架神恭介のレビュー一覧

  • 完全教祖マニュアル

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    娯楽にちょうどいい。
    実践するかはともかく、読んでいると宗教が魅力的に思えてくる。何か上手くいかなかった時など、これは神のお導きであり意味のあることで、単なる失敗ではないのだ、という考え方は心が軽くなる。
    無宗教だがこうゆう考え方をする知人が何人かいるので、日本人の宗教観とはなんだろうなと改めて疑問に思った。
    今となってはキリスト教、仏教、イスラム教など膨大な信者のいる宗教がたくさんあるが、それぞれの始まりは新興宗教として主にアウトローな活動から始まっている。
    神学に関してあまり知識はなく、それだけ信者がいるなら大層な代物なのだろなという漠然としたイメージがあったのだが、本書のように説明される

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    2025年12月21日
  • 完全教祖マニュアル

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    めっっちゃ面白い。
    一見不合理に見える教義にもちゃんと理由がある事がよく分かる。
    皮肉というかウィット?に飛んだ文章でとても読みやすい。他の著書も読んでみたい。

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    2025年12月04日
  • 完全教祖マニュアル

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    最後まで面白く読ませていただきました。
    宗教の闇をコミカルに伝えてくれるので、この本をきっかけに宗教(特に仏教)について学びたくなりました。

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    2025年11月04日
  • 完全教祖マニュアル

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    題名の通り、読者が教祖になる道程を
    胡乱なビジネス書のような文面で語る本。
    古今東西の宗教を絡め、時に毒を吐き、時に詭弁を弄し、クスッと笑いながら軽く読めました。

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    2025年10月21日
  • 完全教祖マニュアル

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    反社会的な本を思いきや...宗教をビジネス的に分解した、超現実的な一冊。ナメ腐った文体ではありながら、核心を突いた内容と著者自身の知識の広さでぐうの音も出ない。ファンビジネスを広げるには打ってつけ!

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    2025年08月09日
  • 仁義なきキリスト教史

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    キリスト教2000年の歴史を任侠小説に仕立て上げた異色の作品。任侠系団体キリスト組!が登場する。

    キリスト教史は、遥か遠い聖なる世界の話のように思われるが、実態は世俗の人間ドラマである。キリスト教も、所詮人が作りし宗教に過ぎないということを否応なく認識させてくれる。独特の宗教用語を、任侠用語に置き換えるだけで急に身近に感じられ、最後まで興味深く読み通すことが出来た。宗教を学ぶ際には、専門語を自身に近い概念に置き換えて考えると、より理解が捗ると思われる。

    著者も後書きで触れているように、本書は学術的な正確さよりもエンタメ性を重視しており、鵜呑みに出来ない記述は多々あろう。それでも、キリスト教

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    2025年07月19日
  • 完全教祖マニュアル

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    軽い語り口でするする読めてしまう。
    この本自体が一番教祖然としているのが面白い。
    本書を信じれば救われます。

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    2025年06月13日
  • 完全教祖マニュアル

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    本書を読んで実践してみたところ、創設から1週間で信者が100人を超えました。本書の手順に従っただけで、案外簡単に出来てびっくりです。既に収入が給料を越えたので、早速会社に退職届を出しました。これからどれだけ稼げるか、本当に楽しみです!ありがとうございます!

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    2025年06月09日
  • 仁義なきキリスト教史

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    本書はヤクザ抗争史として描くキリスト教二千年の歴史であります。罰当たり必至のまさに神をも恐れぬ本書ですが、全編広島弁のヤクザ言葉で聖人達が繰り広げるやり取りに、剥き出しの「人間的」な物を感じます。




    いやはや…。こんな罰当たり必至、まさに神をも恐れぬキリスト教史は前代未聞。空前絶後でありますが、ベラボーに面白いことは否定できません。

    本書は「やくざ抗争史」として描かれるキリスト教2000年の歴史を「小説」という形で綴ったものであり、僕は一種の背徳感を旨に感じつつ、時に大笑いしながら一気に読み終えてしまいました。

    例えばイエス・キリストが磔刑に処された有名な場面。イエスが息を引き取る際

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    2025年04月08日
  • 完全教祖マニュアル

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    なんだ
    専門家、学会、成功者 なんてのも全て
    このスキームじゃないか

    おふざけスタイルだが
    深淵なる一冊

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    2025年03月24日
  • 完全教祖マニュアル

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    宗教の構造を知ることができる良書(下品だなぁと思う部分もあったけれど)。
    各宗教に共通する構造について第三者の立場から書かれているように感じ、個人的には共感する記述も多かった。
    参考文献も厚く、自分自身の持つ宗教に関する知識と矛盾する点も少なかった。
    「(自分の欲を満たすために)教祖になりましょう、そのための原則を解説します」という主旨が前面に出ている本ではあるものの、2時間ほどで一気に読むことができた

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    2024年09月22日
  • よいこの君主論

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    この本は一言で言うと、人の上に立つ者の実践的な心構えを教えてくれる本です。私はこれまで『君主論』を読んだことがなかったため、この解説本が理解を助けるのではないかと思い、手に取りました。結果として、この本は期待以上の内容でした。

