平塚柾緒(太平洋戦争研究会)のレビュー一覧
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購入済み
泉くんの過去もみれて映画で足りなかった部分を埋められてます。
ここまで遺体を傷つけて…双方、時代、教育、環境等でここまでひどいことするんだよね。と再認識しながら
読み進めています。 -
購入済み
映画を見て・・・アレ?むちゃくちゃ想像しないといけない・・・あったことはなんとなくわかるけど、
個々に感情移入もあんまできない・・・って思いマンガを買いました。
3巻までは無料だったので読んでみて、やっぱ読まないとダメだ!と思ってので最後まで買います。 -
無料版購入済み
重い
無料で3巻まで。
アニメ映画化で今話題となっている作品だが、当初はこの絵に違和感を感じていた。
あまりにもデフォルメされ過ぎた「かわいらしい」キャラ。
ベトナム戦争を扱った「ディエンビエンフー」というマンガ作品があり、これがあまりにもかわいらしいキャラクターと現実離れした内容から個人的に好きでは無かったため、本作に対しても「間口を広げるためだけのかわいい絵だろう」と思ったいた。
が、読み始めるとすぐにその考えが甘かったことがわかる。
内容は非常に重く、リアリティ溢れるもの。
正直、これを普通の絵で描くと読み進めるのが困難なレベルだったと思う。
これはデフォルメキャラで正解。
しかも、デフォ -
Posted by ブクログ
太平洋戦争末期の激戦地の一つ、ペリリュー島。玉砕も許されず、来るべき反転攻勢に備えて持久戦を強いられた兵士たち。糧秣も底をつき、敵と戦うよりも食糧を探す日々。仲間同士の諍い、病気や怪我により失われる命。生きて故郷に戻れる確約もなくひたすらに耐え忍ぶ姿。
終戦の事実も知らされず、戦後一年半も隠れ、生き延びて故国日本に帰り着いた兵士は僅か34名。
この辛い事実が何処かほのぼのとした絵で描かれていることが救い。生きて共に日本へ帰ろうと誓い合い、助け合った田丸と吉敷の友情に胸が熱くなった。若き指揮官島田少尉の葛藤と後悔は想像するだに苦しい。
終戦記念日を前に、この作品を読み通せてよかった。 -
無料版購入済み
φ(。_。*)
発売された当時、読みたくて手に取った。
が、絵の可愛さが癪に障り読まなかった。
現在になり改めて開いてみて読もうかと。
で、絵の可愛さが愛し哀しくて読んでる。 -
Posted by ブクログ
最初の3巻ほどで、もういいでしょ、と思ってしまう。戦争は人類が犯している最大の過ちであり、最も知られざる悲劇だ。だからその実態を描いたマンガはとっても貴重だけれども、1944年9月の米軍上陸から始まった南の前線基地ペリリュー島約一万人の兵士の殲滅譚は、11月の島の「玉砕」宣言辺りで描き切ったと思えた。でも見るとあと7巻もある。
実際には、そこから2.5年間、1947年4月に残った日本兵34人が投降するまで、彼らの戦いは続いたのである。生存者への聞き取り、研究者との二人三脚、現地取材、映像資料などを通じて、史実にかなり忠実に(しかし主要登場人物は多分フィクション)で描かれたと思う。銃撃で吹っ飛