あらすじ
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第10巻! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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いよいよ美音と要の結婚の話が相整い、新生活に向けて話が進む・・はずが、これがまたなかなかなもので。妹の馨はじめ、常連の皆様のお力添えがあり、ようやく進みだした感じ。
図面の話はよかった。ぼったくりがぼったくりになる前に建てたお店の大工さん。思い入れがあるっていいな。
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①自分たちの城、②黄ばんだ図面、③休業のご挨拶、④たこ焼きパーティ、⑤我が家のすき焼き、アツアツの二人を中心にした話でとても嬉しく読めた。違う世界に育ったもの同士が一緒になることで世界が広がる、改めてそう思える懐の深さに憧れます!
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ぼったくりの店舗に2階を増築して、そこで暮らすことにした美音と要。
改築に伴って休業するぼったくり。常連客の反応を見ると、みんなお酒や料理だけではなく、そこに集う人たちとの交流が好きでお店に通っているということが伝わって、心が温かくなりました。
美音と馨の姉妹のお互いに対する気持ちも温かった。両親を亡くしてから姉妹2人で暮らしてきて、美音の結婚を機に初めて離れることになって、1人になる妹を心配する美音、寂しい気持ちもありながら前向きに成長の機会と捉える馨。私にはきょうだいがいないけど、2人のお互いを思いやる気持ちが素敵だと思いました。
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居酒屋ぼったくりシリーズ第10弾。
ついに美音の結婚が具体化し、住宅をどうするか?結局はお店を改築して二人でそこに住むことが決定。ウメの家でたこ焼きパーティーをしたのは新鮮でほのぼのしててよかった
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下町で居酒屋を営む姉妹のお話。 第10弾。
・自分たちの城
・黄ばんだ図面
・休業のご挨拶
・たこ焼きパーティー
・我が家のすき焼き
結婚も決まった美音と要だったが、新居の問題、要の母の問題など遅々として進まない状況に、馨含め、町内のぼったくり常連客が頭を悩ましていた。
しかし要の提案により、ぼったくりの店舗を増築し、そこへ美音と要、実家は薫が住むことになり、ぼったくりはしばらく休業に。
休業中で通えなくなった常連客の寂しさと、店に対する思いやりや愛着が、町内のお祝いムードを加速させる。
ぼったくりあっての商店街、商店街あってのぼったくりで、愛しさが止まらない。
キリの10作目で、もしかしたら完結かと思いきや、まだまだ楽しめそうです。
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「ぼったくり」シリーズ第10弾。
記念すべき10冊目に、「ぼったくり」の転機。
丸ごと一冊、美音の結婚にまつわる話に費やされている。
作者はつくづく結婚話が好きなんだなあ~
それも、平凡な娘が玉の輿に乗るシンデレラストーリー…
美音のあまりの遠慮深さとウジウジにちょっと嫌気がさしました。
後半のお話は、ぼったくりらしく、お料理の生きた、いい人情話でした。
ウメさんみたいな自立したお年寄りはかっこいいなあ、と常々思っていましたが、やはり思うところや寂しさはあり…
ジンと来るお話でした。
あと、商店街の中で「ぼったくり」がどれだけ大切な存在なのか、休業を持って知ることもあり、また、いつもとは違う、お店では出さない料理の話で趣向が変わったのも面白かったです。
『自分たちの城』『黄ばんだ図面』『休業のご挨拶』『たこ焼きパーティー』『我が家のすき焼き』
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新居探しからの改築、休業と。
休業中のお話はどうするのかと思ったら、なるほど・・・。
常連さんたちの日常生活をじっくり見れる(読める)いい機会ですね。
新装オープンと結婚式は次巻以降だな。
この調子で、(良い意味で)ダラダラと続けてほしいなぁ。
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シリーズ最新刊では、ようやく結婚が決まった美音と要だが、なんとか結婚に向けて具体的に動き出し、新居絡みの話やそれを巡る美音の妹 馨とぼったくりに通ういつもの商店街の人たちとの絡みが面白かったですね!
本作は、馨が主役かなと思ってしまうのでした。
今後の展開がまた気になりますね!
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秋川滝美さんの「居酒屋ぼったくり」も10巻目(2018.10)を迎えました。今回は、美音と要がハロウィーンの日に結婚を決めたものの、二人の住む家、妹の馨のこと、要の母八重のことなどでなかなか住居が決まらないところ、平屋の店(ぼったくり)の2Fを増改築することに決定。12月20日に店を休業、着工が1月7日の運びに。工事期間は2ヶ月、その間に結婚式、新婚旅行を。着工以降は11巻のお楽しみか(^-^)
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要さんと美音さんの幸せがフワフワと漂う(*^^*)二人の結婚に関わる問題も、みんなで解決!次回はいよいよ…(*≧∀≦*)♪今回は高級品がたくさん登場したけれど、心惹かれたのは たこ焼きパーティー(゜ρ゜)あと得月が呑みたい!
