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Posted by ブクログ 2013年05月16日
登場人物全員がオタク(特定分野に関するエキスパートとも言う)で、それを実にうまく組み合わせたストーリーは文句なしの面白さ。主人公の天然さもコミカルで○。落ちも予測はできたけど◎。是非シリーズ化を。
Posted by ブクログ 2022年07月10日
民間の科学捜査研究所に勤務することになった桐野 真衣。婚約破棄、リストラなど、どん底からのスタート。
奇人変人ばかりの職場で、果たして、やって行けるのか?
着任早々、連続殺人事件に遭遇することに。
科学的根拠をもとに、真実に迫るが、そこには意外な結末が待っていた。
プロローグで、殺人者と2人でお...続きを読む茶を飲むという、あり得ないシーンの幕開けにハラハラしますが、エピローグで、プロローグと繋がり、殺人者が明らかとなりますが、何と何と...
これには、驚きですね(O_O)
Posted by ブクログ 2022年06月26日
「秦建日子」の民間科学捜査員を主人公とした新シリーズ『殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣』を読みました。
『刑事 雪平夏見 殺してもいい命』に続き「秦建日子」作品です。
-----story-------------
『アンフェア』著者による、待望の書き下ろし!
婚約破棄された上に、ダニ研究...続きを読むの仕事までリストラされた「桐野真衣(32歳)」。
どん底から飛び込んだ民間科学捜査研究所では、勤務早々から、顔に碁盤目の傷を残す連続殺人に遭遇する。
変人の同僚に囲まれながら科学捜査で事件に迫るが、そこには意外な結末が―。
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顔に碁盤目の傷を残す連続殺人… 殺害された人物の凄惨な姿を想像すると、イヤ~な気持ちになる物語でしたが、、、
テンポが良く、意外と爽やかなエンディングだったので、死体を想像する場面を除けば、愉しく読めましたね。
『刑事 雪平夏見 殺してもいい命』でも使われていた演出ですが、、、
第2章~第5章の始まりと最終章の最後に、某学校科学部の部活日誌が挿入されていて、真相解明のヒントになっているのですが、巧い具合に読者が微妙にミスリードする表現になっていて、最終章を読むまでは「狭山由海」が勤めるフリースクール科学部の部活日誌だと思い込んじゃいました。
騙されちゃいましたね。
第1章は、主人公の「桐野真衣」が殺人犯とお茶をするシーンから始まるのですが、これが叙述トリックで、殺人犯の性別が曖昧にしてあります。
ここも、あえてミスリードするような表現が用いられていて、そこで固定観念を作ってしまうと、真犯人に辿りつけない展開になっています… まぁ、ミスリードした方が意外性があってイイかもしれませんけどね。
この場面を最終章では、犯人の側から描いているのも面白い… このシーンで初めて、あーっ、こいつが犯人だったんだと気付かされました。
いやぁ、意外な人物でしたね。
巧みな叙述トリックが使われているので、映像化するのは難しそうです。
本作品、神田法科学捜査研究所の特徴的なキャラクターがイイ感じ… シリーズ化してほしいですね。
以下、主な登場人物です。
桐野真衣
神田法科学捜査研究所 科学捜査員
緋村数記
神田法科学捜査研究所 科学捜査員、チーフ
梅原幸太郎
神田法科学捜査研究所 所長
朝倉健太
神田法科学捜査研究所 科学捜査員
松島ゆかり
警視庁科学捜査研究所 科学捜査員
藤城誠一
警視庁捜査一課係長
盛敏明
警視庁鑑識課長
飯塚憲一
飯塚紡績社長
狭山隆
飯塚紡績営業部長
狭山由海
狭山隆の妻、フリースクール講師
Posted by ブクログ 2022年03月09日
この話、好きかもしれない。
科学捜査には初心者の桐野真衣は、婚約を破棄され、仕事はリストラされ…それで、友人から紹介してもらった民間の科学捜査研究所に就職した。
しかし、意外とこの仕事が向いていて、どんどんと成果をあげていく…が、警察の機関ではないので、独自の調査なので、なかなか聞いてはもらえない。...続きを読む
それでも真実を明らかにしようという真衣のまっすぐな感じが気に入ってしまった!
