吉田秋生のレビュー一覧

  • YASHA 夜叉 12

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    名作。ウィルスとの闘い

    漫画史の名作「バナナフィッシュ」の作者の、これまた名作。高齢者を死に追いやるウィルスとの闘いがコロナ禍に読むと何ともいえず…。もうすごい前の漫画なのに、むしろコロナ禍を見てきたような先見性。この作者さんの洞察力がすごい。
    そしてアクションや友情ドラマだけをとってみても面白い。
    残念なのが、紙の漫画を素人がスキャンしたかのような画質の粗さ…。他の電子書籍でここまで粗いの見たことない。可能なら直して欲しいです。

    #感動する #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2023年07月16日
  • 詩歌川百景 3

    購入済み

    もう少し明るくできないかな

    還暦過ぎのおじさんですが、海街が好きで時折り読み返してます。ので、映画版はイマイチ感が強いです。
    この話は海街のスピンオフ的に始まりましたので海街ロストしていた私は喜びました。ですが、どうにも読みにくいです。そのように描いているのでしょうが、もう少し肩の力を抜いて読みたいです。藤沢周平の士道小説が好きなのですが、用心棒シリーズなどの後期のものに特化されます。それはユーモアがあるからです。作者自身が語っていますが、暗い気持ちを全て吐き出したらもっと明るい話を書けると思ってきた、と。ですので吉田さんにも、そのような話を期待します。

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    2023年07月08日
  • BANANA FISH #3

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    漫画読んでアニメも見て最後を知ってるけど、やっぱりつらい。
    アッシュ、英ちゃん、ショーターの3人が仲良く過ごしてる日常をかえしてくれ。

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    2023年07月07日
  • 詩歌川百景 3

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    ネタバレ

    一本松世代はまだ子どもなのに大人びていて、お互いに刺激を受けながら支え合っている姿が大好きです〜〜〜。和樹視点で進んでいくけど、相手のことも自分のこともたくさんたくさん考えていて本当に勉強になります…私自身もそうだよね〜とかハッとする場面とか頭を整理しながらだったのでこの一冊を読むのに3日かかってしまいました…恥ず〜

    風太がすずに渡した神鳩土鈴がまた男性から女性へのプレゼントとして出てくるなんて…粋すぎる。
    浅野の墓参りのことは詳しく描かれてないけど、和樹が話す2番目の姉の旦那が〜で妄想がめちゃくちゃ膨らんで嬉しくて嬉しくて爆発しそうです。笑笑

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    2023年06月30日
  • 詩歌川百景 3

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    ネタバレ

    3巻を読んで
    お?鎌倉に行ったんだ?
    きゃー良かった!
    え?妙の父親はダレ?
    宮本さんか?と思ってしまった

    今回も名言てんこ盛り!
    「悪意のある人だけが
    毒を盛るわけじゃない」
    「盛ってる本人にも
    自覚のない毒もあるのよ」by妙

    「無知と警戒感が限界に達した時 
    共同体は牙を向く」
    「お前にそんなセリフを吐かせるような
    世の中じゃいけないんだ」
    「政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)ってのはきれい事だが 
    きれい事を言い続けなきゃならない時も
    あるんだ」by宮本さん

    くーっ、かっこいい!
    うんうんと頷きまくる
    宮さんや倉さんに見守られ
    成長していく和樹たち
    浜田さんが出てきてご縁

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    2023年06月30日
  • 詩歌川百景 3

    購入済み

    深みがいいです

    人物像がとにかくしっかりしているし、前作の「海街ダイアリー」の後日談があったりで、のめり込んで読みました。別の意味での田舎に住んでいますが、山の集落の良いところと不便なところがキチンと書かれていて、同感できました。

    #深い #切ない #癒やされる

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    2023年06月29日
  • 詩歌川百景 1

    購入済み

    やっぱり素敵です

    海街ダイアリーのスピンオフ的なところが読んでいて関わり合いを思い出しながら読めて深く読み込めました。前作の見えなかった所が気になってまた海街ダイアリーを読みたくなりました。

