架神恭介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヤクザの抗争に見立ててデフォルメされたキリスト教史。旧約の時代からローマ帝国での公認、十字軍、宗教改革まで。
一般向けのキリスト教解説のうち、旧約の一部とパウロのあたりの、割とわかりやすく物語要素の強い部分だけをかじると、なんかヤクザっぽいな、という印象を受けることは確かにあるけど、改めて全部ヤクザの話にされてみると、これはこれでなんともはや(笑)。
まあでも、無理はあるけど、面白い。
あとがきの最後で「最後に一点、平謝りに謝さねばならぬことがある」とあるので、真面目な信者に対して不謹慎なたとえでごめんなさい、ということかと思ったら、広島弁が正確ではないことを謝りたいという。
いや受けたわ -
Posted by ブクログ
キリスト教については何となく知らなかったので、さらっと勉強するにはいい本。
ちょっと広島弁がコテコテすぎて読みづらいところもあったけれど、宗教団体をヤクザの組として描いたのは面白い。
たしかに少しの考えの違いで殺し合いまでする人たちなので、ヤクザに例えてもおかしくない。
でも思うのは、絶対的なリーダーがいる間は戒律から外れたグレーなことは、リーダーの一存で決まっていた。それに納得できようとできまいと圧倒的カリスマ性で集団をまとめていたが、その絶対的存在の死後は細かいことで内部分裂する。
これは組織のあるあるで、昔から変わらないんだなぁと思った。 -
ネタバレ 購入済み
面白いのに・・・
超変則的で超変態的な能力者バトルで
すごい先が気になる(オチはわかってる)漫画だったんだけど
無念の打ち切り・・・
悲しい・・・
もっと続けてほしかった・・・ -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書はまさに企画の勝利です。
キリスト教という世界一有名な宗教の歴史をたどれば、裏切り、磔、派閥抗争、魔女裁判、十字軍など血塗られたやくざ抗争とそん色ないという発想から聖書をエンタメ化したのが、本書です。
世界一読まれている聖書ですが、書かれている内容は素人には意味不明。
今なお聖書内の同じ文章でも宗派や解釈によっては真逆の説明も可能になるという玉虫色の経典が2000年にわたって伝承されているという不思議。
私も、高校のころ旧約聖書の頭から読もうとしてわけがわからなくて途中で挫折しただけに、本書のような物語性のあるエンタメ化は大歓迎です。
各章ごとの解説や石川氏のあとがき(文庫版だけかな?)が -
Posted by ブクログ
会場は興奮の坩堝 リズムキープという己の職責を忘れて 稚拙な演奏 菩提樹 仏陀伽耶ブッダガヤ 法悦 恍惚の中で餓死しようとしている 我が意を得たりとばかりにニヤリと笑いかけた 苦 一切皆苦 悟り 解脱 紀元前のだいたい五百年くらい イスラムのムハンマドが五七〇年頃の生まれ 天上天下唯我独尊 アシタという仙人 いつも鬱々としている暗ーい子 難産 出産後に実母が亡くなっていた 紛う事無きニート思想 瞑想と苦行 因果関係確定法 それに基づく論理的な現実認識を完成させます(世界を論理的に理解したのです) 先の観察型瞑想法により生存欲求を絶つことに成功します 認識と感覚が分断されて 自分の行動や心の動き
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Posted by ブクログ
『よいこの君主論』『完全教祖マニュアル』の著者の新作ということもあり、これまではどれもかなり面白かったので購入。
本書はキリスト教をヤクザの組に例えてその歴史を語るという内容です。
キリスト教をヤクザに置き換えてその歴史を語るというのは斬新ですが、個人的に『よいこの君主論』『完全教祖マニュアル』ほどのインパクトはありませんでした。
本書の肝である、キリスト教をヤクザの世界に置き換えるという試みも、用語をヤクザ的なものに置き換えたり登場人物たちのヤクザ敵な話し方(広島弁?)が読みにくさを助長していると感じました。
内容も、どちらかというとキリスト教について学ぶ入口として読むよりも一通り旧約聖