栗原裕一郎のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ペリー来航からストリーミング・メディアに至るまでの、ニッポンの音楽が歩んだ150年を振り返るのが今回の本だ。
これだけ見ると学者によるアカデミックな本に思うがそうではない。評論家と批評・音楽活動をしている2人があるトークイベントで「最近は良い音楽批評の本がたくさん出ているよね」という会話から始まった本だ。
洋楽との出会いは幕末のペリーが1853年に来航したことがきっかけだった。久里浜に上陸したとき、軍楽隊による演奏が行われたそうだ。
演奏された曲は「ヘイル・コロンビア」や「ヤンキー・ドゥードゥル」などだそうだ。日本において初めて洋楽が演奏された瞬間だ。
今では -
-
Posted by ブクログ
好きだったあのバンド…気が付けば解散してた!
ってことってありますよね。
そんなバンドの終わりを綴ったサブカルチャーレポ
まあよくあるのが「お金」ドラッグ」「メンバーの死」「音楽性の違い」なんだけど、メンバー同士の殴り合いやら、マネージャーの暴走や画策、泥沼裁判沙汰などなど、その理由はそれぞれ。
ビートルズからSMAP、ミューズなど、気になるバンドの解散劇がよくわかります。
ちょっと笑ったのが「SPEED」。
原因に意外な男名前が…って私が知らなかっただけ?
「長年同じ釜の飯を食い、下手すりゃ親兄弟よりも多くの歳月を過ごしたバンド仲間との決別は、愛と憎しみが複雑に交錯し、ほどけない」(