長沼睦雄のレビュー一覧
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ネタバレ面白かった。読んで良かった。
セルフチェック用にチェック項目があって。26個中23個当てはまった。
「おれHSPだったんか。」と納得した。
読んで良かった事実をまとめると。
・5人に1人いる脳の型で発達障害に間違えられやすい。
・普通の人より得られる感覚情報が多すぎて、脳が疲労しやすい。
・生まれつきの気質なのでどうしても苦手な事もある(変えられない部分がある)
・生き辛くても対策できる。
・嫌なことは思い切って損切する(飲み会とか、好きじゃない集まりとか)。
一番良かったのがー…
・苦しみ抜けば苦しみから抜け出せる。(カタカムナ理論)
全体的にスピリチュアルな内容も多かった。 -
Posted by ブクログ
HSPという生まれながらにして敏感な体質をもった人達がいるというのが、ちゃんとした研究によって明らかになっているのを知らなかった。
一見すると発達障害にも似た敏感さだけれど、そちらとも違う。あれ?いったい何だろう。と思う人は読んでみるととても腑に落ちると思う。
他人との境界線が薄いのは幼少期の親との距離感が原因の一つであったり、他人の気持ちを自分の事として取り込みやすい性質があるために、自分軸を失いやすいという分かりやすい説明は目から鱗が落ちるようだった。
五感が敏感である。直観力がすぐれている。など、良い面と、それ故の生きづらさの比較。そしてそれをコントロールする方法、または接し方など、自分 -
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著者は精神科医。医学的な観点で書かれている。
難しい医学用語はなく、中高生に読みやすい内容。
心の病にも対処法はある。それを知らずに、また知ろうともせずにストレスを放置し、どうにもならない状態で来院する人もいる。心の病は自分が治そうと思わないと治らない。
ストレスによる症状は3つに分けられる。
①心理的な症状
②身体にあらわれる症状
③行動にあらわれる症状
自律神経失調症という正式な病名はない。そういう状態を指すだけ。さらに、自律神経の乱れは薬では治せない。
思春期はガラスの心。
・起立性調節障害
・過敏性腸症候群
・睡眠障害
・過換気症候群
自律神経のバランスが乱れ、これらのことが起 -
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HSPの入門書。自分にあてはまる面が多く共感できる内容だった。
HSPは先天的な気質であるが、 HSPが感じる生きづらさは後天的なものであり変えることができる。という前向きなテーマがかかれている。
敏感に反応してしまう刺激を振り返り、自分の場合、人混み、匂い、音(特に大声)、怒っている人の感情、自分のマイナスのイメージであることに気づいた。
HSPは繊細で相手のことを考えるために負の感情を処理しきれない。結果些細な言葉を受け止めトラウマをつくってしまう。
親や教師が悪い、自分が悪いわけではなく、トラウマは自分のそういう面と環境が重なった結果に過ぎなかったと理解でき気持ちが楽になった。
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長沼先生の開業前最後の著作になるのかな?前半に参考になる部分が多かった。
♧くよくよ悩むことも人を成長させる
♧実際にわからないことを恐れた状態を放置すると、くよくよにつながりがち
♧気にしすぎに関わる思考パターン:①自分のあら探しをする②厳しい理想像③くよくよ思考の結果、極に走る
♧トラウマの再演:自分のショックを受けた経験に近い状況を自分で選ぶこと
♧未完了のストレス反応:おさえこまれたマイナス感情
♧腹側迷走神経が「友好」的な反応を見せることを可能にする
♧脳は、事柄に対して、過去に学習したことから適当な対策を選び、実行する。実行したことが、脳の成長につながる -
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自分を肯定されるだけで、ただ一つの文章や言葉だけで人の価値観が変わるのか〜、と感心。
というか自分の感情もぐわんぐわん揺らいで変わるし、
涙も落ちるけど、優しい気分になれた。
この本は知識や行動について書かれていて、それを実行することももちろん大切だけど、この本を最後まで読み終われただけでも、自分にとって得るものが沢山あった。
自分も、誰かも肯定していきたい。
"ハイボクノウタ"
を聞いて、すとんと落ちてくる感覚。
自分が今欲している優しさをダイレクトに受けた感じ、
とっても良いし、選曲が著者の人柄を感じさせてとても好きになった、、
自分の物差しで、自分の好きを自分自身で肯 -
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心理本。
ちょっと自分で気になることがあって読んでみた。
まわりに敏感だったりする人はHSPという特徴を持つ人だーって話。
抽象論ではなく心理学的な話から脳や神経の解説、あと解決策としてのテクニックなどわりと具体的に書かれている印象でためになりそうな気がした
●なるほどと思ったところ。
→苦手な人には自分の影が投影されている、という話。自分の嫌なところが相手に見えるからイライラしたり許せなかったりする。あらためて言われると思い当たるところあり。。
→怒りの対処法。怒りのピークは最初の6秒。ここをぐっとこらえることでむやみにキレることもなくなる。わりと短気なのでこれは是非取り入れてみたいです、、 -
Posted by ブクログ
数あるHSP 関連の本の中でも、特に平易で読みやすい。
精神的に疲労している中でも無理なく読み進めることができた。
特に自身がHSP であることを受け入れる心構えについて優しく語りかけるように述べられており、カウンセラーに寄り添ってもらっているような感覚になる。
日々に忙殺され自分を見失いそうになったときに読み直したい本。
以下、自分用メモ
知る、対応する、心構えをつくる
・どんなときに心が動揺するのか、どんな場所に行くと気分が悪くなるのか
・少しでも暮らしやすくなるための準備をする:敏感さを感じる刺激をあらかじめブロックする、活動しやすいように環境を整える、身近な人のHSPに対する理解を