藤沢数希のレビュー一覧

  • 「反原発」の不都合な真実

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    原発やめるか7000人殺すか
    3.11からの原発不要論を受けて書かれた本.原発をやめることで化石燃料の費用が膨大に増え,火力発電による大気汚染で原発以上に危険な環境になる,など原発がいかに安全で経済的であるかを論文を示しながら記されている.
    風力・太陽光の発電については貧弱すぎて使い物にならず,それぞれの特性が書かれエネルギーのことがよくわかる1冊となっている.放射線に関しても科学的なファクトがまとめられているので,ぜひとも理解しておきたい.
    CO2排出による地球温暖化にも触れられているが,それに関しては個人的に半信半疑.

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    2019年08月05日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    初心者向け分かりやすい、反原発ダメ論
    再生可能エネルギーは世界的に総崩れで、経済的に成り立たないことが実証されつつある。
    石炭は安いが、大気汚染の問題がある。
    原発事故の被害は大したことはない。
    事故の損害賠償金を考慮に入れても、火力のほうがコスト高。
    ガスタービンコンバインドサイクルは有望。

    太陽光発電が経済的に引き合わないのは、うちのケースでは計算済み。
    もともと独占企業が作っているわけではないので、今からコストが劇的に下がるなんて信じられないね。

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    2019年05月21日
  • 外資系金融の終わり

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    むつかしい内容なのにとてもわかりやすい本です。

    日本の銀行の簡単なお仕事について語られている内容(P88)、一方では当時の欧米の銀行では金融工学を駆使してマネーゲームにいそしんでいましたが、それに追いつこうとみずほ銀行が「投資銀行宣言」をして三顧の礼でカリヨンという証券会社からヘッドハンティングしたアレクサンダーとその仲間たちは、結局みずほに6720億円の損失を出して首になったというトホホな話も面白かった。(P93)

    金融機関の最大のモラルハザードは、儲かった時には多額の報酬をとり、つぶれそうになると役員は既定の退職金をがっぽりもららって政府に救済される、それも何の恩恵も受けていない大部分

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    2019年03月27日
  • 外資系金融の終わり

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    これ恋愛工学の本の作者って後から知って結構衝撃だった。
    私たちが知らない世界の裏でこんなことが繰り広げられてるんだなって話。規模が大きすぎて理解できないところも少しある。収入の話とか意外と面白かった

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    2019年02月26日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    投資とかほぼ分からない人です。
    数式とかは興味ないので飛ばしちゃいました(笑)
    多分簡略化して書いてるとは思いますが、プロがなぜちゃんと成績残せないのか。じゃあプロっていらないのか?みたいな話は納得感ありました。

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    2019年02月18日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    良くも悪くも基本的な内容というか、まあ正解を並べてるというか、ただ、正しいだけで面白くないというか。
    金融系の本を1冊も読んだり調べたりしたことがない人が最初に読む分にはいいと思う。
    けど、すでに色々調べてたり本も割と読んでたりしたことがある人には物足りないかなと思う。
    新しい事は特にない。けどそれは悪い意味じゃなくて。
    大事なことがまとまってる感じ。

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    2019年01月19日
  • 「反原発」の不都合な真実

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    読んでよかった。 原発に対する考えが変わるし マスコミに対する考えも、 情報は自身で正しく判断が必要

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    2019年01月06日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    式が出てくるとわからなくなることが多々。ただ、非常に楽しく読めた 競争を作り出すこと 自由化 グローバル

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    2019年01月06日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    問い 投資のプロたちがなぜ市場の成長に結果的に負けてしまうのか。
    答え 市場はプロ達によって耕されており、僅かなビジネスチャンスでもすぐに均されてしまう。従って、手数料やコストの分だけ投資のプロは市場に負ける。
    ⇒どうしても投資したいならインデックスファンドへ。

    という理論を分かりやすく教えてくれる。

    最初にギャンブルの暴利を暴いてくれるが、競馬や宝くじなど、胴元丸儲けになっているので、読むとやる気が失せる(笑)もともとやらないけど。

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    2018年12月22日
  • 外資系金融の終わり

