あらすじ
ささいなことでドキッとする、ちょっとしたことに過敏に反応してしまう…。それは性格ではなく、性質のせいかもしれません。何事にも敏感に反応しすぎてしまうのが、「HSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)」と呼ばれる性質。ある調査では、生まれつき5人に1人がHSP性質だとわかっています。HSPの人は周囲の出来事や環境の変化に過度に敏感に反応してしまうために、生きづらさを感じたり、周囲の人から誤解を受けることも多々あります。本書では、HSPの臨床医である著者がHSPの特徴を解説しながら「生きづらさ」を減らして生きていく具体的な方法を紹介します。
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Posted by ブクログ
自分がHSPだと思うなら、呼んでみる価値は十分ある!具体的な事例を上げて説明してくれるからわかりやすい。自分がHSPであることを責めることなく、あなたはあなたのままでいいんだよ!と言われている気分になれる名著!
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これは私の本。
Hspかもって思ったら初めに手にした方が良さげ。自分もそうだけど例えば自分の子供がHspだったらどぅ接しますか?そんな事も書いてくれてるので参考になります。
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「自分はHSPかもしれない……」と思って最初に読んだ本。読者(HSP)に対して、優しく励ますように書かれていて安心感を得られた。
HSPについて詳しくない人向けの内容なので、すでに知識がある人には向かないと思う。
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長年の答えが見つかったようです。
私自身HSPだと気付きました。
この本を読み終えたとき涙が出ました。
生きづらさの答えをようやく見つけました。
これからはこのHSPと少しずつ向き合っていきます。
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私の配偶者がHSPではないかと思い、読んでみました(本人にもこの本を斜め読みしてもらいましたが、書かれていることの自覚はあるそうです)。
配偶者は敏感・繊細でいろいろピリピリ感じやすく、端で見ていて気の毒な時もありますが、最悪の危険も回避する能力もあるのでは?と思うところもあって(配偶者自身は無自覚)、HSPということの自覚や周りからの理解があると、しんどさの感じ方がだいぶん違うように思いました。
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「ほかの人とは何かが違う」と思いながらも、理由が何なのか分からずにいたときにHSPという言葉・概念に出会った一冊。
ページをめくるたびに自分に当てはまることがたくさんあって今までの自分の謎が解けたような感じがしました。
初めて読んだときはボロボロ泣けてきてしまったのを覚えています。
あなたはあなたのままでいい、と今まで自信がなく気後れしていた私を肯定してくれるような本でした。
Posted by ブクログ
自分を責めず、自分が生きやすくするにはどうしたらいいかをわかることができた気がします。
些細なことに感情を大きく動かされる自分をどうしたらいいかと手に取った本でした。読み始めると、HSP(Highly Sensitive Person)という性質について書かれています。私はそれに当てはまる部分は多くないです。それでも、そこに書いてあるいろいろな対処法であったり、意識の持ち方みたいなものは参考になります。
Posted by ブクログ
僕はHSSとHSPを兼ね備えてるはずだと思う。
改めて自分を分析できた。
人と自分は違うこと。
自分の問題と他人の問題を切り離すこと。
敏感なセンサーが反応することで疲れやすいこと。
HSSは社交的で外出も好きだけど、HSPの要素もあるから街歩きはほどほどに。
誰かのペースではなく1人仕事の方が実力を発揮できる。
無意識に行ってたことがほとんどだったけど、最近は忙しさに負けてペースが崩れてしまってた。
こうして時間をみつけて振り返ることも大切だ。
Posted by ブクログ
hspの特性について詳しく書かれている。個人的には、「他人との境界線が薄い」という点にとても納得した。境界線が曖昧ださらこそ他人が機嫌が悪いとびくびくするし、他人の課題も自分の問題として取り込んでしまうと思った。
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HSPという生まれながらにして敏感な体質をもった人達がいるというのが、ちゃんとした研究によって明らかになっているのを知らなかった。
一見すると発達障害にも似た敏感さだけれど、そちらとも違う。あれ?いったい何だろう。と思う人は読んでみるととても腑に落ちると思う。
他人との境界線が薄いのは幼少期の親との距離感が原因の一つであったり、他人の気持ちを自分の事として取り込みやすい性質があるために、自分軸を失いやすいという分かりやすい説明は目から鱗が落ちるようだった。
五感が敏感である。直観力がすぐれている。など、良い面と、それ故の生きづらさの比較。そしてそれをコントロールする方法、または接し方など、自分や他人を理解するにはとてもよい教科書だと感じた。
『知る』というのは他人を助けることでもあり、自分を許すことでもある。
読んで良かった。
Posted by ブクログ
HSPの入門書。自分にあてはまる面が多く共感できる内容だった。
HSPは先天的な気質であるが、 HSPが感じる生きづらさは後天的なものであり変えることができる。という前向きなテーマがかかれている。
敏感に反応してしまう刺激を振り返り、自分の場合、人混み、匂い、音(特に大声)、怒っている人の感情、自分のマイナスのイメージであることに気づいた。
HSPは繊細で相手のことを考えるために負の感情を処理しきれない。結果些細な言葉を受け止めトラウマをつくってしまう。
親や教師が悪い、自分が悪いわけではなく、トラウマは自分のそういう面と環境が重なった結果に過ぎなかったと理解でき気持ちが楽になった。
HSPはストレス耐性が低い。
HSPは内省的な人が多いため、主観的で自分の脳内で自己批判を繰り返す。
自己批判は自己肯定感を下げる行為。自分をいじめるクセをやめる。
自分の非だけでなく、相手の落ち度も考える。
多分私を含めたHPSは自己弁護が苦手であろう。しかし、自分を過剰にいじめないために、自分を弁護することをしていきたい。
セルフケアも苦手なので、自分をいじめるのではなく、労ることをこころがけたい。
Posted by ブクログ
もし、自分が他人の気持ちに敏感で左右されやすいな、とか、人混みが苦手、疲れやすいなど当てはまる要素があれば読んでみたらいいのではないかなと思います。
様々な解決策が書かれているし、自分を知るという意味でもためになりました!