    #アツい #切ない #深い

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    2023年06月27日
  • 海街diary

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    ネタバレ

    4姉妹のうちの、幸とすず、特に良かったな。

    物語に登場する前の、彼女たちの過去が立体的に浮かび上がるような気がして。

    友人は映画を勧めていたが僕は、

    コミック→映画→脚本→小説 の中の小説を読んだ。

    実際にはなかなかあり得ない家族構成かもしれないけれど、

    血のつながりがなくても、心の壁や距離がちょっとずつ取り払われていく様子は、

    自分にも周りにも、厳しいなぁ、と感じる日々の生活の中で、

    ああ、巡り逢えてよかった、と思える物語だった。

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    2023年06月25日
  • イヴの眠り 1

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    YASHAの続きが気になって。
    アリサ、強くてカッコイイな。さすがあの両親の子だ。
    シンの子も登場~。名前が覚えづらいw
    全然静とは違う、静のクローン…また大変なことが起こりそう。

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    2023年06月23日
  • 海街diary 9 行ってくる

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    姉妹4人の優しい物語が遂に完結。
    それぞれの人物描写や会話の言葉選びがさすがの丁寧さで、読み終えてしまうのが惜しかった。
    最終巻の巻末にすずの昔の家族の物語が1話挟まれていて、多分これは今連載されている作品の1部だなと思った。
    まだ海街diaryの余韻が残っているので、少し時間をおいてからそちらも読んでみようと思う。

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    2023年06月21日
  • 詩歌川百景 3

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    新刊を読み終えるたびに、次の話が読みたくて仕方がなくなるシリーズ(^^;)でもなかなか次か出なくて…(-.-)と思うけれど、毎回濃厚(濃密?)だから良いか(^^;)そんな今回もかなり濃い(゜゜;)確かに「いろいろなことがあった夏だった」(*´ー`*)海街diaryの皆さんの近況がちょこっと出てると、海街diary再読したくなる(^^)かじか兄弟の今後に期待!(。^。^。)

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    2023年06月21日
  • 詩歌川百景 3

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    「自覚なき悪意」をめぐるエピソード。ヒロインの涙の理由も明かされる。
    ところで今回は「海街diary」からチカちゃんのご主人であある浜田さんが登場。「海街diary」を読んでる時はまったくそう思わなかったけど、類くんの冷徹な目からは「女子アルバイトに手を出したと・・」と評されるのには笑ってしまった。

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    2023年06月20日
  • 詩歌川百景 3

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    お待ちかねの第三巻。毎回「ほんっとーにそうだよね~」とうなずきまくりの名言が登場する。今回は秋成さんの言葉がしみた。
    「無知と警戒感が限界に達した時、共同体は牙をむく」
    「『政治的な正しさ(ポリティカルコレクトネス)』ってのはきれい事だが、きれい事を言い続けなきゃならない時もあるんだ」
    イナカっていうものをよく知る大人にしか言えないセリフだと思います。ほんとそうだよね。

    第12話で浜田さん登場!これは嬉しい。しかもなんだかすごくカッコイイ役回りじゃないの。西野さんを一瞬チカちゃんかと思ったのは私だけじゃないはず。あと、よっちゃんのことがちらっと出てきてた。「家族で来ててにぎやかだった」とな。

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    2023年06月12日
  • 海街diary 9 行ってくる

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    詩歌川百景へ続く大河ストーリー

    詩歌川百景三巻まで読んだところでこの本を読み返してまた感動しています。すずちゃんの高校以降に有りそうなドラマが、今後サブストーリーで展開してくれることを楽しみにしています。

    #泣ける #癒やされる #感動する

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    2023年06月12日
  • 詩歌川百景 3

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    谷間の緑豊かな温泉町・河鹿沢。老舗旅館で湯守見習いとして働く和樹と大女将の孫娘・妙、そして幼なじみ類と剛と…小さな温泉町を舞台に描かれる群像ドラマです。

