あらすじ
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、感動の最終巻!
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色々な酒に巡り会えて嬉しい
今回の飛騨高山の酒蔵巡りとか、各地の地酒が紹介されていて楽しく読ませて頂いています。そのせいで、東広島や信州、高知などの酒蔵にドライブしています。飛騨高山にもまた行こうと思っています。美音さんと要さんのようなお互いを尊敬できる関係って素敵ですね!
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顔合わせ
イカナゴの釘煮 筑前煮 ササミのたたき 串揚げ 巾着煮
塩味のハンバーグ 茸雑炊
要の祖父松雄、兄の怜が、美音と会いたい、その上美音の料理が食べてみたいと要に言ってきた。要が申し訳なさそうに美音に言うとお安い御用だが作る場所がない。なぜなら店は改装準備中で足の踏み場もない。じゃぁ、要と母が暮らす家で!となった。それを聞いた馨が心配して自分も行く!と言い、いっそのこと親族紹介にしよう!という事になる。
当日、祖母の紀子兄嫁の香織には旦那さんが好きな、八重には要の好きな料理を一緒に作ってもらうことにした。
紀子はコンソメで巾着煮、香織は塩味ハンバーグ、八重はササミのたたきを作った。しかし八重の作ったササミのたたきは要の好物ではなかった。美音は要の夫の好物だと思っていたが、それは佐島家の代々伝わる飼い猫のご馳走だった。
美音としては要の好みを知りたかったのだが、この場で八重が要の大好物を出したらそれはそれで冷静でいられない。八重の気遣いに、見事な子離れに感心するばかりだった。
仏滅結婚式
刺身船盛 ローストビーフ がんもどきの炊き合わせ
要が喜び勇んで電話をしてきた『式場が見つかった!』
要の家系を考えると地味婚なんてできるわけもなく、大勢の招待客が入る式場なんて見つからないと思っていたが、天は要の味方をし、駅前のホテル併設の結婚式場だった。あまりの好条件に美音が尋ねると、節分の仏滅だったから。『結婚式が、仏滅って気になる?』『気になる、って私が言えば、他の日にするんですか?』『たぶんしない』もし気にするならば美音を説得しようとしていた。
『いいですよ。結婚式が仏滅でも。うまくいかなかったときに、仏滅のせいにできますし』とは言ったが、仏滅がお得だということは美音は知っていた。
馨はこの日、哲と記念日ディナーを予定していた。文句を言ったと聞いた要は馨と哲にヘリコプターナイトクルーズと宿泊付き豪華ディナーをプレゼントした。
披露宴の食事と酒は美音が作って持ち込んだり、商店街の店で納品したりと、おいしそうな披露宴となった。
付添人はウメとシンゾウ。あれ?お父さんの代理は親戚の誰かじゃなかったっけ???と思った。
披露宴や結婚式の描写はあまりなかったけれど、町内会の面々が貸し切りバスに乗った後ろ姿を見て泣いて、ひとりぼっちなんだと感じ泣いてしまった美音。そこに要さんが登場。人生ってそういう事だね。
檜のカウンター
だまこ汁
要と美音の新婚旅行中にぼったくりの改装が入った。
そこに、松雄が登場。大工のショウタに、金は出すから檜のカウンターを発注してくれ。
つぎに、八重が登場。大工のショウタに、お金は出すから自宅にジェットバスを付けて欲しい。
最後に怜の妻香織が訪れたが、開店祝いに何をプレゼントしていいかわからない。ショウタが『暖簾はいかがでしょうか』ということで暖簾をプレゼントする。
馨は一人がやはり寂しいらしく、大工のショウタに差し入れといいつつ、一緒にご飯を食べる。
私だったら、夜にそこまで仲の良い大工じゃないのに、一緒にご飯なんて食べれないけどな。
町内会でもシンゾウが暖簾をプレゼントしようとしていた。しかし先を越されてしまった。町内会からは何をプレゼントするのかな?
