藤沢数希のレビュー一覧

  • 「反原発」の不都合な真実

    購入済み

    納得できた

    反原発の問題点について、理路整然と書かれている。健康被害の話、代替電力のコスト的な問題点等、凄い納得できた。
    当時(今もか)の反原発の空気の中、この本を出した関係者の勇気に敬意を表したい。
    併せて反原発の本と読み比べてみると、エネルギー問題をより深く考察する助けになるかなと思った。

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    2016年10月22日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    ネタバレ

     日本の発電は、火力、原子力、水力、太陽光、風力などがありますね。
    本書には、各発電方法の比較、地球環境問題、放射線、原子力の仕組み、将来のエネルギー開発について書かれています。

     個人的には、地球環境や原子力の仕組み、次世代原子力発電に関して大変参考になりました。
    地球環境問題に興味がある方にもオススメしたい1冊です。

     この本を読んで思ったことは、今まで東日本大震災時の原子力発電所の事故はテレビや新聞からの情報に対する第一印象で感情的に判断していた事に気づきました。

     大気汚染に関しては、やはりもっと問題視するべきだと思います。2015年末にフィリピンに行きましたが、首都マニラの大気

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    2016年05月10日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    経産省の前でテントを張っている人たちに言いたい。不法占拠している暇があったら、こういう本を書いてきてくださいと。
    人類の将来を左右するほどのことを決めるのに感情論は不要であろう。

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    2016年03月10日
  • 「反原発」の不都合な真実

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     原発を止めろと言う人も、再稼働しろと言う人も、もしかして、ただただ放射能が怖いだけだったり、景気の沈滞が怖いだけだったり、要するに目先のことしかみていないんじゃないかと心配になる。タブーを作らず、反対意見も聞いて、冷静に考えねばならないときが来ていると思うのだが、これでいいのか。ちょっと冷静さを欠くタイトルではあるが、「日本の反原発の風潮に一石を投じよう」という本書を読む。記述には、感情的にならずに、引用文献を示しつつ、事実に即していこうという姿勢が感じられる。

     原発を止めて、これまでよりも少ない電力で生活していくというのはひとつの見識ではある。田舎に引っ越して、再生可能エネルギーを最大

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    2016年02月05日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    ネタバレ

    この著者、経済の本は読んでいて手応えがあったので、試しに別の分野も読んでみた。やはり文章が面白く、理系ということもありデータがしっかりしていて読んでいて安心。

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    2015年03月22日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    教科書チックな本ではない(例えば用語が太字になっているなど)が経済の入門書としてはかなりの良本であると思えた.
    各種経済指標の間に成り立つロジックや原理などについて分かりやすく解説してある.たまに数式の変形等も出てくるが読み飛ばしても特に問題ないだろう.特にリーマンショックや日本が長年陥っているデフレなどをはじめ具体的な過去の事例に触れつつ,発端となった経済政策や影響の波及について解説している部分は分かりやすく読んでいておもしろい.また最後の章では日本が行うべき経済政策について筆者の意見を述べている.
    これ一冊読むだけで新聞やニュースの内容がチンプンカンプンという人もとっかかりがつかめそう.

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    2015年03月20日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    ここに書かれている政策を実行してほしい。

    フラットタックスは賛成です。

    40歳以上の人はぼろ負け(払っている分よりもらう額が少ない)が確定している年金制度は解散して、自分の分は自分で貯蓄するような制度に設計し直してほしい。(シンガポールがそういう制度)

    がんばっている人に報いる税制を。

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    2015年02月15日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    経済のグローバリゼーションとはどうゆうこと?に対して回答をくれる本です。

    また、マクロ経済の仕組みを理解することもできます。

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    2014年06月12日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    藤沢数希著「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」ダイヤモンド社(20006)

    *JRAはその馬にいくらかけられているかを見てからオッズを決める≪後出しじゃんけん≫方式であるため彼らは絶対に損をすることはありません。しかも丁半博打のテラ銭が実質5%なのに、その5倍の25%も強欲にもっていっているというのが現在のJRAです。
    *一方で宝くじの還元率は、無慈悲なJRAが開催する競馬より断然悪くて40-50%です。つまり、宝くじを買う方からすれば期待値ではかけた金額の半分も戻ってこないのです。
    *生命保険では、保険会社がひとの死ぬ確率を過去のデータなどから統計的に推定して、保険会社のもうけを引いた

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    2014年01月25日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    投資というキーワードに対してまず読むことをオススメする本。

