戸森しるこのレビュー一覧

  • ゆかいな床井くん

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    6年生のクラスの話
    物事は側面から見ただけじゃわからない
    そんなことを気づかせてくれる
    ユーモアたっぷりに書かれている

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    2024年05月13日
  • ミリとふしぎなクスクスさん ~パスタの国の革命~

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    3.4年。パスタのアクセサリーのことでさくらについあたってしまったミリは、その帰り道にふしぎな穴に吸い込まれパスタの国に行き着く。そこでミリが見た世界は⁈という突拍子もない設定の楽しいファンタジーに、パスタの雑学が豊富に入ってくる。綺麗に読みたい時には雑学が少し気になるところだが、中学年の好奇心でそれも楽しさになるかな。

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    2024年04月17日
  • ミリとふしぎなクスクスさん ~パスタの国の革命~

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    ロングパスタとショートパスタの戦いをテーマにした食べ物のお話。難しいテーマだが、わかりやすく明るさもあるので手に取りやすい。中学年以上に勧めたい。

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    2024年04月07日
  • 理科準備室のヴィーナス

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    先生らしくない魅力的な人見先生と衝動的になりやすい正木くんとの学生ライフ

    心身が大きく成長する中学生という時期もポイント!
    成長過程にあるということは不安定であるということであり、それも相まって人見先生の魅力に振り回されているのかな

    全体を通して美しさと危うさが魅力として描かれていると思う

    人見先生やあらゆる人間関係に琥珀糖みたいなイメージを持った
    ガラスのようにきれいだけど簡単にクシャッと壊れるような脆さ、それが美しい

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    2024年03月20日
  • ココロノナカノノノ

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    何人兄弟か聞かれて、亡くなった妹をカウントするかしないか。みんなが認識していない存在について、話すか話さないか。自分の中だけでしまっておく気持ち。
    全体的に繊細で温かい雰囲気で、主人公のねねに寄り添ってあげたくなる作品でした。

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    2023年11月22日
  • ココロノナカノノノ

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    ネタバレ

    「飛ぶ教室」の連載はクオリティが高いイメージがあったため読んでみた。非常に今時の感性で描かれてて清々しい物語でとてもよかったです。ただラストはちょっとな、情報提供役として吉田君をそう配置した理由は分かるししたいギミックがあったのも分かるけどやや過剰に感じた。

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    2023年11月10日
  • ぼくらは星を見つけた

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    6年から。読むと時がゆっくり進んでいるような別世界を感じさせてくれる作品。そらさん、星、シド、岬くんの4人が出会い、複雑に繋がっている。それでいて、しっかりと暖かく、優しく幸せにしてくれる。

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    2023年09月26日
  • 十一月のマーブル

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    ネタバレ

    ヒステリー球を凪さんから治してもらっている描写、育ての母に電話で伝えた思い、が印象深い。
    みんなが幸せになる権利はあるけど、一冊の児童書に詰め込むにはやや物足りなかったように思う。

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    2023年09月20日
  • ぼくらは星を見つけた

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    こういう物語が児童書という形で表されるのかという驚きと嬉しさ。
    様々な家族の形を子ども達は物語として受け入れ知るのだろう。
    女主人と少年とハウスキーパーが暮らすお屋敷に、住み込みの家庭教師としてやってきた岬くん。4人はそれぞれ秘密があった。

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    2023年08月29日
  • ぼくらは星を見つけた

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    著者の『十一月のマーブル』が児童書とは思えないディープな家族関係をテーマにしていて驚きましたが、今作にも同様の衝撃がありました。メインキャラクターの星(せい)は5年生ですが、その年代の子どもに有りなのか?と疑問に感じる描写もあります。しかし、同じように感じた『十一月のマーブル』に高学年の子どもたちは感銘を受けていたようです。子どもたちが知りたいと思う、求める物語なのかもしれません。

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    2023年07月22日
  • ぼくたちのリアル

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    小5男子。何でもできる人気者と、いつも比較してしまう幼馴染みの主人公、そして学年はじめに転校してきた、そんな3人の1学期の日々。
    人と比べてしまうしまう心、人を好きになる心、死とは?、いじめをどうする?、、、この1冊に小5男子のリアルがいっぱい詰まっており、タイトルにもなるほどねと思ってしまう。笑ったり悩んだりしながら成長して行く過程が描かれていて、青春だなって思えました。
    小5の息子に読ませたかったのに読まず、中1息子が読んで何かしらを感じ取っていた模様。
    男子の世界もいいものですね♪

