秦建日子のレビュー一覧

  • マイ・フーリッシュ・ハート

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    ネタバレ

    もう終わりかという物足りなさはあったけど、サラッと読みやすい。


    個人的に結局彼氏と別れた原因について、主人公の主観のみからしか触れられていないので、今までの行動のどこで軽く扱われていると感じて我慢の限界だったのかは気になった。(もちろん当日旅行の大幅な予定変更はクソだし別れるに至る要因としては充分あるのだが…)

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    2022年04月20日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    クリスマス目前の12月22日に恵比寿で起きた爆弾テロ。
    犯人の要求は首相と生放送での対談。
    次の爆弾は渋谷駅のハチ公前と予告されたが、首相はテロには屈しないと要求を拒否。
    予告の日、渋谷駅のハチ公前は野次馬で溢れ、最悪の事態が起こる。

    平和な日本で起きた爆弾テロ。

    取材に行くテレビ局のスタッフ。
    偶然居合わせた人たち。
    テロの実行役にされてしまう人たち。
    面白半分で見に行く野次馬たち。

    さまざな立場の人が登場し、誰が主役とも言えないストーリーの進み方が逆にリアル。
    まさかと思うことが起こり、急に迫ってくる恐怖感。

    ラストは予想外で、ぞわっとしました。

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    2022年04月15日
  • 推理小説

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    ある推理小説のストーリーに従って行われる殺人事件。犯人はTHと名乗り、犯人像もさまざまな人間が浮かんでくる。

    物語自体は非常にテンポ良く、スリリングな展開だったが、読んだ時期が悪かったのか、少し話を理解するのに時間を要した。

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    2022年03月07日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    平和ボケを吹き飛ばす作品

    非常に読みやすく、疾走感がありました
    映画で【気になってたが観ていなかった】ので読みました

    自分が勝手に思ってた作品とは違いました

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    2021年10月03日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    渋谷に仕掛けられた爆弾
    犯人からのメッセージを発信させられる
    気の毒な若者とオバサン。
    事情のありそうな警察官。

    秦作品は伏線と時系列が入り混じるのが
    魅力であり難所。
    今作もとても面白く回収させてもらいました、
    が、一箇所回収しきれなかった。
    かなり気になります。

    映画も見ようと思います

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    2021年09月28日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    ひょっとして?とは思いましたが、そうだったんだ!という結末でした。
    現在と過去が入り混じっているうえ、意味のわからないところもありましたが、なかなか面白かったです。

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    2021年08月14日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    ネタバレ

    人の気持ちを考えながら行動しなさいと、誰もが親や周りの人達から言われて育ってきたと思う。
    人の気持ちなんか考えてられない様な状況が迫りくるのがこの小説。でも、深いところで人の気持ちを上手く汲んで行かないと悲惨な結果を招くことになる。。

    全てにおいて一番真実に近づいたのは、公太なのかもしれない。

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    2021年07月05日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    ★3.5

    民間科学捜査研究所とか言うので、石原さとみ主演のTVドラマ『アンナチュラル』が頭に浮かんだんですが、ちょっと違いますかね?『アンナチュラル』の舞台のUDIラボは不自然死の解明を目的に設立されたという設定なので、民間科捜研と言うより、民間監察医務院と言う感じですが、この作品の舞台は、様々な化学分析を行うという設定ですからね。

    民間であるので、捜査はできません。でも、捜査しちゃうんですよねぇ。一応、最後に犯人までたどり着いていますが、民間なので当然逮捕できません。犯人と名指しされた人は、どうなんたんでしょうね?

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    2021年06月15日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    ダニ研究の仕事をリストラされた上に婚約破棄されて民間科学捜査研究所に転職した桐野真衣。警察が追う事件と真衣が追う事件。科学捜査のシーンは科捜研の女を思い出しながら読んでいました。ただなんか犯人
    が・・・、なんか期待外れな部分と「えー!」て感じと。文章は面白くて引き込まれたけど読み続けたいかというと、う〜ん。

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    2021年06月08日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    ネタバレ

    スラスラと読めました。初めての作家さんでした。

    物語としては大掛かりな爆弾テロという割には
    あっさり終わった感じがしました。特に犯人の
    動機は納得出来ませんでしたね。こんな事で
    普通の主婦が他人を巻き添えにするのかって
    感じです。話の途中で色んな人が出てきて
    グランドホテル形式の話しと思いましたが余りにも
    短すぎてそこまで劇的な感まで至りませんでした。
    犯人(?)に行き着くまでの捜査などを細かくして
    もうちょっと長くても良かったかも?
    何かちょっと惜しい感じがしました。

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    2021年05月26日
  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

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    シリーズ4弾。
    前作で大きな怪我をおった雪平は、捜査一課を離れていた。
    新しい部署の上司は良い人で、雪平の事情も理解し、心配してくれる人だった。
    そんな上司がみんなで家を訪ねた日に殺された。
    犯人に遭遇した雪平は事件を追うことになる。
    娘との距離も大きく離れようとしていた。