    1年4ヶ月ぶりの新刊!首を長〜くして待ってました。あまりにも久しぶりだったので、いろんな設定や伏線がうろ覚えで『海街diary』の最終巻から引っ張り出してきて読み直しちゃいました。うん、やっぱり吉田秋生さん、すごいなぁ〜深いなぁ〜しみじみ大好きです。

    前半はリンダこと類がメインのお話でした。悪気のない無自覚な毒にもいろんなパターンがあるよね。倉さんもかっこいいけど、宮さんもかっこいい。信頼できるかっこいい大人に、ちゃんと自分もなれてるかし

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    2023年06月11日
  • 詩歌川百景 3

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    大河ドラマ作品

    この作品読了後、海街diaryを読み返してしまった。浜田さんの男前が3倍増しになっていて、頼もしいです。すずちゃんのドラマは続いていると思いました。祭りの様子や自然の良さも伝わり、吉田秋生先生の世界にどっぷりとはまりました。

    #感動する #切ない #癒やされる

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    2023年06月11日
  • 詩歌川百景 3

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    子どもは大人が思う以上にいろいろな事を感じて考えている。
    これは子どもだけに限らず、会社において若手に対しても感じて気づかされたことだ。
    「あなたのことを思って」や「あなたのため」に騙されてはいけない。そんな言葉で相手を縛ってはいけないと考えさせられた。
    妙ちゃんや莉子ちゃんが傷ついた「当事者なのに自分だけが何も知らされていなかった」は誰しもが経験があるのではないだろうか。もしくはこれから経験するかもしれないことだ。
    これは相手が思いやりだったり、もしくは自分が優位に立ったりといろいろな思いがあったりだけど、思いやりで自分の身近な経験としては「病気の告知」かな。
    本人が知ったら傷つくだろうから

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    2023年06月11日
  • 詩歌川百景 2

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    書店で3巻が平積みになっているのを見て2巻が出ていることを知り、慌てて探して購入。2022年2月に発売されていたことを知り、愕然。
    そんな訳で1巻からだいぶ間が空いてしまって登場人物欄やこれまでのストーリーを読んで記憶を呼び起こす……が、和樹の弟、智樹と守がごっちゃになっていたり、パワハラの件を思い出せなかったり……。
    けれど「対岸の桜」で昔を懐かしく語る初江さんの表情とか、最近はそちら側になりつつあり、若者の成長を見守るのは尊いなと思ったりしている。
    悩んだり、感動したりなどは心が若くないとできないな、と。
    民子さんの花嫁道中の思い出話とか、同じようなことで悩む主人公たち。倉さんのような懐の

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    2023年06月11日
  • 詩歌川百景 3

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    やはり吉田秋生。アラ古希なのに

    アラ還である私がJKからファンの吉田秋生先生。
    地方自治体のしがらみ、それぞれの人生にある澱をしっとりと描いて胸に沁みる。読者がご自身の澱に気がついて、何か得るものがあればいいなと思える良書です。
    海街diaryのキャラが登場するのもいいですよね。
    スピンオフでいいので、海街の4姉妹がどういうふうに結婚して家庭を持ったか読みたいなあ。

    #切ない #泣ける #癒やされる

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    2023年06月10日
  • 海街diary 9 行ってくる

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     これが最終巻です。第1巻から楽しみに買っていました。映画化されると聞いたときは、やめてくれと思いました。でも、監督するなら是枝裕和監督ならいいかなと思っていたら、そうなりました。そして海街の世界を壊さず、是枝監督らしい映画になっていました。広瀬すずという女優を発見しただけでもすばらしい映画。梅酒のエピソードもしっかり入っていて良かった。コロナも落ち着いたので、初夏には鎌倉にロケ地巡りしたいですね。

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    2023年04月26日