秦建日子のレビュー一覧
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舞台「Change the World」を観たことがきっかけで手にとった1冊です。
3部作になっていて、第一部がこの『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』。第二部が『Change the World』。第三部が『Across the Universe』で完結になるようです。
「これは戦争だ」――恵比寿、渋谷で起きる連続爆弾テロ。第3のテロを予告し首相とのテレビ生対談を要求する犯人の目的とは?
まず、クリスマス前の東京恵比寿で爆破テロが発生します。
犯人の要求は「日本の首相とテレビで生放送対談をすること」。そして「これは戦争だ」というのです。
しかし、首相は「日本 -
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シリーズ第2作。
前作の渋谷の爆破から2年が過ぎ、ハチ公像も再建され、世の中は平静を取り戻している。
前作で活躍した渋谷署地域課の世田も本所南署刑事課に異動になった。
管内の錦糸公園で発生した小学校女性教諭殺人事件を追う中で、暫時預かった義理の甥も含む奇妙な繋がりに気づく世田。
前作の真犯人を模したAIを中心に世界中の若年層によって形成される世直しの動き。
古い世代の否定以外にその主張するところは今ひとつ明らかにされない。
これだけ犠牲者を出しているのだから、少なくとも暴力の否定ではないのだろう。
本書は東京ドームでのコミックイベント爆破を示唆して終わるが、次作は地球規模に拡がるか。 -
Posted by ブクログ
「秦建日子」の連作小説『ザーッと降って、からりと晴れて(『明日、アリゼの浜辺で』を改題)』を読みました。
「秦建日子」作品は、一昨年の7月に読んだ『お父さんは二度死ぬ』以来なので、約1年半振りですね。
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「人生は、間違えられるからこそ、素晴らしい」
リストラ間近の中年男、駆け出し脚本家、離婚目前の主婦、本命になれないOL――不器用な人たちが起こす小さな奇跡が連鎖する、感動の連作小説。
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連作小説… と紹介されていましたが、それぞれの話にオチがあるわけじゃないので、5章構成になっているひとつの物語…