    2021.5.22

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    2021年05月22日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

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    殺人ビジネス始めます。
    殺された男の口に入れられていたチラシ。
    その男は雪平に近い存在だった。
    そのため、雪平に怨恨のある人物ではないかとされるが、続く殺人と辻褄が合わない。
    犯人の意図は?
    振り回される警察に雪平は、違法操作を仲間に提案。
    行き着いた先は…
    雪平の人間的な部分が出ている作品。

    2021.5.22

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    2021年05月22日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

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    0歳の乳児誘拐事件発生。
    母親が怪しいとみたが、犯人からの電話があり、予想外の展開に。
    そしてまた、雪平が動員される。
    犯人を既に二人も銃殺したことで、有名になった雪平がまたしても指名される場面も…
    何となく、警察が振り回されるだけ振り回されて…ちょっと変な気分…

    2021.5.19

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    2021年05月20日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    スラスラっと読めました。展開もハラハラするもので良かったです。
    意外にあっさりしてたかなぁ〜
    犯人の動機もちょっと、う〜んて感じで、それでテロ起こす!?みたいな所はありますが、娯楽作品として楽しめました。

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    2021年04月14日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな国

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    ネタバレ

    続きが、出ていない……ということは、これはもう、書かなくてもわかるでしょう。という、完なの?完なの??などと考えてみたり
    でも思ったよりは、本作(ハードカバー版)の出版から年数は経っていなかった……とも言えそう。全10作予定発言も過去にあるという。

    ペース的にそろそろ来るなら、あー、って納得しそうである。
    作家さんもシリーズも感覚がそれぞれだからちょっとわからなくなる。笑
    書きたくなったら書いてくれたら良いなあ。。

    今回の渡韓お見通しからの流れのように
    このラストからしれっと飄々とした、あさってと言っても斜め上と言っても微妙に表し切れないような独自展開(?)を挟んで来ても、全くおかしくない

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    2021年04月03日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな国

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    いつもは猟奇的な話だったりするこのシリーズですが、このシリーズにしては、ちょっと難解??時代背景を上手く取り入れた感じではあるんですが、このシリーズには合わないかな。

    この作品から5年以上経過しているんですが、もう、続きは出ないんですかね。面白いんで、続いてほしい気がするんですが。ただ、最初のころのあとがきで、5作くらいのシリーズとして考えているという考えがあるとのことも書いてあったので、ちょうど5作目のこの作品で終わりなのかもしれません。

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    2021年03月07日
  • サイレント・トーキョー And so this is Xmas

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    ネタバレ

    映画から見たため比較してしまうけれど。

    映画で不完全燃焼の部分があったため、読んだ。
    やっぱり描写は丁寧だったけれど、そこまで読むことは必須では無かったかも。
    映画で?と思ってシーンも特に大きな何かはなかった


    最後のシーンが、好き。
    事件だけ起こして、勝手に死んでいく、みたいな展開は好きではなかったから。
    裁かれるべきとも思うけれど、それは物語だから、議論すべき点ではないね。

    映画では、戦争の悲惨さが際立ったんだけれど、小説だと現代社会への少しの希望も見えてよかった。
    上で必須ではないと書いたけれど、映画がとても面白いと感じた人は読むと楽しめるかも。

    私は映画もこの本も普通に楽しめた

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    2020年12月27日
  • ブルーヘブンを君に

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    ネタバレ

    青い薔薇の花言葉は、はんそくだと思う!
    なんかもう余計なこと吹き飛ばしてやられてしまう。。

    (本編じゃなくて、あとがきのラスト一文の感想じゃない……?)

    お見合いのその後、がかわいい。
    母親の為、と悪気すらなさそうな冬子に対する川越くんがやさしくて大きくてかわいくて、彼がああなのは惚れた弱味なのかなあ。立派だなあ。

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    2020年10月14日
  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

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    ネタバレ

    被害者のミッシングリンクを探しつつ、各章の合間に挟まれる少女の行がどのように繋がっていくのか興味を持ちながら読み進めた。事故死した娘の復讐であった犯人の思いが本のタイトルにも反映している。
    『ひとごろしがんばってください』のコメントも意味も最後にしっかり回収されていた

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    2020年07月15日
  • ザーッと降って、からりと晴れて

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    キーワードは「ニューカレドニア」です。
    何気ない日常の中に起こるちょっとした変化が、何かを変えたいともがく主人公たちを後押ししている感じ。
    生き方も幸せも人それぞれ。
    決めるというのは難しいけれど、行動しないと何も変わらない。
    ありえないほどの偶然と奇跡。
    だけど不自然過ぎるということはなく。
    社会っていうのは、こうやってたくさんの関わらない人たちとの繋がりでできているんだろな。

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    2020年07月09日