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    業界内部から見た絵をシンプルにまとめってあってわかりやすい。意見はずいぶん偏ってるけどうまくまとまっている分かりやすいこの業界の略図だと思う。

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    2018年12月20日
  • 外資系金融の終わり

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    外資系金融の内情と現状がフェアに詳細に描写されている。
    トレーダーの生活や人事の実情など正確で興味深い。

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    2018年11月23日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    経済について、非常にわかりやすく勉強になりました。代替案では、それを実行するためには具体的にどのようにするかが書かれていたらもっと良かったと思います。

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    2018年08月26日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    経済学の基本的教科書です。グローバリゼーション華やかなりし頃の本なのですが、グローバリゼーションは自然現象という主張は印象的。

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    2018年06月18日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    ★市場が失敗する4つのケース
    1.規模の経済と独占企業
    2.外部不経済
    3.公共財の提供
    4.情報の非対称性
    この4つ以外のすべては自由な市場による競争にすべきと説く。
    所得税、法人税、消費税を10%フラットにする、年金の清算廃止、解雇自由化、農業自由化、道州制導入、教育バウチャー制度導入などドラスチックな政策提言が展開される。

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    2018年02月03日
  • 外資系金融の終わり

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    ストーリー
    『世紀の空売り』も『ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち』も超える、
    金融業界をテーマとした快作が日本人の手によって誕生!
    身も蓋もなく、苦笑せずにはいられない人気ブロガーの筆致が冴えわたる。

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    僕は海外の大学院で数理科学の分野で博士号を取得し、その後、東京で外資系投資銀行のひとつに勤めはじめた。
    何度か転職しながら、いくつかの外資系投資銀行でクオンツやトレーダーなどの仕事

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    2017年11月19日
  • なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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    1605
    インデックス運用がアクティブ運用に勝る理由。
    超高度化、高速化されたシステム下においては、全ての株価はあるべき姿に収斂される。だからといって投資のプロが運用を辞めると均衡が崩れるといっジレンマを抱えているため、いまの形がなくなることはない。

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    2016年09月19日
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

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    「グローバル化」などと言われて分かっているようで分かっていなかった自分のような人間には大変学ぶことが多かった。現代の日本を取り巻く諸問題(景気・雇用・税金など)について、分かりやすく解説してくれた。

    グローバル資本主義の本質は、国境を越えた自由競争にある。その競争の中から日本だけが部外者でいることは不可能である。その競争で生き残るためには、様々な規制や政府による不要な制限、既得権益を守るような法律をなくし、市場のメカニズムが機能するような方向に誘導してあげることである。

    市場のメカニズムは決して万能ではないが、市場が健全に機能することで多くの場合企業を、国民を、そして貿易を行う関係国も含め

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    2015年05月15日
  • 外資系金融の終わり

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    外資系金融機関で働く著者が金融業界について赤裸々に語っている.少々言葉遣いの悪い部分もある.
    大きく内容は2点.1点目はリーマンショックやギリシャ財政破綻等に触れつつ,金融機関の抱える構造的問題について.2点目は金融機関の労働環境について.主にどこだったらどんな仕事ができてどんくらい稼げるかってところ.
    初出の単語は解説しつつ分かりやすい表現で書いており,金融・経済ペーペーの自分にも読める内容であった.
    金融業界に就職を考えている就活生には一読の価値がありそう.
    個人的には,外資系投資銀行で働くのは金稼ぐにはもってこいだしそこまで労働環境もきつくはなさそうだけど,マネーゲームは一生やり続ける程

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    2015年03月13日
  • 外資系金融の終わり

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    金融界でうごめく人々の生態を描いた金融の“裏”教科書。金融市場が、表向きの制度や理屈どおりに動かないわけがよく分かる。

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    2015年02月07日
  • 外資系金融の終わり

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    藤沢さんらしい、とにかく分かりやすく過激な言い方を心がけている本。外資系金融での仕事内容や働き方について分かるので読んで損はないと思う。
    私はこれを読んでも金融が羨ましいなとは思わなかったのだけど(評価経済社会のほうが好きだし)、銀行を小さくしていくってのはいい考えのように思えた。
    やはり、Too big to fail.はおかしいのでどうにかして是正していかなくてはならないと強く感じるようになった。

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    2014年11月24日