架神恭介のレビュー一覧

  • 仁義なきキリスト教史

    Posted by ブクログ

    宗教はとっかかりにくい。が、この本は抱腹絶倒。ヤクザと広島弁を使ってキリスト教を娯楽小説に置き換える。例えば最後の晩餐でキリストが使途の一人が裏切ることを予告するが、そのシーンは「お前らに言うとくけどの、今一緒にメシ食っとるお前らの中にの、わしのことチンコロするやつがおるけえのう」こんな感じである。著者も書いているがこれはエンタテイメントである。が敬遠しがちな宗教がグッと身近に感じられるようになる。

    0
    2017年01月29日
  • 仁義なきキリスト教史

    Posted by ブクログ

    ゴルゴダの丘に、イエスの絶叫が響く。
    「おやっさん(ユダヤ教の神ヤハヴェのこと)、おやっさん! なんでワシを見捨てたんじゃあ!」

    その受難の前夜、イエスは子分たちに言う
    「お前らの中に、ワシをチンコロ(密告)するやつがおるけんのう」

    忠誠を誓うペドロに言う
    「こんなは今夜、鶏が二度鳴く前に三度わしを否むじゃろう」
    ※こんな=広島弁で「お前」「YOU」という意味。

    #

    抱腹絶倒、興味津々の386頁。

    キリスト教の歴史を、大まか、九つの情景を選んで、九つの短編小説にした本だと思ってください。
    (通史、というほど巨大な負担はなく、飛ばし飛ばしして、面白い歴史の場面情景を描いています)

    0
    2016年12月31日
  • こころ オブ・ザ・デッド ~スーパー漱石大戦~ 1

    Posted by ブクログ

    出オチと思いきや、話が進めば進むほどどんどんヒドくなる。

    架神先生のロックなアイデアと勢いのある台詞回し、そして意外と上品な筆致でそれらを生かし、時にネームにも描かれていない酷いネタをブチ込んでくる目黒先生の漫画力、それらが単なる色物で終わらないクオリティを生み出す。
    あと地味に夏目先生の原作…クレジットで同列に並んでいるのでそう扱っても良いはず…『こころ』という作品は、『ロミオとジュリエット』並みに、創作の原案としてもっと活用されても良いものなのかもしれない、と本作を読んで思ったり。
    夏目作品が一方的にレイプされているように思えて、実は夏目作品が本作に一本筋を通すというか、深みを与えている

    0
    2016年12月18日
  • 放課後ウィザード倶楽部 2

    Posted by ブクログ

    現在まだまだ非力ながらも、メイン三人組がちゃんと"主人公"として個性発揮しているのが良い。

    アホなエピソードやりながらも、地道にルール開示をしてて、こちらが思っているより物語は結構進んでいるのかもしれない。

    0
    2016年09月19日
  • もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら

    Posted by ブクログ

    著者の「仁義なきキリスト教史」を楽しく読めたので、仏教も書いていたことを知り、こちらも読んでみた。

    釈尊の目指したところが、「何もかもどうでもいい」という境地だというのは、今の一般的日本人のの考える仏教観からすると意外に思える。

    いわゆるブッダが涅槃に入ってからは、当時の他の宗教や中国でのいろいろな考え方にもまれ、日本に伝わってからもさらにいろいろと変化してきたという仏教史が、おもしろくしかも簡潔にまとめられているので、読んでいて飽きてこない。

    末那識(まなしき)、阿頼耶識(あらやしき)などの説明は非常にわかりやすい。女子高生をみて感じる感覚が阿頼耶識に溜まっていくのか、なるほど。

    0
    2016年07月25日
  • 飛行迷宮学園ダンゲロス 『蠍座の名探偵』

    Posted by ブクログ

    クローズドサークルミステリを謳っておきながらいきなり学校を舞台にした超人によるジェノサイドが始まってなんじゃこりゃと思ってたら、本当に殺人犯を見つけるミステリだったというw ダンゲロスワールド的に重要なイベントであった部分もあるようですが、そういうのは抜きにして面白かった。

    0
    2016年06月12日
  • 戦闘破壊学園ダンゲロス

    Posted by ブクログ

    漫画版既読。そういうわけでネタ的な面白さの評価はそちらに譲りますが、やはり原作のほうが「わかりやすい」。ロジック的な所はやはり文章のほうが筆を尽くせるし、エピソードの構造なんかもこちらのほうがわかりやすかった。あと何故作者と同じ名前のキャラが出てくるか?そこらへんも漫画版ではオミットした描写ですな。

    並行世界的な世界観を持っているためか、謎の「未来の学園祭」の描写が入ってくるわけですが、これをもっと効果的な位置づけにしたアレンジは漫画版の良かった所でしょうか。

    0
    2016年06月05日
  • よいこの君主論

    Posted by ブクログ

    マキャベリの君主論について、小学生の覇権争いを題材に解説している。
    コミカルかつポイントを絞った説明が非常に分かりやすく面白く読めた。

    0
    2016年05月29日
  • よいこの君主論

    Posted by ブクログ

    クラス統一を目指す小学生たちの権力闘争を通じて、マキャベリの『君主論』の内容を楽しく学ぶというコンセプトの本。設定に無理があると感じる場面もあったが、小学生の権力闘争を舞台にするという着眼は素晴らしく、非常に面白く読み進めることができ、勉強にもなった。目的のためには手段を選ばないという「マキャベリズム」を実践するのはお人よしの自分には難しいなという感想を持ったが、考え方を知っておいて損はないなと感じた。

