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素晴らしい文学作
名作「海街ダイアリー」のスピンオフと言う枠を超えた、晴らしい話です。19の頃、「吉祥天女」に心震えて以来、吉田秋生さんのファンなので、大女将を慕う倉さんの気持ちも分かります。登場人物がみんなリアルなのがすごいです。
Posted by ブクログ
書店で3巻が平積みになっているのを見て2巻が出ていることを知り、慌てて探して購入。2022年2月に発売されていたことを知り、愕然。
そんな訳で1巻からだいぶ間が空いてしまって登場人物欄やこれまでのストーリーを読んで記憶を呼び起こす……が、和樹の弟、智樹と守がごっちゃになっていたり、パワハラの件を思い出せなかったり……。
けれど「対岸の桜」で昔を懐かしく語る初江さんの表情とか、最近はそちら側になりつつあり、若者の成長を見守るのは尊いなと思ったりしている。
悩んだり、感動したりなどは心が若くないとできないな、と。
民子さんの花嫁道中の思い出話とか、同じようなことで悩む主人公たち。倉さんのような懐の大きい、子どもにそっと寄り添ってくれる大人、子どもと同じ目線に立って醜い嫉妬をぶつける大人、いろいろな登場人物がいる。
麻椰子さんとは仲良くなれそう!
「いい人」と戦うのはキツイ。いい人に反論するとたちまち悪者のようになってしまうし。
「いい人」の中には決して良い人じゃなくて、「良い人に見える人」もいる。
自分をいかに「良い人」に見せるか、見せ方がうまい人ってだけなんだけど。こういう人が他人の足を引っ張るのが好きなんだよね。言動が薄っぺらいのに惑わされるのよ。戦い方大事。麻椰子さんがその後どうなるのかも小話でいいので知りたいな。
Posted by ブクログ
「当然だけどあたしたちにもあんたたちぐらいの頃があったのよ」「すべてがキラキラしてたわけじゃないけれど」初江ママ
この言葉の意味が2巻最後にわかるなんて…すごい。当たり前のことを言ってるからまそれはそうよね〜とだけ思ってたけど。それぞれ抱えてるものが大きい人は落ち着いてて大人っぽい。懸命に生きてるあんたたち幸あれすぎる。
それとこの漫画読むと温泉入りたくなる〜!元から温泉好きだけどもっと大好きになった!1人でゆっくり入って整理するのも、人と一緒に入って深い話をしてついのぼせちゃうのも(ダメだけど)、家のお風呂じゃ足りないんだよなあ。あとまーこ姉ラブ
Posted by ブクログ
「恋は突然やってくる
そして苦悩が始まる」
by林田類(幼なじみ4人組の1人)
2巻目は1巻目よりも更に充実した一冊だった。「健康で文化的なー」とこのシリーズだけは、新刊を買って読むことにしている。と前巻の時に決めて、私の目利きを誉めてあげたいと思った。
東北の川沿いの小さな温泉街に住む幼なじみたちの、次第と大人になって、恋をして、社会人になって、人生を刻んでゆく様が愛おしい。そしてまさかの「現代的な」四角関係。
温泉街なので、訳ありの人が自然と集まるようだ。子供たちの親は一様に訳ありで、登場人物たちの家系図を作らないことには、これからの展開を予想できない。そう思って、今回作ろうと思っていたけど、やはりかなりややこしくて、次巻まで持ち越すことにした。ネットカフェに寄って、彼らの子供時代が少し描かれている「海街diary」を紐解かなくてはならないと思ったからである。もっとも、それがわからなくても十分面白い。
温泉街なので、河鹿鳴く川を守ろう活動や、願かけ桜や、消防団の活動や、夏越の祓えや人形流しなどの民俗行事は、住民は熱心に行なっている。そういう日常生活は丁寧に描かれ、大きな事件はまだ起きない。それでも、それだからこそ、そしてマンガだからこそ、何度も読み返して、コマの隅や、行間ならぬ枠間や、登場人物の表情に新たな発見をする。今年の漫画賞の最右翼だと思う(←気が早い)。
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