【感想・ネタバレ】ぼくたちのリアルのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年07月28日

最初の方は懐かしい学校生活だったけど、リアルが最後サジとの思い出としてスプーンを渡してあげたり、サジがリアルのために漫才のDVD をリアルの母に渡してあげたりしていて、感動した

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Posted by ブクログ 2021年12月24日

2021年、読んだ本のNo1。
このタイトルに、様々な意味が込められていて、
凄いなー。と呟いた。
小学5年生のお話と侮ってはいけない。
ほんとうに、リアル=真実。
だから、感動する。
ぜひ、読んでほしい一冊。

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Posted by ブクログ 2021年07月07日

同級生に何人かはいた「なんでもできる人」。しかし、その人をいつまでも「なんでもできる人」存在にしてしまうまわりの目こそ、実は誤解の元だったりするわけで。誰もが悩みを抱える存在なんです。

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Posted by ブクログ 2021年01月01日

5年教科書掲載本

5年生男子児童の等身大の気持ちが生き生きと文になって、とにかくおもしろかった。

途中、いろいろ登場人物たちの背景を予想しながら読んでいったけど、最後にすべてつながり、読後感もいい。

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Posted by ブクログ 2019年11月23日

とても面白かった。前半はクスクスと笑いながら読んだ。後半は少し涙。

3人の男の子の楽しげな交わりと、それぞれが抱える悩み。読み進めるにつれて、それが解き明かされていくところが面白かった。

ぼく、飛鳥井渡は小学5年生。隣に住む秋山璃在(リアル)は幼なじみでクラスの人気者。そこに転校生のサジがやって...続きを読むくる。サジは色白で、水色のシャツに白いベストが似合っちゃうような、キレイな男の子。ぼくは、リアルと比べられるのが嫌で何となく距離を取っていたけど、サジが現れたことにより2人の仲はどんどん近づいていく。

「ぼく」のリアルに対するコンプレックス。リアルの死に対する考え方。母への想い。サジの想い。それぞれに共感でき、最後は前向きな終わり方だったのが良かった。この年代特有の、子供らしさが満ち溢れた作品だった。

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Posted by ブクログ 2019年06月25日

隣に住む幼なじみのリアルは、学年イチの人気者。サッカーが得意で成績もよく、見た目もカッコよく明るくお調子者で友達もたくさんいる。そんなリアルと比べられるのが嫌で避けていたのだけれど、5年のクラス替えで同じクラスになってしまった。そこに少し変わった転校生がやって来たのだった。

小学5年生の3人の男子...続きを読むの生活と友情と悩みを書いた物語。キャラクターの肉付けは実に今風に個性的。しかし個性的に描くあまりに、却って今風にステレオタイプになってしまった感じも否めません。あの特性はこちらのキャラクターにあった方が意外性があるのになどとも思ってしまいますが、ここではそんな効果を狙うよりも真っ直ぐに少年たちを描く方がいいのでしょうね。

幼なじみと比べられてしまう、友達のためになにかしたい、身近な人の死と別れ、いじめ、恋心、嫉妬心と自尊心、みんなと違う自分の気持ち。小学生の心の中は意外にも多くのことでいっぱいいっぱいです。
しかしそんなことをおくびに出さずに、何もかもうまく立ち回れてしまう奴がいる。そいつに任せておけば全てきれいに解決する。でもそれでいいのだろうか? 大人の顔をしているあいつは、本当は何を思ってどう感じているのだろう。
自分しかなかった世界に他者が入ってきて、他人のために悩み考えることが始まる。そんな小学5年生の春から夏が爽やかに真っ直ぐ描かれています。

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Posted by ブクログ 2018年09月23日

すごく前に一回読んで、すごく良かったのに、その後忘れてて、
また読みたくなった。そしてまた読んでみると、忘れてた話とかいっぱいあって、すごく楽しめた。この本は脳の奥に焼き付いてる。

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Posted by ブクログ 2017年12月05日

これは子どもだけの本じゃない‼️
大人も読むべき本でしょう。
テーマがとても深い。
個々の持つ価値観や認識をもっと柔軟に持っていないと、人生損しそう。

歳を取ると、やっぱり人間は脳味噌硬くなるせいか、先入観を崩せなくなるし、決めつけから自分を解放する事が苦手になってくるわけよ。
世の中私が考えるほ...続きを読むど狭くない。
私の経験値なんて、人類60億分の一でしかないんだから、何歳になったって『正しい』事なんてないのよね。
趣味趣向が違う人を受け入れる度量が、今の自分にはないけど。でも。
自分の価値観で全てを決めてつけていくなんて、例えお婆ちゃんになったってごめんだわ。
……と、頭をかち割られた児童書でした。