親に寄せる信頼
ひつまぶし みたらし団子 名古屋モーニング あんかけパスタ 飛騨牛尽くし
美音と要は自家用車で酒蔵めぐりの新婚旅行に来ている。東名→伊勢湾岸→東海北陸自動車道→飛騨高山というルートだ。途中のSAに行くのも忘れない。
名古屋で美音は大手スーパーに行きたいと言い出した。
要が首をかしげていると、食品売り場で調味料やレトルトを爆買いしている。新婚旅行ではなく仕入れツアーになった。
高山で民族村から暗闇の山道の帰り道、一人で歩いている女の子を見かける。美音は心配になり、車に乗せてホテルまで連れていくのだが、その車中で身の上話をする。話が終わらず一緒に夕食を食べる。その子はチズといい、家庭が経済的に苦しく大学を辞めて代わりに弟に大学に行ってもらおうと思っている。と言ってるが、要はどっちが大学に行ったとしても、ご両親は悲しむことは変わらない。だったら今のまま頑張って学業を続けたほうがいい。その言葉にチズは学業に専念する覚悟をする。
暖簾の向こうに戻る日
おせち料理 のし鶏 手羽元のコーラ煮 お好み焼き
美音が新婚旅行に出かけている間、馨は町内のご婦人方がそれぞれ一品だけおせち料理を作ってそれぞれに配ろうという事になった。美音にもお裾分けをしようと、馨に持たせた。
馨と美音は、新装開店に向けていろいろと相談している。
久々にぼったくりに行ってみると、注文したものと違う仕様になっていた。驚く美音。でも、ありがたく受け取った。町内会のみんなからは、檜のカウンターに似合う和風の椅子が贈られた。
馨の家で相談をしていると転寝をしてしまい、急いで自宅に帰る美音。夕飯は馨と同じメニューのお好み焼きにした。その場で新装開店するぼったくりの話をしたり運と努力の話をしたり、感動して泣いている美音を優しく見つめる要さんだった。
工事が完了し、いよいよぼったくりのオープン日。
町内の人たちがいまかいまかと待ちわびている場面でおしまい。
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隣の部屋に住んでる人がどんな人かも分からないというのは珍しくないはず。
そんな中、町内みんなが支え合って過ごしてるのはとても素敵で羨ましい。
「幸せは努力の対価」
幸せと不幸せはトントンじゃない。
努力したものが幸せになるんだ。どれだけ不幸な目にあっても、そのまま不幸に甘んじている人間に幸せはやってこない。不幸な境遇でも、そこから這い上がる努力をした人間だけが幸福に辿り着くんだよ。
最後の最後に、めっちゃいいこと言うじゃないか要さん!!
美音を見習って、私も努力を怠らない人になろう。
初めてこんなに続いている小説を読み切った。
紹介されているお酒はどれも飲んでみたいと思う一方、居酒屋ぼったくりで美音の説明を聞きながら、みんなと会話しながら飲むからこそ、より美味しく感じるんだろうな。とも思う。
お酒だけじゃなく、仕事に対する姿勢や悩み、人に対する気遣いについても学べる素敵な居酒屋でした。
続編も読まなきゃ!
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要さんみたいな家柄の人が、仏滅に結婚式でいいのか?目次を見ただけでそんなことを思ってしまった。読んでいったら仏滅だった意味が分かった。そりゃ、トッカン結婚式であれば仏滅にもなるだろう。
檜のカウンターの話では、カウンターのみならず、佐島家の人がやってくるところがおもしろい。美音が気に入られているのが分かる。
暖簾もうれしい。
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居酒屋ぼったくりシリーズ11弾。そして最終巻。長かった話もいったんここで終了。ほのぼのとした居酒屋、常連客もよい人ばかり。美音と要も色々あったけど、どうにか結婚までこぎつけた。最初は居酒屋でお酒と料理の話しだったのに徐々に恋愛関係までになっていき、とても楽しく読めました。
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女店主美音の結婚前夜、新婚旅行、そして居酒屋ぼったくりの新装オープン…。ぼったくりの常連、要の家族、そして要と美音夫妻、温かで幸せな物語、ここに完結!