    まず、物語の設定が非常に独特で、まるで銀河英雄伝説のような謀略や計略が展開されるのがとても印象的でした。特に、「こんな小学生いるわけないだろ」と突っ込みたくなるような、ぶっ飛んだ設定のもとで進行するストーリーが好印象でした。

    登場人物が多いため、「この子は誰だっけ?」と混乱することもありましたが、冒頭に人物の説明や関係図があり、それを参考にすることで物語をスムーズに

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    2024年08月02日
  • 戦闘破壊学園ダンゲロス(3)

    購入済み

    おもしろい

    ダンゲロスはくせが強すぎるが、逆にはまったら止まらないぐらいおもしろいし、さらさら読めるのが魅力です

    #アツい #ドキドキハラハラ #シュール

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    2024年07月29日
  • 完全教祖マニュアル

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    「哲学とか難しいことはわからないけど教祖みたいなカリスマ溢れる人間になりたい!」という人にはどストライクで刺さる本だと思う。哲学や心理学、芸術を組み合わせて拘った世界観の宗教を作りたい人でもこの本をベースに組んでいけば出来るから汎用性の高い本でありとても面白かった。また、読んでいて思ったのは巷でカリスマ性のある人気な人にはこの本のチェックリストがいくつか当てはまるなというところ。特にバンドマンや絵描きといった独自の世界観を持ったアーティスト方面の人はチェックリストのほとんどが埋まることもあり、やはりサブカルと宗教は相性が良いのだなと思った。

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    2024年05月20日
  • 完全教祖マニュアル

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    批評的であり、ROCKな本だった。論理的に構築された高度な哲学はインテリを釣れるのは、本書でよく分かる。新書におけるおふざけ部門の最高到達点だ。一見、教祖として救いや信仰を作る側であるが、本書である『完全教祖マニュアル』を信じ……ちなみに300円で買ったんですが、多分380円くらいの価値はありますよ。下手なバカミス読むよりお得なんじゃないかな。ミステリしてるかって?…私を信じてはくれないか?

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    2024年03月25日
  • リアル人生ゲーム完全攻略本

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    ネタバレ

    もし人生が意図的に創造されたゲームだったらというお話。

    面白かったところ
    ・解脱はチートプレイ
    ・イエス・キリストは運営がプレイヤーのふりをしていた!

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    2023年09月20日
  • リアル人生ゲーム完全攻略本

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    人生のメゾ知として一つ、家政学がある。そこに含まれてくる人生の家計簿的な考えを持つために、全体像を掴む必要がある。

    また情報受信者が大半の現代社会の思い込みが、人生を困難にしてしまうこともあり、その外側から全体を掴む必要がある。一つに、しつけ、道徳などの教わった踊り方から、現代性と各人的な踊り方、倫理化的な変更も重要だ。

    メゾ知の大枠が把握できないと、いくら実用知:ミクロ知を積んでも無駄になることに気づいていない現代社会に必要な知識だと思う。だけどそういった本で面白い本がこれまで出会えていなかった。この本は読み物として読めるので、人に勧めたいと思った。

    (それと現在、響きやすさで信用され

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    2023年03月05日
  • 完全教祖マニュアル

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    素晴らしい本、この本はもちろん教祖になりたいもののための実用書だが、ごくまれに手に取った、教養書として読む読者も楽しく読める本だ、教養書として手に取った私もこの本に従えば教祖になれるとわかったので就職活動を止めて教祖になろうと思う、この本を信じれば救われる、この本を信じなさい、この本を信じろ!

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    2023年01月01日
  • 仁義なきキリスト教史

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    題名のとおり、キリスト教史を仁義なき戦いのノリで極道に見立てて書かれた一冊。
    エンターテイメントとしての完成度が高く、どんどん読める。
    主な出来事をかいつまみながらなので、満遍なくとはいかないが、キリスト教にまつわる作品や絵画などをより楽しむことができるようになったと思う。
    (ちょうど上野の近代美術館に行ったところだったので絵画を思い出しながら読め、より楽しめた。)
    世界史勉強中の高校生にも息抜きにおすすめしたい。

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    2022年06月01日
  • 仁義なきキリスト教史

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    「キリスト教とは」を分かりやすく
    尚且つ広島弁での任侠ヤクザの語り口展開で
    非常に分かりやすく描いている本。
    キリスト教…と、ひと言で言ってもなかなかその内容まで分かっていなかったというか
    えぇ!!そうなの?!という驚きの方が多かった。
    著書にも描いてあるけど、まさにLOVE or DIE
    愛しなさい。しかし信じないなら滅びあるのみ、等。
    そしてずーっとひたすら続く内輪揉めの数々。
    創造と破壊というか、破壊してまた創造しての繰り返しで
    人類の3人に1人がキリスト教徒というのも妙に納得してしまった。
    人は救いを求めるもの。それほど人間は弱いし、でも強くもある。

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    2022年04月04日