    0
    2016年05月29日
  • 飛行迷宮学園ダンゲロス 『蠍座の名探偵』

    Posted by ブクログ

    相変わらず楽しい能力バトル漫画だ。前作を読んだのがかなり前なので舞台設定などの詳細を失念していたが、特にそこまで気になることなく読むことができた。『転校生』やらの設定以外は一新されているというシステムの強みである。面白くなりそうな論理能力ものが思ったより活躍してなかったのは残念といえば残念か。まあ誰かが二次創作で書いてくれるでしょう。

    0
    2016年01月14日
  • 飛行迷宮学園ダンゲロス―蠍座の名探偵― 4

    Posted by ブクログ

    おお、すげえ、本当に「クローズドサークル推理もの」に収束した…
    凡人がルールを理解し、最後の最後に大逆転のロジックをくみ上げる…といった流れはやはりダンゲロス。
    しかし原作に対して、作画の雰囲気が少々生真面目すぎる感もあったり。

    0
    2015年12月16日
  • よいこの君主論

    Posted by ブクログ

    今朝の日経に掲載されていたので思わずレビュー。

    マキャヴェリの「君主論」をラノベ風に、小学校を舞台に解説。分かりやすいけど、これで君主論を分かった気になってはいけません。予習として読んでから「君主論」に取り組むには問題ないかと。

    0
    2015年09月30日
  • よいこの君主論

    Posted by ブクログ

    君主論をベースに小学校を舞台とした小説です。一章ごとが短く、そのあとに君主論の解説がわかりやすく掲載されています。ただ、この解説に出てくる2人の子どもたちの言葉遣いがよろしくないと思います。好みがわかれそうです。

    0
    2015年07月10日
  • 戦闘破壊学園ダンゲロス(8)

    Posted by ブクログ

    完結巻。若干のやっつけ感があるのはまあ仕方ないのかな。
    ある程度は予想通りだったけどラストを真逆に取り違えていた。そりゃそうだよね。そっちのほうが絵になるし。

    オマケ漫画で次回への伏線が張られていたが、これが蠍座につながるのだろうか。つーかこの人物は彼女だと思うんだけど、彼女的にはあの世界で十分幸せといえるんじゃないのかな。違うのかな。

    0
    2015年06月26日
  • 「バカダークファンタジー」としての聖書入門

    Posted by ブクログ

    どっちかというと「男爵ディーノの『聖書』レビュー」みたいな感じでした。

    『聖書』を物語として、「ここは面白い」「クソつまらない」とか、発言のロジックを突き詰めて「本当こいつクズだよな」とか言い捨てたり、さながらジャンプ新連載を評価するかのように読み解く。

    とは言っても、これまで長く読まれてきたモノであり、そこらへんの歴史や訳による差異もフォロー。その上で「これが一番(物語として)ありそうな内容だよな」と持論に基づき取捨選択。

    架神先生の著作は、宗教的なものに対し「神聖で変な魔力を持っていそうだからなんとなく忌避してしまう」といったあたりの思い込みを、卑近な例や実に理論的な考えをもって払拭

    0
    2015年06月13日
  • もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら

    Posted by ブクログ

    細かいレビューは後日書きたいのだが、日本の宗教に興味があったので非常に面白かった。 途中の挿話が時折というか一貫して馬鹿馬鹿しいレベルに下品。ここまで来ると笑うのも疲れるレベル。笑

    0
    2015年01月17日
  • 飛行迷宮学園ダンゲロス―蠍座の名探偵― 1

    Posted by ブクログ

    クローズドサークル学園探偵ものと思ってたら普通に戦闘破壊学園がはじまってしまったー!

    と言いつつも、「魔人殺しの犯人」「クローズドサークル」という、探偵物を満たすであろう要素もちゃんとある。並行してジェノサイドが進んでいるのは、きっと「犯人絞りの人員整理」なんだな、うん。

    0
    2014年12月24日
  • 戦闘破壊学園ダンゲロス(7)

    Posted by ブクログ

    力バトル漫画として、物凄い領域に達しているなぁ。クソみたいな能力が一撃必殺の威力を持つのが面白い。(校長の能力なんて、邪賢王にはほぼ通用しないだろうけど、ド正義の無敵の能力に対しては完全に打ち勝てる)

    どうも原作から色々と脚色が入っている模様。この漫画版『ダンゲロス』、『甲賀忍法帖』に対する『バジリスク』みたいな立ち位置になるのであろうか。

    0
    2014年12月13日
  • 戦闘破壊学園ダンゲロス

    Posted by ブクログ

    登場人物があっけなくフェードアウトしていく。と聞いていたので興味がわき読んでみました。
    評判通りにあっけなくフェードアウトしていく様は斬新で面白かったです。数十頁を費やした登場人物が二行で死んだり…。
    読み物の概念を覆すような本でした。小説と呼べるかは別として、楽しめる本でした。

    0
    2014年12月12日
  • 戦闘破壊学園ダンゲロス(6)

    Posted by ブクログ

    仁義なき戦いなんていうからどんな凄まじい能力なのかと思ったら、結構応用力高かったw

    途中から邪賢王の過去編。
    言葉とかほぼ出番がなかったので、過去編で活躍が見られて良かったです。
    密かに失恋する邪賢王w

    0
    2014年07月24日