秦建日子のレビュー一覧

  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

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    前作の「推理小説」は「アンフェア」というドラマになった。
    原作である「推理小説」は第4話までに消化され、その後の展開は完全なオリジナルとなっている。
    したがってドラマでは死亡したはずのキャラクターが、この「アンフェアな月」では生きて物語を続けている。
    こんなはずじゃなかった・・・母となったとき、そんなふうに思うことがあるのだろうか。
    思うようにならない育児、容赦なく背負わなければならない責任。
    何しろ、世話をしなければすぐに死んでしまうような脆い命が相手なのだ。
    突然に告知されるタイムリミットのある命。
    いつかは必ず誰でも死ぬ。でも、それはきっとまだずっと先の話で、明日も明後日も同じような日が

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    2017年03月02日
  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

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    雪平は不器用だけれど、娘・美央に向ける母としての愛情はけっして浅くない。
    美央と語らう場面での雪平は、多くを語らないだけに深い母としての思いが伝わってくる。
    安藤とのコンビもいい。無茶ばかりする雪平の暴走を何とか食い止めようとするが、結局は雪平と行動を共にしてしまう安藤なりの思いが切ない。

    隠蔽された真実があきらかになったとき、雪平の下した決断が哀しく切ない。

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    2017年02月16日
  • 推理小説

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     猟奇的殺人事件が起こり、世間がその真相に右往左往する中、警察と主要出版社に「推理小説・上巻」とかかれた原稿が届く。そこに書かれた内容は、犯人のみ知ることの出来る詳細と、さらなる殺人予告。次々と主観の変わる展開の中で、あなたは犯人を見つけることが出来るだろうか。
     なーんて、勿体つけて内容を書きましたが・・・この本を「ミステリ」として読んではいけません!! もし「ミステリ」として読んだ場合の評価は★×2個ですから。では、どのように楽しむと良いのか。答えは「ドラマを見る感覚」です。
     構成は全7章で、「第一章 アンフェアなはじまり」に始まり「最終章 おそらくは、納得のいかないラスト」にて完結。作

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    2017年02月12日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

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    ネタバレ

    ドラマ、のイメージがくっきりあったせいもあるけど書き方が多分に映像的。
    その、視覚的な見せ方を、フォントだったりレイアウトだったりですこぶるエンターテイメント的に著してるなぁ。。。と。
    でも謎としても面白かったし、心地よくトリッキーだった。

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    2016年03月17日
  • ダーティ・ママ!

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    我が道を行く
    シングルマザーの高子さんと
    そのそばでバタバタと
    やらかしてくれる葵さん最高!
    名コンビの女刑事のお話
    面白すぎる

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    2016年01月22日
  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

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    このシリーズは大好き。読みやすいし、でもちょっと読んでいて辛いところもあるけれど、篠原涼子を思いながら応援しながら読んでます。

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    2016年01月17日
  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

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    言わずと知れた雪平夏見シリーズ。
    映像化が前提だけあって文章の重みはないが、その分展開のスピード感と雪平の現実離れした格好よさは健在です。
    あっという間に読める割には楽しめるので、気分転換にはよいと思います。

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    2016年01月16日
  • サマーレスキュー ~天空の診療所~

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    秦建日子(はたたけひこ)さんの「サマーレスキュー・天空の診療所」、2012.7.20発行を読みました。いい本でした。涙腺がゆるみにゆるみました。-山には山の憂いあり 海には海の悲しみや♪ー伊藤久夫さん(歌手・故人)の「あざみの歌」です。百名山の20も登ってない私ですが、山の空気の美味しさ、おにぎりの美味しさ、そして天候急変のこわさ・・・、体験しています。「山小屋に医者がいてくれたら・・・」2500mの稜ヶ岳山荘に登山者のための診療所を!天空で命を救う熱き・優しき人たち、お医者さん・看護師さんの物語です!

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    2015年12月21日
  • ダーティ・ママ!

