吉田秋生のレビュー一覧
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購入済み
人を思うということ
アニメを視聴し、あまりに素晴らしかったので漫画を購入しました。アニメのプロデューサーの女性は子供の頃読んだこのバナナフィッシュを手がけたいと、長い年月の末に製作に至ったということですが、作品の持つ生命力に何度見ても圧倒されます。19巻はアッシュの命が尽きる場面と、ショーターとの出会い、そして亡くなってから10年の月日を数え、姪の暁が訪問したときのことが描かれています。
シンがたくましく成長していて嬉しかった。彼はショーターのあとを引き継いだ時も理性的に物事を見れるタイプでした。
壮絶な人生を送ったアッシュ。英二の愛情に幸せな夢を見ながら眠りにつくことができたこと、思い返しては泣けてしま -
ネタバレ 購入済み
出逢いに感謝
ブランカから見たアッシュ、伊部さんから見た英二の、それぞれの少年時代の思い出が描かれています。
ブランカは久しぶりに見かけたアッシュが、英二と心から楽しそうに語らっている様子に驚きます。幼少の頃に強姦され、男娼となり、ゴルチィエのところに来たアッシュ。ブランカの回想の中でアッシュはいつも怒りと恐怖に震えていました。一方、英二は才能のある棒高跳びの選手でしたが、スランプに陥り、跳ぶことができなくなってしまいました。苦しんでいる英二を伊部さんがアメリカにカメラマン助手として同行させていたのです。この二人の背景を、この20巻はより深く私たちに教えてくれています。
巻末に「うらBanana」という -
無料版購入済み
懐かしすぎ…!
あーー
めっちゃ流行ったよなぁあ!!
当時の思い入れが強すぎて今初見だとどう思うのかとか
もー絵が独特すぎて最近の人にはどうなんだろうかとか加味できません。★5しかつけれない。 -
購入済み
ストーリーも絵もとてもいとおし
かりそめでできたような家族がかかわりを深めることによって本当の家族になってゆくという成長物語ではあるが、その一つ一つのステップがとても いとおしい。
決して流麗とは言えないが柔らかな暖かさのある絵がストーリーと一体となって良い雰囲気を作り出している。