2022.3.9
Posted by ブクログ 2017年11月22日
面白かった~
囲碁部事件解決!と思いきや…そうきたか!だった。
けど、様々な事件を追う科捜研の立場で、やって欲しくなかった殺害方法だなぁ~…
キャラ設定が面白くて、ドラマ化したら良いのにと思ったら、ドラマ化してたのね^^;
Posted by ブクログ 2017年08月23日
初秦建日子。
真相とかはおいておいて、
科捜研の仕事や登場人物たちは
けっこう好きだった。
事件は思いのほかふわっとしてるし
ラストが個人的には残念だったけど
意外に楽しめたので★4で。
Posted by ブクログ 2017年06月29日
アンフェアシリーズ原作者の新しいシリーズ。
冒頭からラストの描写があるのに完全に騙された!
別々の事件が同時に起こっているのは分かってたけど、まさか冒頭で対峙している犯人がメインの事件の犯人ではなく、しかも女性だったとは。
この作者のシリーズは、どれも「職業・フルネーム」がサブタイトルにつくのかな...続きを読む。
Posted by ブクログ 2015年07月22日
なかなか面白かった。
場面がどんどん切り替わって展開が速いところや、会話文を中心に構成されているところなどは、いかにも脚本家出身らしくドラマの原作っぽいです。
Posted by ブクログ 2014年02月28日
会社からリストラされたダニ研究者、桐野真衣。
婚約破棄、リストラ、マンションローン・・・真衣が仕事を探して親友に紹介されたのは、民間の科学捜査研究所だった!!
民間の科捜研に危険な仕事はないと言い切る所長の梅原に太鼓判を押され、即採用となった。
そして真衣を待っていたのは、顔を碁盤の目に切り裂く通称...続きを読む「囲碁部殺人事件」(笑)の連続殺人事件だった!!
警視庁科捜研を飛び出して民間科捜研に勤務する変わり者の研究者たち。
そして真衣も(笑)・・・
親友の女性は婚約破棄された男性の妹で警視庁の科捜研に所属する有能な研究者。
民間科捜研という設定や、キャラで楽しく読めました。
ただ、ラストは苦いかな~~。
Posted by ブクログ 2013年07月15日
警察の科捜研ではなく、民間の科捜研。
そんなのあるんだね、知らなかったよ。
主人公の桐野真衣は婚約者に振られ、ダニ研究の仕事もクビになり、
知人に紹介してもらってそんな研究所に就職することに。
対顧客という意味での最初の仕事は、布に付着した指紋を特定すると
いうもの。その依頼結果が関係者の自殺に繋...続きを読むがってしまうのだが、
彼女はその自殺にも疑問を持ち・・・
一方、警察は警察で通称「囲碁部」と呼ばれる連続殺人事件の捜査に
尽力していたのだが、手がかりがほとんど掴めずにいた。。。
ふたつの事件、それに日記(日誌?)での出来事。
それらが絡んでいくんだろうな、あ、多分こういうことなんだろうな
って想像した内容がほぼそのままの、ストレートなお話でした。
面白かったけど意外性は無い。意外性は無いけど面白かった。
印象は違うかもしれないけど、どっちも言える感じ。
これはシリーズ化されるとのこと。
えーと、『アンフェア』に似た要素がありますね。
これ以上は自粛。
Posted by ブクログ 2013年06月21日
▼結末、そうだったんだ〜。途中の太文字の文章、
なんのことだろ?と思っていたけど、そういうことだったのね。
『何事にも疑問を持て』と緋村さんも言ってたのに、
私は疑問を持たずに読んでしまって、ホントお間抜けさん。
最後の最後でビックリしちゃいました。でもテンポ良く、
ポンポンと進み、楽しめました。
...続きを読む▼科学捜査、興味深いです。ちょっと不謹慎かもしれないけど、
科学捜査の一端を楽しみました。職業としてあこがれるけど、
普段からボケーッとしている私には不向き。
だから本の世界で堪能します。
▼真衣の一生懸命さは見習いたい。
緋村さんのシゴキ?にも負けず、タフで度胸があるところがいい!根性ナシで打たれ弱くて腑抜け女の私には、
真衣の根性が羨ましいです。
▼この前読んだ本はウジ虫が出てきたけど、今回はダニ。
そういえばオオスズメバチっていうのもあったね。
何だか最近私が読む本は意外と虫が出てくることが多い?
Posted by ブクログ 2013年06月15日
「意外な結末」とはこういうものだよ、という見本のような。
面白い要素や展開がたくさんあって読んでいて楽しいのだけれど、
なんだかあっさりしすぎなような…教科書的?