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Posted by ブクログ 2017年04月20日

高学年課題図書!めっちゃ良かったーーー!!クラスの人気者だけどいろいろ思うところがあったりとか、地味だと自分では思ってるけど周りからは信頼されてるとか、ぐっとくる場面がたくさんありました。子どもは子どもらしく無理に大人として振舞わなくてもいいんだよって思った。

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Posted by ブクログ 2023年06月14日

小5男子。何でもできる人気者と、いつも比較してしまう幼馴染みの主人公、そして学年はじめに転校してきた、そんな3人の1学期の日々。
人と比べてしまうしまう心、人を好きになる心、死とは?、いじめをどうする?、、、この1冊に小5男子のリアルがいっぱい詰まっており、タイトルにもなるほどねと思ってしまう。笑っ...続きを読むたり悩んだりしながら成長して行く過程が描かれていて、青春だなって思えました。
小5の息子に読ませたかったのに読まず、中1息子が読んで何かしらを感じ取っていた模様。
男子の世界もいいものですね♪

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Posted by ブクログ 2022年11月28日

勉強も運動もできてみんなの人気者のリアル
幼なじみのアスカは5年生で同じクラスになったことにガッカリしていた。
昔はよく遊んでいたけれど,あるときから話をしなくなった
話し辛いのにリアルはガンガンやってくる
そんなある日転校生サジがやってきた。

サジをいれてリアルとアスカは3人でいることが多くなっ...続きを読むた。
サジが転校してきた理由
アスカが大人であろうとする理由

LGBTのことにも触れているけれど,それよりも生きていくことが主題なのかなと
よいお話しでした。

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Posted by ブクログ 2022年01月27日

表紙と題名から、少年たちの暗くてリアルな現状が書かれた物語だと勝手に推測してました。

だけどその推測もある意味正解で。
本を読み終えた時には、うまい題名だなと感動さえしました。

クラスの人気者と比較してしまう主人公の気持ち。
「あるある!」と共感することが多かったです。

隣の芝生は青く見えると...続きを読むいう言葉のように他人はよく見えてしまうけれど、色々芝生の現状が見えてくるのも大人への一歩前進。

そんなふうに少年たちが少しずつ成長していく姿に感動しました。

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Posted by ブクログ 2021年06月04日

小学5年生の男の子達の物語。

目に見えてることだけが真実とは限らない。
学年一の人気者、勉強もスポーツもできて、誰からも好かれているリアルだって、悩みを抱えて生きている。

劣等感やLGBT、家族の死。

毎日毎日学校で顔を合わせるからこそ楽しいこともあり、逆にしんどいときもあるんだろうなーと、自...続きを読む分の小学校時代を振り返ったりもした。

小学校高学年に是非読んでもらいたい一冊。

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Posted by ブクログ 2021年01月10日

2017年読書感想文課題図書、高学年向。
平凡なぼく、飛鳥井渡(あすかいわたる)と、ぼくの幼馴染で学年一の人気者の秋山璃在(あきやまりある)と、転校生で色白の川上サジの3人の物語。3人で過ごした5年のこの1学期は、3人にとって忘れられないものとなる。
リアルは何でも出来る。ぼくは、リアルが好きだけど...続きを読むリアルが主人公で自分は脇役だと感じていた。それもあって、手放しではリアルと同じクラスになった事を喜べない。
リアルが、担任の甲斐先生を慕っているわけ、ぼくが甲斐先生になつかしさを感じるわけ、サジが転校してきたわけ、またリアルの事となると頑張ってしまうわけ、リアルが毎年七月に入ると雰囲気が変わり7月10日に学校を休むわけ、
それらの答えが読み進めて行くと分かる。泣ける。
サジの感情は、YAや児童書でもここ5年から10年でみられるテーマだ。
小五ってこんなんだっけ?もっと幼いのではないかしらと思ったりもしたが、子どもは周りの期待に応えるし恋もするから、こういうこともあるだろうと思った。
3人はもちろん、リアルの親友野宮や芸能人の藤間やいじめっ子のアルトまでもが愛おしい。

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

 クラスの子が「おもしろかったから読んでみて」と持って来た本。彼女も,1年先輩から教えてもらったらしい。
 3人の5年生の男子が繰り広げる世界。いろんな物を背負って生きている子どもたちが,本当の自分を見せないでつきあっている。それは,たぶん,今の教室にも普通にあるであろう世界。それが,ゆっくりと溶け...続きを読む合い(本人の成長もある),本当の自分を少しずつ出していく。結果,より深まる絆…。
 現実の子どもたちには,この3人のような極端さはないけれど,やはり,こういうのを読んだ子どもたちは,自分を振り返って感じることはあるだろうな。

 「この本を読んで,発表会の劇を考えようと思った」という彼女。できた台本は,少しちがう感じになったけど,個性というもののとらえ方を考えなおすキッカケにはなったかな。

