長沼睦雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
HSP臨床医の著者が執筆した「考えすぎ人間」への指南本。
今でこそ「HSP」「繊細さん」という言葉がちらほら聞こえてくるようになりましたが、HSP提唱者のエレイン・アーロンが「HSP」という理論を発表したのが1996年。
「繊細さん」という名称でHSPを世に広めた、武田友紀さんの著作『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 』が2018年出版。
著者は(巻末にあるように)2000年からHSPに着目しており、「繊細さん」という言葉が世に定着する前から研究をしておられる方のようです。
本書はHSPだけに的を絞らずに、クヨクヨ悩んでしまう人たち全般に向けて「考えすぎ人間」 -
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Posted by ブクログ
ネタバレHSP症状のあるあるカタログ的教本。最後のページにはオススメの関連書籍やクリニックも紹介されている。
種類や傾向の度合いがあって、
HSP=保守派
HSS=改革派
HSP&HSS=周りといるときは行動的・一人になると内向的
のような印象で、悪く捉えれば躁鬱のような感じに思えてしまった。
ユング心理学によると、人間は社会性の面から本来の人格に加えて社会的性格を併せ持っているとしていて、いわば人間は本来多重人格であることが一般的であるようなだった。
他人の中に自分が抱える悩みやコンプレックスとなる要因を見ると、それを克服しよう・向上しようとしている自分の中にある「影」と重なり、つい批判 -
Posted by ブクログ
他人の気分に左右されやすかったり、人混みにいると疲れやすかったり、ちょっとしたことに、すぐにびっくりしてしまったり…
周りの環境や出来事に、自分でも「やり過ぎだな」と思うくらい過敏に反応してしまうことはありませんか。実は、その「敏感さ」や「繊細さ」は、
背が高い、声が大きい、などと同じように、生まれ持った気質の可能性があるのです。
この本では、HSP(とても敏感な人)の臨床医としての経験をもとに、HSP気質とどう付き合っていけば良いか、を知ることができます。
すすめポイントランキング
第3位「HSPチェックリスト」P32
先日紹介した、「繊細さんの本」と同じく、この本でも簡単なテスト