秦建日子のレビュー一覧

  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

    Posted by ブクログ

    雪平パート4。

    このシリーズの面白いところは、本の話始めが、必ず前作とつながっていること。
    前作から数ヶ月後。とかではなくて、本当に前作の終わりと繋がっている。
    それは、まるでドラマのように。
    だから、シリーズ一気読みをするタイプの私には、ぴったりの作品たち。

    主人公は当然無傷で活躍する。
    それが、大きく覆される。
    今までとは違った雪平を見られる作品。
    安藤刑事は、立派なバディになっていて、かっこいいコンビ。

    最後にまさかの出来事が描かれていて驚いた。
    まさか、あれをストーリーに組み込んでくるとは。。
    雪平親子に幸あれ。。。と、思う。

    0
    2018年08月12日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

    Posted by ブクログ

    雪平パート3。

    やはり、テンポの速い小説だ。
    脚本を読むかのように、スラスラと読める。

    安藤刑事との息があってきている。
    よいコンビ。

    今回は、最後まで犯人がわからなかったなー。
    わかった後の怖さ。。
    心配なのは、あの子。
    強くなってほしい。
    でも、今でも十分強い子。
    彼女を救えるのは、雪平さんだけなのかもしれない。

    0
    2018年08月12日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

    Posted by ブクログ

    桐野真衣、松島ゆかり、緋村数紀がすごく似ていて、すごくいいキャラ出している。
    そして、真衣の一本気がまたいいね〜

    0
    2018年06月23日
  • サマーレスキュー ~天空の診療所~

    Posted by ブクログ

    ただ単に山を舞台にした小説を読みたくて、行き当たった作品だったが、2012年に放送されたドラマのノベライズだった。
    全然知らずに読み始めたが、実際にボランティアで作っている「診療班」をベースに描かれていると言うことで、作品自体すごく良かった。今まで山岳救助隊の話などがほとんどだったので、高地での医療の難しさなど、初めて知ることもたくさんあったし、医療ものなのだけど、描いているのが脚本家でもある作者なのもあって、文章も読みやすい。
    ドラマは全く観ていないので、よく分からないが、ドラマで描かれるより前の昭和47年、「山で亡くなる人の命を一人でも救いたい」と言う強い思いを抱いた山荘のスタッフが診療所

    0
    2018年06月12日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

    Posted by ブクログ

    「殺人ビジネス、始めます。新規開業につき、最初の三人までは、特別価格三〇万円でご依頼お受けします」-左胸にアイスピックを突き立てられた死体の口には、赤いリボンで結ばれたチラシが突っ込まれていた。殺された男の名は…雪平夏見、最も哀切な事件が幕を開ける。

    0
    2018年06月04日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな国

    Posted by ブクログ

    外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件。ただちに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕される。しかし、新宿署に異動した雪平のもとに「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が…。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかり、真相を暴くため、彼女は海を渡る。

    0
    2018年05月26日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

    Posted by ブクログ

    生後3ヶ月の幼児が誘拐された。
    犯人からの要求は具体性がなく、警察は振り回される。

    捜査一課の刑事、雪平夏見は、果たして、無事に幼児を取り戻せるのか?

    二転三転する状況。
    更に、少女達の遺体が、山の中で複数発見される。
    果たして、誘拐犯人と殺人犯は、同一人物なのか?
    深まる謎に、警察も次の手を打てない...

    雪平刑事の型破りの捜査に、ハラハラドキドキしますが、最後に幼児が助かるところは、ほっとします。


    0
    2018年02月14日
  • ザーッと降って、からりと晴れて

    Posted by ブクログ

    初めは登場人物にあまり共感もできないし、うーんと思ったけど、後半は短編のそれぞれの登場人物が繋がって盛り上がって最後も希望を持てる終わり方でよかった。
    ニューカレドニアええな。

    0
    2018年02月13日
  • ザーッと降って、からりと晴れて

    Posted by ブクログ

    上手く生きていけない女性の気持ちがすごくよく書かれていたと思う。自分にそっくり、というか30近くの女性が考えることは同じなのかなぁ。
    失敗することは怖くなくて、がむしゃらに頑張ってるといつか自分が見えてくるのかも。

    0
    2018年01月07日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった~
    囲碁部事件解決!と思いきや…そうきたか!だった。
    けど、様々な事件を追う科捜研の立場で、やって欲しくなかった殺害方法だなぁ~…
    キャラ設定が面白くて、ドラマ化したら良いのにと思ったら、ドラマ化してたのね^^;

