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十代の楽園を描く吉田秋生青春コレクション 進学校をドロップ・アウト、転校先の三流校には風変わりな幼馴染みと個性あふれる友との出会いが待っていた。失恋、友情、初体験……。楽園のまん中から外の世界へ歩き出す10代の終りの微妙な季節を描いた黄菜子・恭一シリーズをはじめ、高校野球少年の熱血「最後の夏」など、太陽がまぶしい生成堂々の青春期全8篇。
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Posted by ブクログ
杉本さんの『Birthday』と同じ感触の吉田秋生さん『ジュリエットの海』も凄く好き…最近はハッピーエンドが基本なBLだが、この頃は(同性愛と言う手前)結ばれない気持ちをこうやって昇華していた、と言う作品が結構あった。片一方が死ぬ事でその感情を永遠に「閉じ込める」と言うような…。最近は性的な発情を合...続きを読む図みたいな言葉で出してしまうが、この作品ではなんでそうなるのか本人にも解らないままに哲郎が透に対して「欲情してしまった」と言っている。
吉田秋生のまんが。絵柄も言葉遣いもむかしのものになってしまったけれども、今でも素晴らしい一冊。高校から大学受験、そして卒業を迎えるころの仲間たちのはなし。仲間でワイワイやりながら朝を迎えたあの日。恋をしたり横恋慕したり喧嘩したりしたあの日。受験のプレッシャーにどうにかなりそうだったあの日。あーもうも...続きを読むどれないあのころ。なんでこんなにさらっと描けるのかしら。傑作。
受験ノイローゼで進学校をドロップアウトした猿渡基が転校先でお気楽に生きる奇人たちに出会う。 言うまでもないことだが、吉田秋生さんは青年期の内面描写が上手い。本当に達者。 特にこのマンガだとポエムめいた独白が素敵。 もうね、横恋慕の痛みとかね、きますよ。きちゃいますよ。本当、相手の恋人が嫌な奴なわけ...続きを読むでもないから憎むわけにもいかないしね。どないせ言うねんてね。 …あ、いや、ちょっと昔のこと思い出しただけっす。ちょっと酒飲みたくなっちゃっただけっす。 そういえば、ラリー・カールトンを知ったのはこのマンガだったなぁ。
長篇に入る前に短篇を一通り。ということで。ハッとさせられるような場面が随所にあって、それはもうただただ感嘆するしかないです。最後のスポーツもの二篇で新たな一面が見えた気がする。やっぱりこの人、男なんじゃないだろうか。なんでこんなに男がわかるのだろうか?信じられないよ。。ロマンチスト。(06/2/9)
ガラスの靴で踏むステップ 漫画自体初心者で、この漫画は友達に勧められて購入しました。 最初に感じたのはとても切ない感覚です。友人や、家族などのありがちな日常を描いているのですが、それがとても繊細に描かれているのでびっくりしました。この本はいくつかの短編集からなるオムニバス形式です。私がもっとも心...続きを読むを打たれたのは、文庫のタイトルにもなっている「夢みる頃をすぎても」という短編のラストの場面で、ガラスの靴を履き好きな人とステップを踊りたいという漠然とした理想を語るところです。そこで、主人公はこうも思います。「みんなガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいる」(p.197)みんな、あやういステップを踏んでいる。私たちも一回限りのかけがえのない人生を、取り返しのつかない時間の中で日々、ガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。流行りの歌で、つないだ手を離したくないという表現がよく見られますが、これは、つないだ手を離すと相手がどこかに行ってしまうかもしれない。どこにも行ってもらいたくない。この時間が永遠に続いてほしいという気持ちの表現でしょう。しかし、時間は流れ、現実は変わる。その変わりゆく現実の時間の中で、私たちはガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。。 いつになったら、美しく踊ることができるのでしょうか(^^;)。
青春時代は人によってその時期はそれぞれであろう、中学時代、高校時代、大学時代など。仲間とバカをやったり、今から思えば何であんなに恋愛に悩んだのだろうか、と。 吉田秋生と言えば『吉祥天女』だろうが、実は青春物を描かせればピカ一。本書の数年後の話が『河より長くゆるやかに』だ。こちらに関しても後に書評する...続きを読む。男子は、いつもサングラス姿の恭一と、サルこと猿渡、美形の緑川。女子は蓮黃菜子、葉月今日子、空子。大学受験や恋愛、友達の彼氏彼女に気があるが友情を大切にする。家元は男子中高校生しかも寮生だったこともあり、そんな青春に憧れた。 併載は『ジュリエットの海』、『解放の呪文』、『最後の夏』。
女の子的。 重たい風船を持った天使なんだもんね。 「あの子、あんな高いヒールを履くようになったのよ」だとか、 「いきなりフルコースなんてありだと思う?!」とか。 その手の会話。 したことあるけど。 むしろ何で、最近はそういう話してないんだろうか、私。 (あ、でも「・・・つらいわね、あなたも。...続きを読む」とかいう台詞はけないわ。なんか。)
「どうすれば自分の哀しみをそんなやさしさに変えてしまうことができるんだろう」(149p) 一昔前の青春群像劇。登場人物の髪型がまず昔!言葉が昔!でも、やってることや考えてることはおんなじ。そんな感じの大学生生活。 女の子がとてもかわいいと思います。心が、かわいらしい。
「河よりも長くゆるやかに」と並ぶ、吉田秋生の‘若さ‘と‘現実‘を描いた物語。 こちらは共学。大学受験から大学生に至るまで、です。青春の色あせないきらめきや苦悩がが描かれています。思春期の若者は美しいですね。傷ついても明るく、前をむいていく姿には、なんだか懐かしさを覚えることでしょう。
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