Posted by ブクログ
数あるHSP 関連の本の中でも、特に平易で読みやすい。
精神的に疲労している中でも無理なく読み進めることができた。
特に自身がHSP であることを受け入れる心構えについて優しく語りかけるように述べられており、カウンセラーに寄り添ってもらっているような感覚になる。
日々に忙殺され自分を見失いそうになったときに読み直したい本。
以下、自分用メモ
知る、対応する、心構えをつくる
・どんなときに心が動揺するのか、どんな場所に行くと気分が悪くなるのか
・少しでも暮らしやすくなるための準備をする:敏感さを感じる刺激をあらかじめブロックする、活動しやすいように環境を整える、身近な人のHSPに対する理解を深める努力をする
・セルフケアを意識的に行う
落ち込んだ時はプラス思考ではなくプラスの感覚を刺激する(笑える番組を見るなど)。
意識下にある感情や感覚、直感を大事にして行動する
自己と他者の問題を分離して考える
具体的な対処法
・人の気分に左右されやすい
ライオンの吐き出し、境界線を強化するイメトレ
・大事な人にはHSP をカミングアウトする
自分が困っていること、それに対して自分が行なっていること、相手にしてほしいことを伝える
・脳の疲労を解消するサプリを試す
Posted by ブクログ
HSP関連本2冊目。
トリセツをつくるのいいな。
今度やってみる。
個人的にはHSPを理解することで
生きづらさから少し解放された感じがある。
Posted by ブクログ
敏感すぎる事は、生まれ持った気質で、そのような気質を持った人を「HSP」と呼んでいます。チェックシートが最初にあったのですが、私はまさにHSPに当てはまりました。読み進めると「楽しい事でも疲れる」「トラウマを抱えやすい」など、私の事が書いてあるかのような感覚がありました。何よりもドキッとしたのが「幼少期に親からの愛着形成が出来ていない愛着障害」が生きづらさを増長している部分です。自分の敏感過ぎる部分は生まれ持った「個性」で、ちょっとだけ考え方を変える事で人生が輝くのを教えられて心が楽になった優しい本です。
Posted by ブクログ
他人の気分に強く影響されたり、疲れやすかったり、ささいなことに深く傷付いたり…それはHSP(highly sensitive person)という生まれ持った性質のせいかもしれない。心当たりのある人にはぜひ読んでほしい。
私自身、当てはまることが多くあり、この本を読みながら何度か涙した。社会の中で生き辛いと感じるのは自分の人格が劣っているせいではない、同じような生き辛さを感じている仲間もたいさんいるとわかって楽になった気がする。
HSPは変えられるものではないとした上で、そういう敏感な気質とうまく付き合えるように導いてくれる本。これをきっかけに健全な自己肯定感を持てるように、私も少しずつ自分を受け入れていきたい。
Posted by ブクログ
HSPという特性を初めて知りました。自分自身も敏感すぎるところがあり、人に見られて仕事をすると、萎縮してうまく力が発揮されなかったり、たくさんのことを頼まれるとパニックになってしまったりと、困っていました。
自分はどうしてほかの人と同じようにできないのだろう、ほかの人よりも人見知りをしてしまうのだろう、などと悩んでは自己嫌悪。
しかし、もしかしたら・・・というふうに考えることで、少し救われたように思います。たしかに絵画や音楽が好きだし、ほかの人が気づかないようなことに気付くこともあります。
こういった優れた点に目を向けて、欠点となる部分との付き合い方を模索していけば、少しは生きづらさを解消できるように思います。
Posted by ブクログ
とても敏感な人に共通する5つの特徴、①刺激に敏感に反応する②人の影響を受けやすい③直感力があり、ひらめきが強い④慎重で、自分のペースで行動することを好む⑤内的生活を大事にする。③以外の4つは当てはまるなぁ。HSPチェックリストも12以上でHSPのところ、13個にチェックが付いた。自責の念が強い、HSPはわずかな刺激にも過敏に反応して神経を高ぶらせやすく疲れやすい、も分かる。自分の中の「いい子」をやめる、自分を責めない、HSPだと意識しすぎない、頑張りすぎない、抱え込まない、合わない環境に身を置き続けない、小さなミスにも動揺する→良かった点を見つける、一度に多くのことをやらない(緊急&重要→緊急→重要)、カウンセリングはきっかけにすぎず自分で決断し実践していくしかない(同じ悩みを持つ者同士で助け合うとかも)