Posted by ブクログ 2013年03月10日
構成がうまい。面白かった。
アンフェア同様、一癖も二癖もあるキャラばかり。
主となるのは、猟奇殺人だけど、事件の謎解決というよりも、キャラ紹介巻ですね。それでも、最後は、「!」ですが。
主人公にも好感が持てるので、次回作があればいいなぁ。
Posted by ブクログ 2021年06月15日
★3.5
民間科学捜査研究所とか言うので、石原さとみ主演のTVドラマ『アンナチュラル』が頭に浮かんだんですが、ちょっと違いますかね?『アンナチュラル』の舞台のUDIラボは不自然死の解明を目的に設立されたという設定なので、民間科捜研と言うより、民間監察医務院と言う感じですが、この作品の舞台は、様々な...続きを読む化学分析を行うという設定ですからね。
民間であるので、捜査はできません。でも、捜査しちゃうんですよねぇ。一応、最後に犯人までたどり着いていますが、民間なので当然逮捕できません。犯人と名指しされた人は、どうなんたんでしょうね?
Posted by ブクログ 2021年06月08日
ダニ研究の仕事をリストラされた上に婚約破棄されて民間科学捜査研究所に転職した桐野真衣。警察が追う事件と真衣が追う事件。科学捜査のシーンは科捜研の女を思い出しながら読んでいました。ただなんか犯人
が・・・、なんか期待外れな部分と「えー!」て感じと。文章は面白くて引き込まれたけど読み続けたいかというと、...続きを読むう〜ん。
Posted by ブクログ 2018年10月13日
婚約破棄された上にダニ研究の仕事までリストラされた、マンションのローン有資格無の三十二歳の真衣が、民間科学捜査研究所に入社早々遭遇する、顔に碁盤目の傷を残す連続殺人事件。警視庁の科捜研や鑑識にも怯まず、指揮棒をくるくると回すチーフのもと体当たりする。意外な犯人が明らかになり冒頭に戻るのが定番的魅力。
Posted by ブクログ 2018年05月31日
婚約破棄された上に、ダニ研究の仕事までリストラされた桐野真衣(32歳)。どん底から飛び込んだ民間科学捜査研究所では、勤務早々から、顔に碁盤目の傷を残す連続殺人に遭遇する。変人の同僚に囲まれながら科学捜査で事件に迫るが、そこには意外な結末がー。
Posted by ブクログ 2017年02月16日
桐野よりもセカンド的な立ち位置の松島が魅力的に描かれている。
美形で、優秀で、男関係の噂もなく、どこか謎めいている存在。
物語の中で織りなす人間関係の中でも、ひとり浮いているような存在。
変人揃いの神田法科学捜査研究所でさえ、互いにどんな人間かをざっくりと把握し、適度な距離を保ちながら仕事をしている...続きを読む。
松島と比較的親しい関係にあった桐野でさえ、はたして松島を理解しようとしていたかどうか。
強さと弱さは表裏一体なのだと、松島をみていると思えてくる。
結末には驚かされた。
動機にしろ経緯にしろ、もっときちんとした形で描いてほしかった。
徐々に事件の真相に迫っていく過程はそれなりに面白かったのに、まるで急降下するような落ちのつけ方はとても残念だ。
ただ、真相が明らかになったあとの桐野と犯人の反応の違いは面白いと思った。
人は、自分が思うほど相手には思われていないということなのだろうか。
桐野という人物の変人ぶりが少しだけ見えた瞬間だったのかもしれない。
Posted by ブクログ 2015年02月16日
導入部分で、何となく類推できてしまうのが、ちょっと…。ない方がいいでしょ。
ダニ研究がどっかで役立つのかなぁ、と思っていたらラストでいきなり役立ちましたね。
どんでん返しなんだけど、犯人に結び付くのがすべて唐突すぎるのでそこが違和感。
ただ、読みやすいし、それはそれでいいと思う。
Posted by ブクログ 2013年09月22日
意外な結末、、、なのだろうが、何故か、またこのパターン?と既視感を覚えてしまう結末だった。最初から思わせブリな描写があるので、ミステリをよく読む人には意外も何もなかったんじゃないだろうか?
キャラの描写も一人ひとり、癖があって、強烈に個性的で面白いのであるが、こうも誰も彼もが変人だと嘘くさく感じて...続きを読むしまう。この著者の方の作品は初読みなのだが、読むたびに読後グッタリ疲れそうなテンションかも。
Posted by ブクログ 2013年05月18日
民間の科捜研なので、探偵のような立場で事件を解決していくシリーズ。
2時間ドラマにできそうなパターンの殺人と謎解きです。
解決して一件落着で満足できる単調な警察ミステリ系というより、ちょっと切なさが残り、見えないスパイスがピリッとさせています。
ちょっと設定に無理がある・・・気もしましたが、一癖も二...続きを読む癖もある人物たちがそれぞれ濃いので楽しめると思います。