるのだ。
「マンガ加とは――」「自分が信じたウソを人に伝えていく仕事だ!」
「自分の信じているウソは――」「 -
Posted by ブクログ
巻を重ねるごとに疾走感が増し、読むと元気になれるマンガ。マンガってすばらしい!!
『おれたちはプロだ!!』
マンガ家になりたい少年が、ラジオ番組を介して炎尾の仕事場にやってくる。「自分にとって納得のいく仕事をやりとげる!!これがプロの姿勢ではないかな!?」だがしかし、“納得と妥協のせめぎあい”が現実のプロの姿。 締め切りという制限、ぎりぎりの極限の中で納得のいく作品を創りだそうとする熱意、意欲!それがプロの姿なのだ!!
『つかみそこねていた夢』
炎尾が過去に描いていたデタラメテニス漫画を読んでテニスを始めたというテニスプレイヤーから電話がかかってくる!準決勝を前に電話をかけてきた彼女に炎尾 -
Posted by ブクログ
『必殺したいあいつ』
パクった訳ではないのに何故かネタがかぶっていたという現象はたしかに存在する。その現象は、地上にふりそそぐアイデア波を個々にキャッチしてしまっている所為だったのか!目から鱗!!
『そしてFAXに魂を込めた』
「悪口を送っても、決して番組がプラスのほうに変わるわけではないしな……そんなことは、おれにもよくわかっている!!」
私は悪口を送ったことはないけれども。そうよね、ダメ出しするだけでは駄目なのよね。。
『マンガとチャンピオンシップ』
TVチャンピオンっぽい番組のマンガ選手権に出ちゃう炎尾!!これめちゃ笑った!炎尾の暴走行為も、マンガを愛するためがゆえ。
『15年目の