戸森しるこのレビュー一覧

  • ぼくらは星を見つけた

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    著者の『十一月のマーブル』が児童書とは思えないディープな家族関係をテーマにしていて驚きましたが、今作にも同様の衝撃がありました。メインキャラクターの星(せい)は5年生ですが、その年代の子どもに有りなのか?と疑問に感じる描写もあります。しかし、同じように感じた『十一月のマーブル』に高学年の子どもたちは感銘を受けていたようです。子どもたちが知りたいと思う、求める物語なのかもしれません。

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    2023年07月22日
  • ぼくたちのリアル

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    小5男子。何でもできる人気者と、いつも比較してしまう幼馴染みの主人公、そして学年はじめに転校してきた、そんな3人の1学期の日々。
    人と比べてしまうしまう心、人を好きになる心、死とは?、いじめをどうする?、、、この1冊に小5男子のリアルがいっぱい詰まっており、タイトルにもなるほどねと思ってしまう。笑ったり悩んだりしながら成長して行く過程が描かれていて、青春だなって思えました。
    小5の息子に読ませたかったのに読まず、中1息子が読んで何かしらを感じ取っていた模様。
    男子の世界もいいものですね♪

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    2023年06月14日
  • 十一月のマーブル

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    私に出来ることは気にしないことだと思ってたけど、向き合うこともできたのかな。何年経ってもわからないけど、この本を読んだ今、もし会える機会が降ってきたら、配慮ばかりして当たり障りないことばかり話すのではなく、辛そうな瞬間には声をかけられる自分でありますように。できるかわからないけどそう思う。
    これからがある人たちに、こういう友達がいる人で付き合い方に悩んでる人が居たら、お薦めしたいな。

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    2023年04月22日
  • ゆかいな床井くん

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    小学生の日常。こんなこと考えてたかなー、こんな良い子じゃ無かったなー、と思いながらも、楽しく読んだ。優しくて、素敵なお話し。

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    2023年02月13日
  • ぼくたちのリアル

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    勉強も運動もできてみんなの人気者のリアル
    幼なじみのアスカは5年生で同じクラスになったことにガッカリしていた。
    昔はよく遊んでいたけれど,あるときから話をしなくなった
    話し辛いのにリアルはガンガンやってくる
    そんなある日転校生サジがやってきた。

    サジをいれてリアルとアスカは3人でいることが多くなった。
    サジが転校してきた理由
    アスカが大人であろうとする理由

    LGBTのことにも触れているけれど,それよりも生きていくことが主題なのかなと
    よいお話しでした。

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    2022年11月28日
  • 理科準備室のヴィーナス

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    少し変わった理科の先生への執着と、クラスに馴染みきれないどこか浮いた空気。ちゃんと歩いてるのに綱渡りしてるみたいな空気がずっと漂っていて、ひりひりする

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    2022年03月03日
  • ゆかいな床井くん

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    6年生のクラス替えで、暦の最初にとなりの席になった床井くんは、クラスの男子で1番背が小さい。暦は6年2組の女子のなかで一番背が高い。5年生の時暦は背の高さをからかわれていたが6年になって人気者の床井くんが背が高いことを羨ましそうに毎日言うからからかわれたりしなくなった。
    そう、このエピソードのように、床井くんは、真っ直ぐに本質を見抜き色眼鏡で人を見ない。一方で暦とは違う角度で物事を捉える事も出来る。ユーモアもある。床井くんが居ると風通しが良いクラスになる。

    暦から見た床井くんを中心にした話。担任の先生やクラスメートの面々、床井くんや暦の家族も登場する。14のエピソードで構成されていて1話が短

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    2022年02月13日
  • おしごとのおはなし スクールカウンセラー レインボールームのエマ

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    「おしごとのはなし」シリーズ。

    この本に書かれているように、コロナの前は、風邪でも花粉症でもなくマスクが外せない子が少なくないことに違和感を感じていたけど、心の問題もあったんだろうと思います。

    スクールカウンセラーの配置自体は増えているけれど、相談できているか、それで問題が解決できているか、というとまだまだ、だと思います。

    本当の意味で、すべての子が生きやすい世の中になりますように。

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    2022年02月11日
  • ぼくの、ミギ

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    くつ下が語るお話。

    けなげな気持ちが伝わってきてキュンとなります。

    子どもよりも大人向けのような気もします。

    これからはくつ下をちゃんとペアにしておくようにしよう、と思いました(笑)

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    2022年02月11日
  • 理科準備室のヴィーナス

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    2作目のしるこさんの作品。最近、本を読むとき、作者は何が書きたくて作家になったのかなぁと考える。
    2作ではわかないかもしれないけど、もしかすると、生き物は他の生き物を好きになることがある。それは報われないかもしれないけど、起きた工程全てが愛おしく、自分をより深く愛せる要素になる、みたいなことなのかなぁ、と思った。あと何作か読みたいな。

