【内容】いろいろぼったくってる居酒屋ぼったくりだがぼったくられているようでもある。
会社の何でも屋アキの悲哀。トマト嫌いな男たちにトマトを食べさせる方法は。跡取りたち。餃子の美味しい焼き方。目新しい食べ物には食欲がわく。昔ながらの店が客数を増やすには?
【感想】「深夜食堂」のも少し健康感あるような雰囲気。あちらはどこかしみじみと湿気てるとこあるが。
一見さんやとかなり入りにくいかもって店かも。店の人と客、客と客が親密すぎて溶け込みにくいかも。
【ぼったくりに関する簡単なリスト】
[アキ]常連客。OL。元気でよく気のつく人。
[アキラ]常連客。電化製品取付会社勤務。いつも身体を使っているので食事メイン。
[東一]佐賀県五長田酒造。ぼったくりにはこの酒のファンが多い。
[厚揚げの肉詰め]美音の得意な一品。「今日のおすすめ」に困ったときの頼り。
[アツシ]哲の父。妻のユミコとともに喫茶店を営んでいる。
[イクヤ]常連客。ケンさんの部下。トモの恋人。
[ウメ]常連客。元芸者。焼酎の梅割りを飲む。
[馨]美音の妹。美音より5歳年下。店を手伝っている。
[風邪引きスープ]美音や馨が風邪をひいたとき母が作ってくれたスープ。各種野菜と肉類を煮込んだだけのもの。
[カナコ]ウメの息子ソウタの奥さん。結婚10年以上で今だソウタにラブラブ。
[要]常連客。おそらくちょっと特別な存在。美音の将来の恋人候補かも?閉店間際に来る。草野球レベルでは豪腕投手。
[カンジ]常連客。熊みたいな身体。
[餃子浪漫]宇都宮の餃子のための地ビール。
[呉竹]近所のスーパー。88円という末広がりの値付けが好き。店から自転車で往復20分。
[越乃景虎 洞窟貯蔵酒 特別純米酒]新潟県諸橋酒造のとっても稀少な酒。
[ケンさん]常連客。サラリーマン。
[酒一筋 山廃純米吟醸 時代遅れ]岡山県利守酒造の昔ながらの味わいの酒。
[茂先生]常連客。商店街で開業している獣医。「龍力 純米酒 ドラゴン 緑」を常温で飲む。
[しそ小町]宝酒造のブレンド焼酎。紫蘇の香りが立つ。
[シンゾウ]常連客。薬屋。すぐれた飲み手。
[竹鶴ピュアモルト]ニッカウヰスキーのウイスキー。力強くて柔らかい。ぼったくりのイメージにギリギリ合う。
[龍力 純米酒 ドラゴン 緑]姫路の本田商店。常温で美味しいことを目指した酒。
[父]居酒屋ぼったくりの先代。美音にとっては越えがたい壁。故人。客に冗談のひとつも言えない唐変木。
[哲]馨の恋人。大学時代に知り合ったらしい。サラリーマン。両親は喫茶店を経営しているが今のところ後を継ぐつもりはないようだ。
[鉄板焼きそば]ハンバーグなんかが乗ってる鉄板皿に焼きそばを乗せ卵を周囲にまわしかける。これは個人的にも思い出の料理でした。
[出羽桜 桜花吟醸酒]天童の出羽桜酒造。わかりやすい酒質の酒を目指す。
[トク]常連客。足場職人。
[トモ]常連客。デパート勤め。ヒロシの恋人。
[とろろステーキ]おろしたとろろに紅しょうがと葱をふちこんで白だしと醤油で味付けをし鉄板で焼く。
[母]居酒屋ぼったくりの接客をつとめていた。
【ヒロシ】昔ながらの八百屋の八百源。たまに飲みに来る。美味しくて安いことを重視する。息子のヨシカズがトマト嫌いなのが悩み。
[ポテトパンケーキ]ジャガイモの入った生地にクリームチーズを塗りスモークサーモンを載せたもの。
[マサ]常連客。植木屋。
[益子の炎]米焼酎。ウイスキーみたい。
[ミチヤ]魚屋。たまに飲みに来る。
[美音/みね]主人公。居酒屋ぼったくりの今の大将。挿絵からすると黒く長い髪で右目の下に泣きぼくろあり。
[麦次郎]宇都宮のファーマーズ・フォレスト・ろまんちっく村クラフトブルワリーの地ビール。要が焼き餃子とともに飲んだ。
[野菜の海苔巻き]千切り野菜とチーズをあぶった海苔で巻いたもの。
[ヤマちゃん]常連客。サラリーマン。
[山鶴 特別純米酒 蔵人の詩/くらひとのうた]奈良県中山酒造店。少量高品質のものだけを出す。優しい口当たりが持ち味。
[ユミコ]哲の母。夫のアツシとともに喫茶店を営んでいる。
[米鶴 盗み吟醸 あらばしり発泡にごり]山形県米鶴酒造の白く濁った発泡酒。
[リョウ]常連客のうち最年少?馨より3歳下。大盛りご飯をもりもり食う。市場調査会社に勤めている。