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今回は美音がほとんど登場せす、ぼったくりの常連さんメインのお話。古き良き時代をそのまま行く珍しい人達。ちょっと考え方が古くてついていけない所もあるのに、なんだかんだで10作目。終わりが見えてきている。結局最後まで読んじゃうんだろうな
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なるほど〜。
結婚に伴う職住問題は無事に
おさまるところにおさまりましたね。
それにともなうお店の休業で
常連客のみなさんも淋しいご様子。
そのひとり、ウメさんのもとに
アキたちが集まった「たこ焼きパーティ」は
ワチャワチャと楽しそうでした。
そして、これからは一人暮らしになる馨。
小さい頃から“ご近所さん”に
見守られて育ってきた彼女が
自分もご近所の子供を見守る存在へと成長。
「拾った小銭を交番に届けるか問題」
あるある、そういうこと…。
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ほほぉ〜、タコのオスメスの違いは聞いた気がする。同じ大きさの吸盤がきちんと並んでるのがオスで、大きさも並びもばらばらなのがメスか。忘れてたけど、そっか。オスがきちんとしてるって、なにやら嬉しいぞ。ま、ばらばらなのも妖艶で良さげですけど。赤身と白身の魚の違いは知らなんだ。ミオグロビンの量の違いで、持久力に優れた赤身と瞬発力に優れた白身って、それ人間の赤筋と白筋の違いと一緒じゃない。俺なんて絶対に白身系だと思うから、日々ジョギングしてるのにタイムは伸びず、太りやすいんだよ。肝心のストーリーは、、、ご馳走さん。
PS あれ?タコのオスメスの吸盤の違いは逆で、メスの吸盤は小ぶりなのが整然と並び、オスが大小様々ではありませんか。誤読ですな。なるほど、喧嘩するときデカい吸盤がいるわけね。
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美音と要、結婚が決まっても、焦らしてくる〜!
結婚式の準備も、住まいのことも、家族や常連さんたちのことを考えると、動けなくなっている美音。
ここまで来ると、「何をそんなに…!」と思ってしまうが、妹の馨ちゃんが上手いこと転がしてくれて、「いいぞいいぞ!」と思いながら読んでいた。
この姉妹のバランスが良いんだなぁ。
次が最終巻みたい。結婚式のエピソードも出てくるのかな?楽しみです!
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結婚が決まってからも話がまったり進んでいることで、終わりを受け入れる準備ができる10巻。出てくる人がみんな良い人すぎて、本当にやさしい世界のおはなし。癒し。
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いよいよクライマックス感満載でしたね。
たこパ羨ましい…私もたこパしたい…。
あったか人情とほっこりご飯は癒されますね。
もうすぐこのシリーズ終わりかー。さみしいなー。
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今回は甘さが少なかったから読みやすかった(笑)。でも居酒屋じゃないよなぁ、ここ。どんどん食べ物の話への持ち込み方に無理やり感が(-_-;)。次回は結婚式がメインかね。なんかみねのこだわりやがんこさんに腹が立つのはなんでなんだろうねぇ。
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「あ、そっちにいくんだ。」
と思いました。(なんのこっちゃ。)
シンデレラストーリー、と言ってる方がいましたが
こうなってくると本当にシンデレラストーリーですね。
自分が求めた人生を何も手放さずに、
玉の輿の素敵な男性を射止めてゴールインできる。という。
羨ましいのが一番ですが、
なにかこう・・・主人公の性格、
読むほどに嫌いになってしまったので
でも、とりあえずシリーズモノなので全部読みますよ!な感じです。
周りの人が本当にあたたかくて、ソコは好きです。
いいなー、私もこんなご近所さん欲しいなぁ。
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いよいよ、要と美音の結婚への準備が始まる。
どこに住むのか、お店はどうするのか。
反則的な要の強引さで解決するけど、「ぼったくり」は長期休業をすることになる。
美音の迷いが商店街のみんなの心配となり、お店の休業は常連さんたちにも影響して行く。
美音のいない常連さんたちのたこ焼きパーティー。
馨の小さな頑張り。
姉妹の思いがけず豪華な夕食。
先にお肉に火を通すすき焼き、やってみたい!
請福酒造 ゆずシークワサー飲んでみたいし。
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もう、11巻が出ていた。ようやく10巻を読み終えたと思ったら。
今回は、美音が出てこない章、ウメを中心した物語がよかったかな。料理だけでなく、ぼったくりを愛する人たちの温かみを感じる内容でした。ついに次は最終巻。
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やっぱり美音の性格は好きになれないなー。 みんなが自分のことを思ってくれるのに反対ばかり。 もっともらしい理由はつけているけど、代案もなく、反対だけ。 要さん、よく付き合ってると思う。 他の人もか。 でも、他の人のエピソードは好きなものが多い。 タコパとか、コロッケとか。 なので、このシリーズが好きかどうか、微妙なのである。