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相変らず、ほのぼのとして良い話です。
読んでいて、ホッと心温まる感じ。
美音さんと要さんが結婚します。それに向けての周りの人達との交流や、結婚後の新婚旅行のお話…。
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いよいよ最終刊。終わってしまったのが寂しいです。新しくなった「ぼったくり」での美音と馨と訪れる人達とのやり取りが読みたいです。続編が出ないかなぁ…
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下町で居酒屋を営む姉妹のお話。 第11弾。
・顔合わせ
・仏滅結婚式
・檜のカウンター
・親に寄せる信頼
・暖簾の向こうに戻る日
結婚式の準備と店舗の改装に入った美音と馨と要。
結婚式では美音のもてなしの心が示され、改装中の店舗にはぼったくりを愛する人たちの気持ちが届けられる。
美音と要の新婚旅行ならぬ仕入れ旅行も楽しい。
そんな愛する人達の気持ちが詰まった新ぼったくりが今開店する。
終わり方のまとまりがよかったですが、続くことを願ってます。
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なんだかシリーズ後半から、テンションというか、ノリというか、合わなくなってきて読みながら違和感があったけど、最後の最後に幸運はそれまで自分が努力した結果だから、すごく幸福の後に不幸が訪れる訳ではないっていう件が、とても良かった。
これから幸運がいっぱい来るように努力しようとすごく思えた
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ぼったくり最終巻。
大団円で終了。
よかった、よかった。
しかし、この巻に出てくる佐島家の面々の性格が。。。(笑)
みんな、愛らしいなー。。
処理が行われていた時は、どうなることやら。。と思っていたが、とっても良いご親族。
そして、要氏の家の中での豹変ぶりが。。(笑)
少年だったなー(笑)
新しいお酒が飲みたくなり、深夜に読むとお腹がすいてしまう小説は、これにて完了。
でもないんだな。。
おかわりが存在してた(°▽°)
Posted by ブクログ
ぼったくりが改築で休業中のエピソードばかりで、いつもと趣向が異なっていて、最終巻にしてちょっと新鮮でした。
美音と要の夫妻、美音と馨の姉妹、そしてぼったくりの常連客や商店街の仲間、要の家族。
全11巻を通して、ドラマチックな出来事があったわけではないけれど(多少はあったけど)、人と人とのつながり、お互いを思いやる気持ちが伝わる、温かいストーリーでした。
近所にぼったくりのような美味しくて、そして素敵な人たちが集う居酒屋があればいいのにな。
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数年かけてようやく読み終えた。最後までやさしい世界のあたたかなお話でよかった。
そして最後のお酒が応援のお酒である「冨玲」と言うのが粋。でもわたしは醸し人九平次の大吟醸が飲みたくて、これ読んだ後に買いに行きました。
あと幸せは努力の対価と言う台詞が素敵。不幸に甘んじてはいけない。
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大団円。
下町人情小噺が段々、アラサーシンデレラストーリーのテイストを帯びてきたのには戸惑ったが最後まで基本の人情噺は崩さなかった。
「いい店、いい客、いい家族」、「努力が幸福を招き寄せる」
殺伐とした現実社会。小説の中だけでも温もりに浸りたいよね。
いいお話でした。
さて、残りの番外編が気になるところ。
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大団円!ですね。
みんな美音ちゃん大好きだなぁー。
新築祝い祭りのところ、次々やってくる皆様についつい声を出して笑ってしまいました。
気持ちが暖かくなって、お腹がすいてお酒が飲みたくなる、とても楽しいシリーズでした(´∀`)
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予定通りのHappy Endで良かった。要さんのイメージが最初のイメージとずいぶん変わったが、それも美音さんの影響ということで善し。
