長沼睦雄のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
自分の事がよくわかりました。
今まで、うつ病や不安症、会食障害等たくさんの病気を抱えてると思って、病院に通い、薬も飲んできましたが、どうしても良くなりませんでした。
でも、この本を読んだらほとんどの事があてはまり、だからすぐ疲れたり、不安になってたと気がつきました。人に全神経を注いで、自分の事はいつも後回しで生きてきたのですが、それはいいようで違う事がよくわかりました。
これからは、自分の性質をよく理解して、自分の事をもっと大切にして行きたいと思いました。
そして、これからの人生はもっと肩の力を抜いて楽に生活していきたいです。 -
Posted by ブクログ
当たり前のことを書いているといえば、確かに、当たり前のことを沢山書いているかもしれない。だけど、私はこの本を確かに『10代のための疲れた心がラクになる本』として人に推薦できる。
本当に変わろうとする気があなたにはあるか?
という筆者の問いは、無気力に陥った10代には酷な問いかもしれない。だが、決してそれは疲れた心を持った10代を責めているのではなく、変わろうと考えることにより、私達は本当に変わることが出来るというメッセージが込められている。
漫画が所々にある上、比較的に平易な文章で構成されているため読みやすくなっており、まさに当事者である10代のための本であると感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ十勝むつみクリニックの院長で、日本で数少ないHSP臨床医の長沼睦雄さんの著書。
HSPは、それまで『恥ずかしがり屋』『内向的』『引っ込み思案』など呼ばれていた性質の背景にある「感覚処理過敏性」に着目して概念化されたもので、愛着や気質・性格理論に加え、神経科学・脳理論とユング心理学も取り入れた包括的で統合的な視野の中で『過敏性』について議論されているものです。
読みやすく、当事者には目から鱗の表現に出会うことができると思います。
4年ほど前に購入しましたが、今でも心に残っているのが
p.28
一般的に敏感さと恥ずかしがり屋や臆病は混同されることが多く、本当は敏感な神経システムを持っているだけ -
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