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反原発の問題点について、理路整然と書かれている。健康被害の話、代替電力のコスト的な問題点等、凄い納得できた。
当時(今もか)の反原発の空気の中、この本を出した関係者の勇気に敬意を表したい。
併せて反原発の本と読み比べてみると、エネルギー問題をより深く考察する助けになるかなと思った。
Posted by ブクログ 2016年02月05日
原発を止めろと言う人も、再稼働しろと言う人も、もしかして、ただただ放射能が怖いだけだったり、景気の沈滞が怖いだけだったり、要するに目先のことしかみていないんじゃないかと心配になる。タブーを作らず、反対意見も聞いて、冷静に考えねばならないときが来ていると思うのだが、これでいいのか。ちょっと冷静さを欠...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月14日
データに基づいて議論されているので非常に納得性が高い。オーダー(桁)の議論は原発みたいな非常に大きなエネルギーを生み出すことができるものに関しては無視できない。原発で何人死んだということは本来の議論の中心ではなく単位エネルギーあたりの死者数の議論にすることで論点を明らかにしている。データの信憑性も高...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月26日
タイトルは「原発推進派」を思わせますが、「反「反原発」派」による本、と捉えた方が、より的確な気がしました(結果的に、原発推進派と捉えてよいとは思いますが)。
第1章(発電方法の違いによる死亡者数の違い)、第2章(放射線のリスク)、第3章(再生可能エネルギーの現状)あたりは、『ファクトフルネス』を思...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月05日
この本は日本人の「正義」である「反原発」をアナドル極めてアクシツな言論である。
曰く「原子力をやめて化石燃料を使うと大気汚染で多くの人が死ぬ上、温暖化防止に寄与しない。しかも燃料費だけで年間4兆円余計にコスト負担が生じる。」
曰く「閾値なしモデルを使ったとしても、年間100ミリシーベルトの放射線を浴...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月27日
筆者独特のとても歯切れの良い文書で、原発の優位性がひたすら述べられている。
ただ優位性を主張しすぎて、都合の悪いデータや想定の考慮はあまり行われていなさそうな感じも否めない。
例えば、原発事故というものすごくレアで予測不能な事象について、過去の実績だけをもとに、他の電力とのコスト比較をするのもど...続きを読む
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