架神恭介のレビュー一覧
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本当最高のコミカライズ。アクの強すぎる(が、面白さは保証済)原作を、横田先生の巧みな筆致で、下品なネタを不快になりすぎないよう、表現制限にひっかからないよう上手く描く。『戦闘破壊学園』における「全ての金玉に災いを!」みたいな感じで「二丁拳銃(ちんことピストル)対小学生女子のおしっこ」といったインパクトのある惹句を生み出しているあたり流石(原作読んでると色々麻痺してきてそれが異常な描写であることを意識しなかった)。
清水一物がお気に入りのキャラなんですが、ボードゲームのデザインを踏襲しつつ異常性とシリアスさを兼ね備えたカッコよさでますます好きになりました(まるだしだけど)。 -
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小学生のたろうくんとはなこちゃんが、ふくろう先生から学ぶ“正しいマキャベリズム”!
群雄割拠する5年3組の覇者となるため、様々な権謀術数を用いる子ども達の姿が、面白おかしく且つ非常に解りやすく描かれた、なんともえげつない本でした。
4月の段階で10以上あった小グループが、引き抜きや裏切り、吸収合併を繰り返しながら最終的に統一されていく様は圧巻。
恐るべき姦計の数々に何度震え上がったことか。クラスにおける最高裁判機関「終わりの会」とか超おっかねぇ((((;゜Д゜)))
私は別に国家元首とか目指してませんが、それでなくても非常にタメになりましたよ。 -
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読後第一の感想は、これ、歌舞伎にしたらすごくハマるんじゃなかろうか…という妄想でご飯何杯でもいけそうにワクワクしている、というところです(笑)
どういう本かというと、キリスト教2000年の歴史を、恐れ多くもやくざの抗争史に見立てて描いた、叙事詩的?な小説なのですが、タイトルからも明らかである通り、菅原文太主演の映画で有名な「仁義なき戦い」の世界観を模した感じになっています。つまり、
「おゥ、こんなぁがイエスさんかい。のう、一つおたずねしたいんじゃがの、安息日に病人を癒すいうんは許されちょるんかのう!」
「なぁにコキよるんない、くそったれ!おどれらの中によゥ、安息日に溝に落ちたやつがおったらど -
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ラス前で「平和なif」を見せつけて悲劇を煽る…やっぱこれ『バジリスク』じゃないですかw
というわけで完結巻。水入りにより終結(本当は生徒会室襲撃時点で勝敗は決していたのですが)したハルマゲドン後、生き残ったメンバーでのさながらパズルのような最終決戦。ここらへんのロジカルな感じや、その上で「表面的には酷い台詞」が実に重要な意味合いをもって使われるあたりは、実に原作者の好みといった感じ。そしてそれをことさら感動的に描く作者の手腕。本当素晴らしいコミカライズ作品でした。
しかし『バジリスク』といい、「下品な原作」にはむしろ「上品な(作風の)漫画家」を当てるのが良いバランスなのかもしれませんね。 -
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宗教を「作る側」の視点で解説されてある
キリスト教、イスラム教、仏教の歴史や変遷を元に、宗教が成立する合理的な道筋や、その科学的、心理的な裏付け、そしてそれを実践するためのノウハウなど
どこまで本気かは不明だけど、タイトルに偽りはないと思う
ただ、著者は架神恭介だけあってユーモア満載の文章を受け入れられない人はいるかも知れない
日本人は宗教アレルギーがあり、無宗教という人が大半
初詣にも行くし、クリスマスにを祝い、葬式は念仏を唱えたりする
逆に考えると、付け入る隙であるとも言える
宗教を嫌うあまり、宗教に対して無知のため、耐性がない
そのため、ある意味で狙い目な国民ではある
「教祖のお仕 -
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タイトル通り、シド・ヴィシャスの再来と噂される程パンクな「まなぶ」が、謎の老僧のナビゲートで時空を超えてブッダや仏教布教の重要人物に会いに行ってボコボコにされつつ仏教について学ぶ本
著者を知ったのはWEBの「完全パンクマニュアル」で、本も買った
そんなわけで、私はこの方のパンク思想を理解しているので、まなぶのキャラに違和感はない
ブッダの基本的なな思想として
世の中は思い通りにならない
自分の中に欲があるからこそ、その欲が叶えられないギャップに苦しむ
だったら、何もかもどーでもいいと思ってしまえばいい
そうすれば、嫌だという感情がなくなり、ハッピーになれる
そこに至った状態が悟り
生きて