幸せは努力の対価、良い言葉だなと思った。
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ぼったくりシリーズ完結編。
最終巻は美音と要のラブラブ全開な内容でしたね(笑)
お料理ネタが少なかったのは物足りない気がしましたが、、
たくさんの愛に包まれて新装開店となったぼったくりも、きっとまたたくさんの人に愛されるお店になるんでしょうね^^
ぼったくりシリーズには美味しいお酒、おつまみ、お料理。
たくさん学ばせてもらっていたので終わってしまうのは残念ですが、、
番外編が出ているようなので楽しみにしたいと思います♪
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美音も相思相愛の要とゴール。
圧巻には、義祖父松雄から檜のカウンターを、義母八重からジャグジー風呂を、また義理姉香織から暖簾を内密にプレゼントを贈らせる美音の器はすごい。
その前の顔合わせの食事会での美音の気配りと関係性づくりで親戚一同から信頼を得たことが上記の気遣いをさせたのだと感じた。
こういう人を持つ要がうらやましい。
Posted by ブクログ
最終巻!となっているが、「おかわり」があるらしいので、実質の最終巻ではないようだが。
美音と要の両家の顔合わせ、結婚式、新婚旅行という名の酒造めぐりを経て、居酒屋ぼったくり、新装開店へ。
商店街の人たちもいい人ばかり。一時はどうなることやらと思った佐島家の人々ともうまくやれそうね~。
Posted by ブクログ
大団円で、とりあえず終幕です。
これからも商店街の「寄り合い所」として
お店は末長く繁盛することでしょう。
最終巻は基本ズーッと
美音と要の結婚から新婚旅行の話。
お店、休業中だからねぇ。
なんか旅先でも人助け?してるけど。
お店の改装工事を請け負ってくれた
腕っこきの職人さんの話が良かった!
技術の継承は大切だよね。
Posted by ブクログ
居酒屋の暖簾をくぐって幾星霜を経た。学生の頃、村さ来や養老乃滝といったチェーン店があちこちに開店。入店するや若い店員さんがやたらデカい声で「いらっしゃいませぇ」と迎え、これまたやたらと多い冷凍もんメニューが並ぶ。酒は焼酎がブームになった。職に就くと、仕事帰りに寄るのは昔ながらの女将がやってる小ぢんまりした店。凝りすぎぬ手作り惣菜と廉価な酒にほっとくつろぐ。今でも時々の気分で両方のタイプの店を利用する。居酒屋に若い女将、こだわり抜いた酒肴、濃ゆい地縁コミュニティってのは、有難いようで小説の中だけでいいかな。
Posted by ブクログ
ついに最終巻!顔合わせ、結婚式、新婚旅行と、次々と夫婦になるためのイベントが目白押し。周りの人の幸せを優先する美音と、それを効率的に実現しようとする要。二人は本当に良いバランスのカップルだと思う。
物語は、新装開店する直前でいったんおしまい。二人の家族が増えた先のお話をまた読んでみたい。
Posted by ブクログ
カバー詐欺?
最終巻ですが、リニューアルオープンまで至りません
結婚には至りましたが
ただただ甘々なまま終了
前半のお食事とお酒の話からだんだん恋愛主体になっていったのが残念
Posted by ブクログ
無事 結婚し、買い出しのような新婚旅行に新居のリフォームにサプライズプレゼント、美音の誠実さ頑張りを皆が祝福な最終巻。本当にこんな店が近くにあったらいいなぁ。作者もいっぱい勉強して書いてるんだろうなぁ、すごい。
Posted by ブクログ
ぼったくりの改装工事が始まって、お店がお休みに。
突然、要の祖父と兄に料理を振る舞うことになり、それがそのまま両家親族の顔合わせに。
結婚式は要のごり押しで一カ月後に挙げる事になるが、仏滅の日しか空きが無く。
とうとう式当日。披露宴は美音こだわりのお酒と料理に、こんな披露宴に呼ばれたいよー!
飛行機が苦手な美音のために車で新婚旅行に出かけた二人。お酒に調味料、買い出しのような旅行にも出会いが。
新婚旅行の2人と、商店街の面々と交互に語られて、このお話はすでに美音だけのお話ではないんだなーなんて。
「不幸せに耐えたから幸せになるわけじゃない。幸せは努力の対価だよ」
予想外にあまーい要さんと、変わらずの面々と。
これからもぶっそうな名前の入った暖簾から騒がしい声と美味しそうな匂いがしてきそう。
とうとう最終巻!これでおしまいかあ。寂しい。