長沼睦雄のレビュー一覧
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別の著者の本を読んだあとに、本書を読みました。以前読んだ本は著者が女性で、説明というより、寄り添ってくれる感じがして、読みやすかったです。そのためか、本書は、説明が理論的で、わかりやすいのですが、いまひとつ心に響きませんでした。その一方で、HSPと、発達障害、解離、抑うつ、不安症状や、さまざまな身体症状との類似性、違いが詳しく説明されています。自分は、大学生の頃に、心理学や精神医学に興味を持ち、さまざまな本を読んだ経験があったので、興味を持って読むことができました。HSPについて、理論を学びたい、実際の場面での対処法を知りたい人におすすめです。
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Posted by ブクログ
とても敏感な人に共通する5つの特徴、①刺激に敏感に反応する②人の影響を受けやすい③直感力があり、ひらめきが強い④慎重で、自分のペースで行動することを好む⑤内的生活を大事にする。③以外の4つは当てはまるなぁ。HSPチェックリストも12以上でHSPのところ、13個にチェックが付いた。自責の念が強い、HSPはわずかな刺激にも過敏に反応して神経を高ぶらせやすく疲れやすい、も分かる。自分の中の「いい子」をやめる、自分を責めない、HSPだと意識しすぎない、頑張りすぎない、抱え込まない、合わない環境に身を置き続けない、小さなミスにも動揺する→良かった点を見つける、一度に多くのことをやらない(緊急&重要→緊急→重要)、カウンセリングはきっかけにすぎず自分で決断し実践していくしかない(同じ悩みを持つ者同士で助け合うとかも)
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Posted by ブクログ
私自身が、他人の顔色を伺い、自分軸で生きられない人でした。
あることをきっかけに、突破できて、私はいったいなんだったんだろうと自分自身を知りたくこちらの本を読みました。
HSPに関するアウトライン、回避方法、大まかなことですがありがたいことが書いてあります。
自分の知っていること、自分のやってきた心の動きが文字になって振り返れて良い本でした。
1番、心に残ったのは、
現実の自分を突き合わせて確認する
「心の棚卸し」現実の自分の弱さを恐れずに見出し、嘘や誤魔化しのない「本当の自分の棚」を作ること。
ここが私ができたからこそ自由になれた、そしてより良い人生を歩むことができている。
モヤモヤした言語化できなかったことがスッキリしました。 -
Posted by ブクログ
HSP臨床医の著者が執筆した「考えすぎ人間」への指南本。
今でこそ「HSP」「繊細さん」という言葉がちらほら聞こえてくるようになりましたが、HSP提唱者のエレイン・アーロンが「HSP」という理論を発表したのが1996年。
「繊細さん」という名称でHSPを世に広めた、武田友紀さんの著作『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 』が2018年出版。
著者は(巻末にあるように)2000年からHSPに着目しており、「繊細さん」という言葉が世に定着する前から研究をしておられる方のようです。
本書はHSPだけに的を絞らずに、クヨクヨ悩んでしまう人たち全般に向けて「考えすぎ人間」という括りを用いて「こういう風なことが原因ですよ」「こうしたら考えすぎも強みにできますよ」と背中を押してくれる内容です。
(「考えすぎ人間」の中には、HSP、内向型思考の人、愛着障害を持つ人、トラウマのある人、自律神経が乱れている人、などがあてはまるようです)
特に「クヨクヨ悩んでしまう自分を受け入れること」「インナーチャイルドを癒す」「ホ・オポノポノ」「ブレイクスルー思考」「行動を伴えば考えすぎは強みになる」といったような、一般的に励ましの言葉として用いられるような薄っぺらい根性論でもなく、「そうだよね、わかるわかる」だけに内容が始終する慰めでもなく、実用的でロジックもきちんとした(臨床経験に裏付けされた)内容が纏められていて、ためになりました。
自身がHSPかも? と考えているのでさまざまな本にあたっているのですが、この本で初めて得られた知識があり、考え方がありました。
HSPだけでなく、「考えすぎ」で悩んでいる方に一読いただきたい本です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレHSP症状のあるあるカタログ的教本。最後のページにはオススメの関連書籍やクリニックも紹介されている。
種類や傾向の度合いがあって、
HSP=保守派
HSS=改革派
HSP&HSS=周りといるときは行動的・一人になると内向的
のような印象で、悪く捉えれば躁鬱のような感じに思えてしまった。
ユング心理学によると、人間は社会性の面から本来の人格に加えて社会的性格を併せ持っているとしていて、いわば人間は本来多重人格であることが一般的であるようなだった。
他人の中に自分が抱える悩みやコンプレックスとなる要因を見ると、それを克服しよう・向上しようとしている自分の中にある「影」と重なり、つい批判的になってしまって自己嫌悪に陥るというのは割と日常的な人間関係の中でも垣間見ることの多い要点だと思える。
親ガチャという言葉が最近流行ったが、HSPの傾向として、昔からいい子ちゃんで、親から褒められたり自己を肯定できる経験がないアダルトチルドレンだったりという例が胸が痛い。やさしい虐待なる表現がある事は知らなかった。
自責の念が強すぎて、相手の理不尽な怒りさえ自分が悪いと抱え込んで「自分は嫌われている」と思い込む傾向。また、些細なミスを繰り返すことで、調子の良い同僚と比較して、自分はできないと決め込む傾向などは、現代社会の闇を感じるHSPの一面だった。
「頑張ればできる」「気持ちの問題だ」って言葉が全く救いにはならず響かないのには共感できる。自分の抱えてる不安要因がこの言葉をもってしても肯定できるまで納得できていないのだ。
ほとんどは共感できてしまう部分が多く、他人が責められているのを見て自分も心が痛んだり、他人の陰口が自分のことを言っているんじゃないかと思うのは割とほとんどの人がそうなのではと思う。心の境界線があったとして、実際に対してネガティブな反応を向けられたら気分転換できずに立ち直れないことを考えると、無神経になれるのが一番気楽な気がする。
HSPは発達障害とは違うとしているが、その境界がわかりづらく、HSPでありながら社会で活躍している・うまく活用できている人の例を見てみたいと思った。こういった類でありがちな、単に個性で片付けてしまうのは、どうしても腑に落ちない。