平塚柾緒(太平洋戦争研究会)のレビュー一覧

  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

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    もはや戦略の体をなしていない。
    アメリカ軍との戦闘ではなく、最低限のライフラインの確保――水を得るため――に、兵士が命を落としている。制圧された地域へ行かなければ水を得られないという、本末転倒な状態だった。
    その虚しさと極限状態に声を上げて泣く主人公。その声も銃声に殆どかき消されている。
    人を殺すことに慣れた(あるいは心を閉ざして無感動になった)兵士の姿、死んだ兵士たちの気配を感じ取る兵士……心霊現象というよりはPTSDの可能性もある、
    異国の地で散った兵士たちは、洗脳されていたのだろうか……?本音と建て前が去来する。
    生還することで自身も家族も後ろ指を指される可能性がある風潮(世間体)が垣間

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    2019年01月16日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5巻

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    ついに東京大空襲を迎える時期。
    本土でも戦況がますます困窮を極めてくる中、
    遠く離れたペリリュー島でも、
    事態はより重く苦しいものになりつつあった。
    仲間との合流や米兵からの糧食奪取作戦など
    明るい材料が見える反面、だからこそ
    より深刻さを増して突きつけられる現実がつらいです。
    でも、かつて現実にあったこと。目を逸らしてはいけない。

    0
    2018年08月30日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻

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    ペリリュー島の攻防で日本軍は壊滅し、敗残兵が食料を求めて逃避行を続ける巻。米が腐ることを初めて知った私は、幸せな時代に生きていると思う。

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    2018年03月14日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻

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    仲間が一人また一人と減っていき、生き残っていることの罪悪感も伴って、外から内からどんどん追い詰められていく…。食べる、絵を描く、人とふれあうなど、日常的なほんの些細なことができる「平穏のひととき」の重さを感じます。史実ベースなので結末は…。どのようにその展開を迎えるのかが怖いです。

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    2018年03月08日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3巻

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    ネタバレ

    話題になってるのは知ってたんですが、
    どうにも読むのは避けてたんですな・・・。
    書店で桜満開の3巻のこの表紙を見て思わず
    購入して読みましたよ・・・

    「お 終わり・・・ じゃ じゃあ もうっ 俺たち 死んでもいいのか・・・」

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    2017年08月07日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

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    ペリリュー島を実際に訪れた後に読んでいるせいか、描かれている内容がすでに知っている事実となってしまい、1巻の時のような新鮮な感動や知的好奇心は薄れてしまいました。

    ある種、現地へ行く前にこそ目を通しておくべき作品かもしれません。

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    2026年05月08日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 9巻

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    ネタバレ

    やっぱり入来さんの密告だったか。
    お互い良かれと思ってやっていることなだけに辛い。

    危ない所を助かったかと思いきや
    まさか刺されてしまうとは。
    初めて米兵は相手も同じ人間だと認識したというところか。
    しかしその揺らぎも、襲撃を受けたことで吹っ飛んでしまったか。
    少尉たちは仲間を助けようと思ってしたことな訳で
    複雑な気持ちにしかならない。

    もう戦争は終わっていて、本来は入来さんも捕虜になるだけだった筈なのだから
    残党から抵抗を受けたから増援して潰すのではなくて
    日本に通報して味方から終戦を告げさせてくれれば
    丸く収まっただろうに。
    敗戦国だからそこまで望むこともできないのか。

    吉敷・田丸に

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    2026年01月01日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 7巻

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    ネタバレ

    極限状態の中、怪我をした仲間が足手纏になるとは言え
    自決しろとあっさり言うのはやはり怖いし
    自分の部下だと言って吉敷くんが守ろうとしてくれるのはほっとする。
    片倉兵長でも、一応上官の小杉伍長の言う事は聞くのだな。

    娯楽も必要だとは思うが、気が緩み過ぎるのは良くない。
    敵地でも堂々としていた方が見つからないのは
    そうなのかもしれないが、それでも体格や言葉で
    バレそうでハラハラする。

    島田少尉は本当に出来た人だ。
    脱走した人を責めないのも、親睦会を提案するのも
    中々できることではないと思う。

    0
    2026年01月01日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8巻

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    ネタバレ

    よくこの状況で生き残っていたなとも思うし
    それだけ長い時間が経てば慣れてしまうのも
    ある程度は仕方ない。
    とは言えみんなの命に関わる見張りをすっぽかして
    逆ギレはどうかと思うのだが
    言わせたのは俺か、と言える吉敷くんは大人だ。
    冷静に情報を集める2人はとても偉い。
    島田さんもやっぱりそう思っていたのかと思ったら
    流石の少尉でもここは冷静になれないのか。