    個人のレベルでは投資に対する姿勢、もう少し大きなくくりで言えば金融業界周辺のお金の流れ方を学べる。
    日本で普通に学校で過ごしてきてもこういうお金に関する知識は誰も教えてくれないのが現実だと思うので、基礎の部分を理解するためにはとてもいい本だと思う。
    この本に書かれている内容が自分の身体の一部になるまで定期的に読み返して、自分が取ってるお金に関する行動が果たして良いことなのかどうか、を振り返るといいのでは。

    ざっとキーワードを抜き出してみるだけで下記のような内容が書かれている。
    クレジットカードの金融的な意味
    生命保険の意味
    ローン

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    2013年08月15日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    経済学の概論をサクッと学べ、現代社会はどう動いているかを学べる本。
    要所を絞っており、すっと頭に入ってきやすい。
    この本を基に専門書を読み進めると良いと思う。
    第5章については、個人的には目新しさはないというか、自分自身の考えと似たものでした。

    第1章 マネーは踊り続ける
    第2章 小一時間でわかる経済学の基礎知識
    第3章 マクロ経済政策はなぜ死んだのか?
    第4章 グローバリゼーションで貧乏人は得をする
    第5章 もう代案はありません

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    2015年11月24日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    個人的には橘玲氏の「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」以来のヒット。かぶる部分もあるけど、正解が同じなのだから仕方ない事なのかもしれない。ソフトな読み口の中に少しの毒を含み、テンポよく読み終えた。

    投資はしないほうがいい、と論じつつ読み終えた後にはすっかり前向きに投資を考えさせているあたりが恐ろしいw

    良い本だと思う。

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    2013年01月28日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    データに基づいて議論されているので非常に納得性が高い。オーダー(桁)の議論は原発みたいな非常に大きなエネルギーを生み出すことができるものに関しては無視できない。原発で何人死んだということは本来の議論の中心ではなく単位エネルギーあたりの死者数の議論にすることで論点を明らかにしている。データの信憑性も高いし、名著。いまの日本の脱原発はとても感情的にすぎないと思っていたので納得のいく内容だった。

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    2013年01月14日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    京大の小出さんの本と同時によんでみた。論理的な本なので脱原発から脱してしまいそうになる。たしかに温暖化や大気汚染の問題とも絡めてエネルギーは考える必要はある

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    2013年01月04日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    投資銀行勤務経験があり、ファイナンス理論の研究者である著者が投資銀行のビジネスモデル、アクティブ投資がなぜ市場平均に負けるのか?、現代ポートフォリオ理論などを一般人向けに解説しています。著者のオススメの投資方法は、インデックスに投資する、国際分散投資が一番とのこと。投資のプロと競い合ってリスク資産を買うより、インデックスに投資して、自分の本業の収入を上げる方が健全のようです。

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    2012年11月23日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    これは非常に興味深い、学べることの多い本。

    簡単なファイナンシャルリテラシーからシンプルな金融工学まで、
    お金に関する基礎体力、基礎鑑識眼を磨ける。

    この著者のブログもおすすめ。

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    2012年08月18日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    お金持ちになるためには
    ギャンブルをせず早く借金を返し、
    真面目に働いて数百万円の貯金をしてからインデックスファンドに投資する。

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    2012年07月30日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    素晴らしい!目から鱗が落ちた。お金持ち目指して頑張ろう。

    しかし簡単に君も大金持ちだ!みたいな夢を語らないというのは本としては致命的なのかも。

    でも経済理論の簡単なとこがさらっと分かってよかった。簡単な数式が理解を助けてくれる。

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    2012年07月01日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    わかりやすくてじっくりと読みました。
    為替レートの式はついていけなかったので読み飛ばしましたが
    第5章は、納得できました。
    筆者のツイッターも楽しく読んでます。

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    2012年11月15日
  • 損する結婚 儲かる離婚

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    話自体は大変面白かった。
    結婚自体を金融商品のように扱い、
    結婚による金銭的価値を最大限にするための数字が具体的に記されていた。

    ただし、女性の立場から物申すと、
    例えば旦那よりも2倍以上給料ある人の愛人として子供を産めば、旦那と離婚するより金銭的に得られる金額が多くなることや、2人以上産めばもっと多くなる。
    また、男性側はDNA検査を受けないと自分の子供であるかどうかわからない。
    など、女性が子供をお腹の中で育て、産む苦労が一切考慮されていないことがひっかかった。
    これらの苦労を数値化し、上記の金額と相殺までしてくれれば文句のつけようがないと思う。
    とはいえ、上記の苦労は人によっても異なる

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    2025年06月17日