Posted by ブクログ
通常よりも敏感なHSP(High Sensitive Person)について書かれた本。
HSP本として良心的でまともな本。
どの本も対策が書かれているが実生活ではあまり役に立たなそう。
潜在意識を使った自己洗脳、瞑想、認知行動療法の方が役に立つと思う。
なお、この本にも潜在意識や瞑想の事が書かれていた。
昔はこういうキーワードは使われていなかったが今は心理学やビジネス書にも普通に使われていることに驚いた。時代が必要としているのかも。
Posted by ブクログ
他人の気分に左右されやすかったり、人混みにいると疲れやすかったり、ちょっとしたことに、すぐにびっくりしてしまったり…
周りの環境や出来事に、自分でも「やり過ぎだな」と思うくらい過敏に反応してしまうことはありませんか。実は、その「敏感さ」や「繊細さ」は、
背が高い、声が大きい、などと同じように、生まれ持った気質の可能性があるのです。
この本では、HSP(とても敏感な人)の臨床医としての経験をもとに、HSP気質とどう付き合っていけば良いか、を知ることができます。
すすめポイントランキング
第3位「HSPチェックリスト」P32
先日紹介した、「繊細さんの本」と同じく、この本でも簡単なテストをすることができます。
みんなでやってみましょう!
第2位「心理的逆転」を乗り越える
このエピソードはHSPの話とは少しずれるのですが、皆さんに紹介したいと思いピックアップしました。
精神科通院している患者さんに、心理療法をいくら使っても効果が現れない方がいました。色々悩んだ結果、ある答えに辿り着きました。
「治りたい」と口では言っているものの、心の中には、「治る必要はない」という否認の心、「どうせダメだ」という諦めの心、「このままでいい、変わりたくない」という変化への抵抗、「悩みたくない、考えたくない」とい葛藤の回避などが渦巻いており、それらが治ることを拒否していたのです。
このように、言葉とは裏腹のことを意識下で考えている状態を「心理的逆転」といいます。これはHSPでなくても、多くの人の心の中で起こります。
あなたの心の奥底にも、「生きづらくてもこのままでいい、変わりたくない自分」が潜んでいませんか?
「早く働きたい」と口で言っていても、過去の辛い経験から「働いたらまたあんな辛い思いをするのではないか」という不安があり、意識下では「働きたくない」と思っている…などです。
自分と正面から向き合い、そのうえで生きづらさを捨てると覚悟を決める事、これができて初めて、楽に生きていくための「心構え」を持つ事ができます。
第1位「敏感な人が陥りやすい15の困ったことの対処法」
具体的な対応策が載っているので、大変おすすめです。
・人の気分に左右されやすい
・予定変更にパニックになる
・小さなミスに激しく動揺する
・仕事を頼まれると断れない
・眠れない、眠りが浅い
・人混みで疲労困ぱいする
などなど…HSPではなくても、就労パスポート、ナビゲーションブックのヒントになるものがあるかもしれません!
気になった方はぜひ読んでみてください!
Posted by ブクログ
HSP(Highly sensitive person)についての本。 HSPにはどんな特徴があるのか、なぜHSPの人は生きずらいのか、どうすればもっと楽に生きられるのか、が書かれている。 音やにおいに過剰に敏感で、周りの空気を読みすぎて疲れ切ってしまう私はまさにHSPの特徴を持っている。HSPは病気ではなく特性、性質のひとつで、一般的とはまだいえない概念だが、こういった特質をもった人たちは一定数いて同じ思いを抱えているんだと思うだけでも気分が随分楽になった。
Posted by ブクログ
子どもが敏感でまさに本書に書かれている通り、味や匂いに敏感。同じ料理でも味が違うとすぐ気づき、ドレッシングはいつも同じ市販のものしか受け付けない。いちいちこだわりが強くてピリピリしてたけど、うまく受け流すことにしました。
敏感さが長所になるといいです。