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    なんとなく手に取る・・・わはは!面白いぞっ!ってこれ、雪平夏見シリーズの作家さんか~!雪平夏見未読なんだよな~。よーす、この続きと雪平夏見も続けてガンガンいっちゃいましょー♪

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    2015年11月26日
  • 刑事 雪平夏見 アンフェアな月

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    カッコいいなぁ。
    「無駄に美人」な、この主人公。
    スカッと一気に読ませていただきました。
    文庫本で、視覚効果まで見せてくれるのも楽しめます。

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    2015年10月23日
  • 刑事 雪平夏見 愛娘にさよならを

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    いっきに1日で読んでしまった。
    読んでいる間ずっとドキドキハラハラして先が気になってしかなかった。
    哀しい事件だったけど、犯人に共感はできない。
    雪平、安藤、林堂、平岡、山路は魅力的でこのシリーズを通して好きな人物。
    でもこの作者毎回少しだけ説明が足りない。伏線を回収しない。
    そこが私には少し気になってしまって最後の1ページを読んだ後すっきりしないが、次を読みたくさせる手法なのだろう。
    著者の手法にまんまとはまっている私である。

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    2015年10月02日
  • 冤罪初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    シリーズ2作目だが、珍しく1作目は読んでない。でも、これは余りその点は問題ではなかった。ストーリは悪くないし、登場人物のキャラも面白い。でも、受ける感じがテレビ的。この著者の作品を読むのは3冊目だが、やはり脚本家ってイメージを受ける。小説としてはなんか物足りないんだよなあ・・・何かはうまく云えませんが。

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    2015年09月19日
  • 推理小説

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    ドラマや映画にもなっているアンフェアの原作。

    雪平がどうも誉田哲也さんの姫川にダブる。

    推理小説っていうタイトルが読者をバカにしているといったニュアンスを本作の中に書いていて、なかなか挑発的だなと感じた。

    最後はやっぱりなというのと、安藤も最後に呟いていた、伏線の回収をしていない(あえてなのだろうけど)

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    2015年09月18日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    なかなか面白かった。
    場面がどんどん切り替わって展開が速いところや、会話文を中心に構成されているところなどは、いかにも脚本家出身らしくドラマの原作っぽいです。

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    2015年07月22日
  • ファイアマンの遺言

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    20150711

    160ページほどの小説。
    さすがにあっと言う間に読めた。

    少ないページに、あらゆる登場人物のエピソードがぎゅっと詰まった感じ。

    消防士の男たちの友情に感動させられた。

    遺書の部分はもっと練れば、クライマックスとしてより感動させられたはずなので、ちょっとあっさりし過ぎて、もったいないと感じた。

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    2015年07月11日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

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    今度はこんな形の裏切りにあうのか。
    事件の本筋に気を取られていて、完全に予想外でした。
    ラストが無かったとしても事件の展開だけで充分に楽しめる作品なだけに、ここまで必要かと感じてしまいますが、これが本シリーズの特徴ですからね。

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    2015年05月22日
  • 刑事 雪平夏見 殺してもいい命

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    これ、おもしろいよね。読みやすいしね!
    ええ感じに上がってきとるよ。


    寺島進が鬼のようによぎるけど。

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    2015年05月15日
  • 冤罪初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    毎度ながらの大ドンでん返し!面白かったです!私も科捜研とか興味あるけど、死体はなぁ……………。う~ん。しかし、今回も桐野真依。頑張りました。婚カツはどうするんだろ。そして、ラストの下りは次回をお楽しみに!なのか!?

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    2015年05月09日
  • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    んー推理というより
    文章のトリックだったんでしょうかね
    (笑)連続殺人自体はあっけなかった
    ですが、まずまずおもしろかったです

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    2015年04月20日
  • 冤罪初心者 民間科学捜査員・桐野真衣

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    ネタバレ

    この人の本は、やっぱり面白い。
    始めから小説家って訳じゃないのが、何処か違った感じを出してて、それが良いのかな。

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    2015年04月19日