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Posted by ブクログ 2017年10月17日

第56回講談社児童文学新人賞受賞作。
よかった。酷評も多いですがわたしは素直に感動してしまった。涙が止まらなかった。ストーリーとしては最近多いLGBTがテーマに組み込まれており、そのほかに身近な死、自己肯定感など。
やたらキラキラネームばかりでそこはちょっとついていけなかったし、アスカがサジの同性恋...続きを読む愛のことをアテンドするあの感じはちょっと好きじゃなかったかな。サジがいなくなってからリアルのサジからの恋を揶揄う感じも。
それでもトータルでいい話だったなとわたしは思いました。

出版社より
そいつの名前は秋山璃在(リアル)。
スポーツ万能。性格良好。顔がかっこよくて、気もきくから女の子にももてる。勉強も絵も書き初めも、カラオケだって、何をやらせても誰よりもできてしまう学年イチの人気者。幼なじみの渡(わたる)は、平凡な自分と比べて、そんな璃在(リアル)に昔からコンプレックスを感じていた。
しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生の来訪によって、運命の日がやってきたのだった。
人気子役との恋がこじれた合唱祭、リアルの家族の悲しい過去、サジへのいじめ……。それぞれ助けあいながら、三人は次第に友情を深めていく。
出席番号一番、秋山璃在。二番、飛鳥井渡。三番、川上サジ。三人ですごした五年生の春と夏の思い出。ぼくたちは、少しずつちがう。だから支え合える。三人の少年の忘れられない夏の友情物語。

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Posted by ブクログ 2017年05月15日

なんか、いいなあ。
子供に読ませたい。小学校5年生になる、ぼくの子どもに。
道徳な感じもするし、NHKの教育テレビな感じもするし、読みやすくて、小説になってて、面白かった。
友達の良いところばかり見えちゃって、自分に自信がなくなる時ってあるよなあ。

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Posted by ブクログ 2017年05月07日

いやこういうの弱い。最後はこういう形になるだろうなと思っていたそのままになったけど、やはり感動してしまう。
で、そういった定型とはまたちょっと違った角度をつけるキャラクターもいるのがよい。

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Posted by ブクログ 2017年05月06日

身近な存在に対する゛嫌い”とは違う苦手意識や、死に対する想い、いじめやLGBT、などなど思った以上にいろいろなものが盛り込まれていました。すっかり解決した、とは言えないけれど、明るい希望が見える終わり方でした。

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Posted by ブクログ 2016年08月29日

リアルはオンリーワンでナンバーワン。サッカーも勉強もそのほかなんでも得意なうえに、顔もスタイルもいい。しかも性格もいいときているが、おさななじみのぼくはそんなリアルが苦手だった。5年生ではじめて同じクラスになった時、嬉しそうなリアルとは反対にぼくは憂鬱だった。そこへ、サジという名の転校生がやってきて...続きを読む、ぼくとリアルの関係に変化が訪れる。

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Posted by ブクログ 2022年03月16日

成長する少年たちの様子や、友情が育まれていく過程が丁寧に描かれています。どのキャラクターも真っ直ぐで気持ちのいい性格をしていて、悩みながらも互いに相手を思いやる様子に心があたたまりました。
読みやすい文書で、話もテンポ良くすすむので、本が苦手なお子さんも、最後まで飽きずに読み終えることができると思い...続きを読むます。小学校中学年〜のお子さんにおすすめです。

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Posted by ブクログ 2017年05月29日

秋山璃在(りある)は、学年1の人気者。サッカーも得意、勉強も出来る、誰にも分け隔てなく話し、明るい。リアルがいるとクラスは楽しいものになる。・・・そんなリアルと、ぼく(飛鳥井渡・あすかいわたる)の家は隣同士。登校班も一緒だけど、性格は反対。ぼくは地味キャラ。リアルのまわりにはいつもクラスの中心になる...続きを読むような華やかなやつらが集まる。
五年になって、はじめて同じクラスになった、ぼくとリアル。ぼくの心は複雑だ。リアルは、そんなぼくの心とは裏腹に、普通に話しかけてくる。
ぼくら秋山・飛鳥井の出席番号の次に、転校生がやってきた。
川上サジ。大人しそうだけど、お父さんがフィンランド人で、目を引くほど綺麗な顔立ちをしている。
サジがやってきて、ぼくらは、クラスでもよくしゃべるようになった。

いつも明るいリアルだけど、悲しい過去が、リアルをずっと苦しめてきていた。リアルだから乗り越えてきたんだと思っていたぼくは、リアルと、そして親たちの本当の思いを知る・・・。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月07日

何でもできるリアル。その幼馴染みのアスカ。転校生のサジ。三人の一学期が描かれている。アスカの言葉でようやく泣けたリアルやサジの叶わぬ想いやら、なかなかハードな小学生達だった。

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