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    2022年02月04日
  • ぼくたちのリアル

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    表紙と題名から、少年たちの暗くてリアルな現状が書かれた物語だと勝手に推測してました。

    だけどその推測もある意味正解で。
    本を読み終えた時には、うまい題名だなと感動さえしました。

    クラスの人気者と比較してしまう主人公の気持ち。
    「あるある!」と共感することが多かったです。

    隣の芝生は青く見えるという言葉のように他人はよく見えてしまうけれど、色々芝生の現状が見えてくるのも大人への一歩前進。

    そんなふうに少年たちが少しずつ成長していく姿に感動しました。

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    2022年01月27日
  • 十一月のマーブル

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    気に入る話っていうのはたいてい1行目から引き込まれる。

    「駅の自動改札機は、どうして右側でしか『ピッ』とできないんだろう。」

    他のレビューで「テーマが重い」とも書かれているけれど、登場人物の軽快な会話と主人公の1人ツッコミのおかげか気分は重くならず読めました。

    高学年からおすすめ。

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    2021年12月27日
  • ゆかいな床井くん

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    これは期待以上。

    主人公「暦(こよみ)」の視点で、1年のクラスでの大小さまざまな事件が語られる。床井くんじゃなくて、みんなそれぞれ個性的でありながら、どのクラスにもいそうな子が出てくるので、読んでいても、自分と似た子が出てくるかも。

    一つ一つの出来事が短いので、読書が苦手な子にも勧められそう。

    読みやすいけれど、ハッとしたり、メモしたくなるようなセリフも少なくない。

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    2021年12月23日
  • れんこちゃんのさがしもの

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    れおくんのおとうさんは料理が得意。
    誕生日に自分の包丁を買ってもらったれおくんがれんこんを切るとれんこんと目が合って「こんにちは。れんこちゃんよ」としゃべったのです!

    意外な展開とちょっとジーンとくるラスト。

    好き嫌いのある子にオススメしたい。

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    2021年10月05日
  • 理科準備室のヴィーナス

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    反発する理由はむしろ、その人にわかって欲しいから。好きだからこそとってしまう、自分でもよくわからない行動。本当は単純なことなのに…。先生と中学生2人のバランスが、なんとも絶妙でした。

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    2021年07月12日
  • 十一月のマーブル

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    6年生の11月、波楽(はら)くんにある出来事が起こります。きっかけは父の書斎で見つけた一枚のハガキ。戸森センセイによれば、「人生に不要なピースはない」とのこと。波楽くんの人生を埋めるピースに注目。

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    2021年06月29日
  • おしごとのおはなし スクールカウンセラー レインボールームのエマ

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    スクールカウンセラーのお仕事を紹介する本書。問題はその人のものであり、「自分で気づいてくれなきゃ意味がない」のです。たしかに。レインボールームを訪れる子どもたちに、明るい出口が訪れるよう。

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    2021年06月14日
  • ぼくの、ミギ

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    パートナーを探す旅に出ることを決めた赤い毛糸のミギ。苦難の末にパートナーに巡り合えたミギは、パートナーとの新しい「あり方」を見つけます。多様性しかり、戸森センセイの作品から学ぶことは多い!

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    2021年06月14日
  • ぼくたちのリアル

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    小学5年生の男の子達の物語。

    目に見えてることだけが真実とは限らない。
    学年一の人気者、勉強もスポーツもできて、誰からも好かれているリアルだって、悩みを抱えて生きている。

    劣等感やLGBT、家族の死。

    毎日毎日学校で顔を合わせるからこそ楽しいこともあり、逆にしんどいときもあるんだろうなーと、自分の小学校時代を振り返ったりもした。

    小学校高学年に是非読んでもらいたい一冊。

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    2021年06月04日
  • ぼくたちのリアル

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    2017年読書感想文課題図書、高学年向。
    平凡なぼく、飛鳥井渡(あすかいわたる)と、ぼくの幼馴染で学年一の人気者の秋山璃在(あきやまりある)と、転校生で色白の川上サジの3人の物語。3人で過ごした5年のこの1学期は、3人にとって忘れられないものとなる。
    リアルは何でも出来る。ぼくは、リアルが好きだけどリアルが主人公で自分は脇役だと感じていた。それもあって、手放しではリアルと同じクラスになった事を喜べない。
    リアルが、担任の甲斐先生を慕っているわけ、ぼくが甲斐先生になつかしさを感じるわけ、サジが転校してきたわけ、またリアルの事となると頑張ってしまうわけ、リアルが毎年七月に入ると雰囲気が変わり7月1

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    2021年01月10日