秦建日子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレある日テレビ局に「恵比寿にあるカフェに爆弾を仕掛けた」と爆破予告がくる。
その取材に下っ端の2人が恵比寿に出向くと、1人のおばさんがいて、下っ端のうち1人が椅子に座らさせられる。
なんとその椅子には、重量に反応して爆発する爆弾が仕掛けられてるとか。
爆弾はそれだけで終わらず、犯人から「次は渋谷のハチ公前」と予告される。
たくさんの警察や爆弾処理班を配置させるが、爆発ギリギリまで爆発の居場所に気付けず、またたくさんの野次馬がいたせいで、たくさんの死傷者を出してしまう。
そんな渋谷のハチ公前で、怪しい動きをしている男がいた。
その男が犯人じゃないかと疑った1人の女により通報され、追い詰められるが、 -
Posted by ブクログ
面白い。
フジテレビでドラマ化された『アンフェア』と同一の主人公が出てくる作品ですが、TVドラマの原作は、このシリーズ1作目の『推理小説』で、この作品はドラマには使われていない。むしろ、ドラマの方はドラマの方で、オリジナルシナリオで進んでいたら誌です。
さてこちらの話。やはりTVドラマの影響は免れず、雪平夏見には篠原涼子の姿を重ねて読んでいるんですが、それはそれで一興です。まぁ、おなじ女刑事が主人公の姫川玲子に竹内結子の姿を重ねるのと同じですね。
いやぁ、それにしても、事件の結末がね、あんな感じだとは。二重三重に、トラップが重ねられている作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズ、犯行は置いといて犯人の人物像にいちいち共感が出来すぎてもはや問題に感じなくもない、笑
主人公は刑事だけど、だから敵対しているんだけど撃ったりしちゃうんだけど
覗き込んでみたらやっぱり人格の否定には至らない気がして
罪を憎んで人を憎まず的な話ではなくて、たぶん回路が、雪平も、どちらかといえば犯人寄り、と言ったら語弊があるけれど、、
そもそもふつうの一般市民的なひとたちが、もういちいちアレなもんだから。
秦さん、テレビのひとなのに、テレビきらいなんだなーってつくづく思う。
マスコミ嫌い、って言っちゃうと信念が俗っぽく成り下がってわたしまでなんか悔しくなるけれど。
テレビ要らない派 -
Posted by ブクログ
ネタバレ秦さんはほんとう雪平をいじめまくりだなあ……。
元夫のことを心底どうでも良いみたいに退場させたのはちょっと笑えるくらいだけど、そのままゆりーんってさせちゃうから、うええええ?ってなる。笑
つらい目に遭わされてばっかいるけど、原作には安藤がいるから。
それに林堂とか、あと同期の鯰江も確か……悪くなかった。
(安藤以外の男性刑事たちの個把握がよわい、、うう)
安藤以外には意外と女性的な口調になったりする雪平に、おお……、となったりなどした。
一作目でも若干その気があった気がするけれど(でも実際としてはためらいも、やり取りとかも、そんなにはなかったか、、)、
犯人と相対して、心情として瞬時に相手