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十代の楽園を描く吉田秋生青春コレクション
進学校をドロップ・アウト、転校先の三流校には風変わりな幼馴染みと個性あふれる友との出会いが待っていた。失恋、友情、初体験……。楽園のまん中から外の世界へ歩き出す10代の終りの微妙な季節を描いた黄菜子・恭一シリーズをはじめ、高校野球少年の熱血「最後の夏」など、太陽がまぶしい生成堂々の青春期全8篇。
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Posted by ブクログ
ガラスの靴で踏むステップ 漫画自体初心者で、この漫画は友達に勧められて購入しました。
最初に感じたのはとても切ない感覚です。友人や、家族などのありがちな日常を描いているのですが、それがとても繊細に描かれているのでびっくりしました。この本はいくつかの短編集からなるオムニバス形式です。私がもっとも心を打たれたのは、文庫のタイトルにもなっている「夢みる頃をすぎても」という短編のラストの場面で、ガラスの靴を履き好きな人とステップを踊りたいという漠然とした理想を語るところです。そこで、主人公はこうも思います。「みんなガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいる」(p.197)みんな、あやういステップを踏んでいる。私たちも一回限りのかけがえのない人生を、取り返しのつかない時間の中で日々、ガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。流行りの歌で、つないだ手を離したくないという表現がよく見られますが、これは、つないだ手を離すと相手がどこかに行ってしまうかもしれない。どこにも行ってもらいたくない。この時間が永遠に続いてほしいという気持ちの表現でしょう。しかし、時間は流れ、現実は変わる。その変わりゆく現実の時間の中で、私たちはガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。。
いつになったら、美しく踊ることができるのでしょうか(^^;)。
Posted by ブクログ
青春時代は人によってその時期はそれぞれであろう、中学時代、高校時代、大学時代など。仲間とバカをやったり、今から思えば何であんなに恋愛に悩んだのだろうか、と。
吉田秋生と言えば『吉祥天女』だろうが、実は青春物を描かせればピカ一。本書の数年後の話が『河より長くゆるやかに』だ。こちらに関しても後に書評する。男子は、いつもサングラス姿の恭一と、サルこと猿渡、美形の緑川。女子は蓮黃菜子、葉月今日子、空子。大学受験や恋愛、友達の彼氏彼女に気があるが友情を大切にする。家元は男子中高校生しかも寮生だったこともあり、そんな青春に憧れた。
併載は『ジュリエットの海』、『解放の呪文』、『最後の夏』。
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少女・女性マンガ
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