架神恭介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ダンゲロスシリーズ2作目。
前作とは平行世界なのかな...?
まぁ、このシリーズに辻褄とか
整合性なんてあまり重要じゃないよね。
面白かったらOKな訳だし。
そんななんでもアリな設定に於いて
まさかのミステリテイストをぶち込んでくるこの矛盾...
というかバカバカしさw。痛快。
「魔人」と呼ばれる異能者と、一般の人間。さらには
魔人の中でも最上位の能力を持つ「転校生」が入り乱れての
大殺戮。そんな中でも能力者同士のバトルはそれぞれが持つ
異能の組み合わせは心躍りますね。そもそも今作が中二病小説
なのに、異能力が「中二葬」ってw。基本的に濁りのない
オバカ小説なので痛快に楽しい。
今作のテー -
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Posted by ブクログ
実際にネット上によって行われるシュミレーション・
ウォー・ゲーム「戦闘破壊学園ダンゲロス」を立ち上げた
本人自身がノベライズ化したものが今作。因に
ダンゲロスはDangerousをバカ読みすると...こうなるw。
基本設定は超常能力を待つ「魔人」達の能力戦争。
言ってみればワンピースやジョジョです。
この「魔人」達の持つ特殊能力、そして今作の
世界観...随所に「中二病」が蔓延しています。むしろ
その部分を開き直って強調さえしている
「中二」文学の金字塔なのかもしれません。
圧倒的な下らさなのに、全力でバカバカしいが故に
爽快感さえ感じます。後半、流石に飽きてくる程
長いのと、ラストの主人公 -
Posted by ブクログ
上に立つ者が読む書籍として有名なものに、マキャベリの『君主論』というのがある。
本来、国王が統治の指南書として読むのだが、最近はビジネス本に応用されていることが多い。
さて、興味があってもこういう類の古典読み物はどうも書いてる意味がわからんし、途中で投げ出すことがままある。
そんなあなたにオススメの本がある。
『君主論』を簡単に噛み砕いて書いてある書籍である、この小説だ。
内容としてはある小学校の生徒達(5年生)が、クラスで君主の座を目指して戦うというもの。
群雄割拠の状態から如何にして統一するかを『君主論』を下敷きに上手く書いてあり、面白い。
まあ、実際小学校がそんなに知謀をふるって -
Posted by ブクログ
"よい子のみんなへ
この本では、クラスを制圧するために役立つ知識や、下々の者どもの心理などを分かりやすく解説しているよ。"
こんな一文から始まります。読まずにはいられない。
マキャベリの君主論は普遍性の高さから戦争だけでなくビジネス世界の戦略論など様々な書籍で紹介されている。
しかし、もっと身近な世界でも応用できるのではないか。そんなところから生まれたのが本書だ。クラスの覇権争いのために君主論はどのように活かせるのか!?
そんな娯楽本です。しかし、時として残酷な子供の世界に当てはめることで君主論の秀逸さが感じられるのではないだろうか?
これだけで君主論を -
ネタバレ 購入済み
新井春巻さんのギャグが好きなので読んでみましたが・・・・タグの通りただのグロいホラーでした。
価格からわかりますが、ほんの20数ページしかなくあっという間に終わります。
何を期待して買ったのだろうと虚しさに襲われました。