    0
    2017年11月22日
  • 冤罪初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

    Posted by ブクログ

    サクッと楽しく読めるとこに★4。
    あんまり深く考えずに
    ドラマ見る感じで読めば◎

    ゆかりちゃんが一体どんな処遇なのか
    冒頭から気になったのにこのラスト。
    次作も気になる。

    0
    2017年08月28日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

    Posted by ブクログ

    初秦建日子。
    真相とかはおいておいて、
    科捜研の仕事や登場人物たちは
    けっこう好きだった。
    事件は思いのほかふわっとしてるし
    ラストが個人的には残念だったけど
    意外に楽しめたので★4で。

    0
    2017年08月23日
  • ザーッと降って、からりと晴れて

    Posted by ブクログ

    秦建日子『ザーッと降って、からりと晴れて』河出文庫。

    天国に一番近い島、ニューカレドニアをテーマにした連作短編集。人生は何が起きるか分からない…人生、山あれば谷あり…

    どこかホッとするような、まだまだ油断はできないゾと身も心も引き締まるような、そんな不思議な感覚になる作品だった。

    リストラ直前で家庭を捨てて奔走した中年男、駆け出しのシナリオライター、離婚目前のキャリアウーマン、何故か本命になれない30歳のOLのそれぞれの人生がニューカレドニアをキーに奇跡のように交錯していく。

    『明日、アリゼの浜辺で』を改題、文庫化。

    0
    2017年08月22日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

    Posted by ブクログ

    「殺人ビジネス、始めます。新規開業につき、最初の三人までは、特別価格三〇万円でご依頼お受けします」―左胸にアイスピックを突き立てられた死体の口には、赤いリボンで結ばれたチラシが突っ込まれていた。殺された男の名は…雪平夏見、最も哀切な事件が幕を開ける。

    0
    2017年07月23日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

    Posted by ブクログ

    生後三ヵ月の赤ん坊が誘拐された。錯乱状態の母親、具体的な要求をしない奇妙な誘拐犯、翻弄される捜査本部。そんな中、遺留品が発見された山中から掘り出されたものとは…バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして「無駄に美人」。ベストセラー『推理小説』に続く、刑事・雪平夏見シリーズ第2弾。

    0
    2017年07月23日
  • ザーッと降って、からりと晴れて

    Posted by ブクログ

    今が思い通りにいかなくても、何年、何十年後かに思わぬ再開を果たすことがあったり、新しく何かを始めることができる。
    かといって、何時だってなにか不幸が降りかかる可能性だってある。

    「今まで、自分を曲げずに生きてきて良かった。」
    「何が起きるか、それは最後までわからない」

    0
    2017年07月22日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンフェアシリーズ原作者の新しいシリーズ。
    冒頭からラストの描写があるのに完全に騙された!
    別々の事件が同時に起こっているのは分かってたけど、まさか冒頭で対峙している犯人がメインの事件の犯人ではなく、しかも女性だったとは。

    この作者のシリーズは、どれも「職業・フルネーム」がサブタイトルにつくのかな。

    0
    2017年06月29日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

    Posted by ブクログ

    雪平が愛おしくなってくる巻かなぁ。
    しかしこのラストはどうなる・・・。
    絶対に次を読まざるを得ない終わり方しやがってもう・・・。

    0
    2017年03月31日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

    Posted by ブクログ

    犯人側がどれもこれもモヤモヤさせられる。
    悪い意味ではなく、それだけ感情移入してるんだと思う。
    とにかくサクサク読めてしまう。

    0
    2017年03月31日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

    Posted by ブクログ

    死んでもいい命・・・ではない。「殺してもいい命」だ。
    この違いは大きい。
    雪平は驚くほどに孤独だ。穿った見方をすれば孤独であろうとしているようにさえ見える。
    共に行動することが多い安藤は、雪平を理解しようとしている。
    何があっても最後まで雪平について行こうと決めているし、守ろうと考えている。
    けれど、安藤の決心は雪平の心の奥底までは届かない。
    本当の意味で雪平を動かすことができるのは、ただひとり。
    愛娘の美央だけなのだろう。
    だから雪平は怯えてしまう。
    母親であることが許されるのかと、美央の言動のひとつひとつに反応してしまう。
    大切だからこそ、美央と向き合うときの雪平はひどく臆病になる。
    犯人

    0
    2017年03月02日