    負けるにしてもそれを伝えて
    家に戻すことまで出来たらよかったのに。
    命を賭けたことが無駄だったなんて思わせたくない。
    なんて悲しいことだろう。

    やらかした面々がボコられて正直すっとした。
    こいつらだけ米軍に差し出して様子を見られたらそれが一

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    2026年01月01日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    ネタバレ

    画風が可愛いからなんとか読み進められる感じ。

    死際を犬死と思わせないようにという気遣いで
    話を創作して遺族に伝えるというのが
    なんとも言えない。
    彼を死に追いやったとも言える父の最期の話は
    果たして真実だったのかどうか。

    美しい楽園のように思えた島が
    爆撃で滅茶苦茶にされる。
    それが戦場といえばそれまでではあるが。

    上官がいなくなった時の行動も人それぞれで
    思うところがある。

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    2025年12月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

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    ネタバレ

    吉敷くんが本当に良い人そうなのはほっとする。

    聞き取りをするのも大変だ。
    話す方は思い出したくも無いことを
    聞かれるわけだし。

    怪我人を囮にするのがきつい。
    上官は分かっていて、本人たちは知らずに
    使われて殺されるのはあんまりだ。

    敵も問題だが、価値観や考えの合わない上官も非常にきつい。

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    2025年12月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3巻

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    ネタバレ

    島田少尉は正しい上官だったと思う。
    良い人が生き残るとも限らないのが辛い。

    玉砕覚悟も辛いが、それを許されず
    補給もないまま持久戦を強いられるのも辛い。
    味方に銃を向けられるのも堪えるし、
    実際撃たれてもおかしくない状況だ。

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    2025年12月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻

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    ネタバレ

    小杉みたいな人がしぶといのが
    現実という感じがする。

    吉敷くんが変わらず良い人で
    ひとまずふたりとも助けてくれたのは良かったが。

    グレネードを使われていたらと思うとぞっとするが
    子供達がなんとか助かってくれることを祈るしかない。

    0
    2025年12月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 6巻

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    ネタバレ

    何度も盗みを繰り返していたら当然警備も厳しくなる。
    盗まれた個数でそろそろ来そうというのも相手もわかるだろうに
    繰り返す内侵入することに慣れてしまったのだろうか。

    相手が上官だから恥をかかせないように
    と気を遣ったのが徒となるのもきつい。
    気を遣えるような良い人だからこそ罪悪感から
    囮になるような行動を取ったのだろうが。

    泉くんは島田少尉との関係性が以前からあったのだな。
    助けてもらうだけの関係から、呼び捨てにして
    親しく頼ってくれるようになってどれだけ嬉しかっただろう。
    だからずっと慕ってきたのに、辛い結末だった。

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    2025年12月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5巻

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    ネタバレ

    呼んだ側じゃないのに集団の方が
    身体検査をして上に立っているのがひっかかる。
    島田さんがその場凌ぎではなく先を考えているのはすごいと思う。
    成功はしたがそれが解決にはならないのもしんどい。
    少しずつ話を聞いて事情がわかるのは良いが
    避難させたつもりの島民がどうなっているのかと思うと
    これもまた辛くなる話だ。

    ただでさえ戦いの最中なのに
    敵に襲われ出口を塞がれ、暗く食糧もなく
    出られるかどうかも分からず2ヶ月。
    想像を絶する。

    どこかで逃げたり隠れたり全員している
    と吉敷くんがはっきり言ってくれて良かった。
    味方同士で揉めて得するのは敵だけというのも
    説得力がある。

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    2025年12月28日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3巻

    匿名

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    戦争できついのは空腹だというのがよくわかる。南方に配置された兵士たちがとにかく不憫でならない。いま食事に困らないのは贅沢なのだな。

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    2025年12月07日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

    匿名

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    圧倒的なアメリカ軍になすすべのない日本軍。ひたすら削られていくだけの体力気力。そんな時にあんなビラがまかれたらどうなるんだろう。

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    2025年12月07日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3巻

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    第2次世界大戦時のペリリュー島を舞台とした物語。
    無料分を読みましたが、戦争の悲壮感が強く、戦争の恐ろしさが伝わる作品です。

    #切ない #深い

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    2025年12月13日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

    匿名

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    絵柄はかわいいのに内容はとんでもなく暗いというか落ち込む。もう結末は知っているからな。題名がゲルニカなのがポイント。

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    2025年12月06日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻

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    食べ物も、武器も、何もない。一方的に殺されるばかり。生死を分かつのは“運”だけで、だけど、生き残ったのが“運”が“良かった”と言っていいのか…

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    2025年03月02日