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    2023年06月14日
  • ゆかいな床井くん

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    とこいくん良い子!!
    こんな子いたら惚れてまうやろ
    小学6年生
    おっぱいやら生理のことも出てくる
    とこいくんの飼っていた犬が亡くなって似ているからってコッペパン食べれないって言ったの可愛いかった

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    2023年05月06日
  • 十一月のマーブル

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    私に出来ることは気にしないことだと思ってたけど、向き合うこともできたのかな。何年経ってもわからないけど、この本を読んだ今、もし会える機会が降ってきたら、配慮ばかりして当たり障りないことばかり話すのではなく、辛そうな瞬間には声をかけられる自分でありますように。できるかわからないけどそう思う。
    これからがある人たちに、こういう友達がいる人で付き合い方に悩んでる人が居たら、お薦めしたいな。

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    2023年04月22日
  • ゆかいな床井くん

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    小学生の日常。こんなこと考えてたかなー、こんな良い子じゃ無かったなー、と思いながらも、楽しく読んだ。優しくて、素敵なお話し。

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    2023年02月13日
  • ぼくたちのリアル

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    勉強も運動もできてみんなの人気者のリアル
    幼なじみのアスカは5年生で同じクラスになったことにガッカリしていた。
    昔はよく遊んでいたけれど,あるときから話をしなくなった
    話し辛いのにリアルはガンガンやってくる
    そんなある日転校生サジがやってきた。

    サジをいれてリアルとアスカは3人でいることが多くなった。
    サジが転校してきた理由
    アスカが大人であろうとする理由

    LGBTのことにも触れているけれど,それよりも生きていくことが主題なのかなと
    よいお話しでした。

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    2022年11月28日
  • 理科準備室のヴィーナス

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    少し変わった理科の先生への執着と、クラスに馴染みきれないどこか浮いた空気。ちゃんと歩いてるのに綱渡りしてるみたいな空気がずっと漂っていて、ひりひりする

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    2022年03月03日
  • ゆかいな床井くん

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    6年生のクラス替えで、暦の最初にとなりの席になった床井くんは、クラスの男子で1番背が小さい。暦は6年2組の女子のなかで一番背が高い。5年生の時暦は背の高さをからかわれていたが6年になって人気者の床井くんが背が高いことを羨ましそうに毎日言うからからかわれたりしなくなった。
    そう、このエピソードのように、床井くんは、真っ直ぐに本質を見抜き色眼鏡で人を見ない。一方で暦とは違う角度で物事を捉える事も出来る。ユーモアもある。床井くんが居ると風通しが良いクラスになる。

    暦から見た床井くんを中心にした話。担任の先生やクラスメートの面々、床井くんや暦の家族も登場する。14のエピソードで構成されていて1話が短

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    2022年02月13日
  • おしごとのおはなし スクールカウンセラー レインボールームのエマ

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    「おしごとのはなし」シリーズ。

    この本に書かれているように、コロナの前は、風邪でも花粉症でもなくマスクが外せない子が少なくないことに違和感を感じていたけど、心の問題もあったんだろうと思います。

    スクールカウンセラーの配置自体は増えているけれど、相談できているか、それで問題が解決できているか、というとまだまだ、だと思います。

    本当の意味で、すべての子が生きやすい世の中になりますように。

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    2022年02月11日
  • ぼくの、ミギ

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    くつ下が語るお話。

    けなげな気持ちが伝わってきてキュンとなります。

    子どもよりも大人向けのような気もします。

    これからはくつ下をちゃんとペアにしておくようにしよう、と思いました(笑)

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    2022年02月11日
  • 理科準備室のヴィーナス

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    2作目のしるこさんの作品。最近、本を読むとき、作者は何が書きたくて作家になったのかなぁと考える。
    2作ではわかないかもしれないけど、もしかすると、生き物は他の生き物を好きになることがある。それは報われないかもしれないけど、起きた工程全てが愛おしく、自分をより深く愛せる要素になる、みたいなことなのかなぁ、と思った。あと何作か読みたいな。

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    2022年02月04日