矢立肇・富野由悠季のレビュー一覧
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親との蟠りが解けた神崎が次に意識するのは、自分がどうにかしてやりたい相手の事
宇宙にどう話してやれば良いか判らない。それは一種の迷いであって、そうした迷いを人に見せるのはちょっと気恥ずかしかったり難しかったりするものだけど、いい年して親に見栄張っても仕方ないわけで
自分の恥と照らし合わせつつ、親に相談する神崎は一つの壁を越えられたと言える。なら、そんな子に親が向ける言葉が参考にならない訳がなくて
無理に背伸びをした助言ではなく、神崎にとって原点的感動に繋がる感情やガンプラを通して得た繋がりにて宇宙と向かい合おうというのは良い手掛かり
だからって皆でガンプラを作り上げるってちょっと凄い展開。 -
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新装版5巻、最終巻。
オーブでの戦闘。ストフリ、♾️ジャスティス登場。ディスティニープラン。レクイエム。メサイア最終決戦。
アスランの言葉は、最後までシンには届かず。彼を止めることができたのは、言葉ではなく力だったというのが、わかりあうことの難しさか。
互いにわかりあうことの難しさと素晴らしさ。シリーズは違えど、ガンダムシリーズの根底に流れているものはそれだと思っていて、C.E.の世界は拒絶した「SEED」諦めた「DESTINY」じゃないかと思います。
デスティニープランは、個人の可能性を破棄することで分かり合うことを放棄し、完全に選別された階級社会だと解釈しているので、一定の支持を得ている -
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新装版4巻。デストロイ撃破。フリーダム撃墜。ロゴスへの宣戦布告。ディスティニーとレジェンド登場。アスラン逃亡。
ステラを失ったことで、また守りたいものを守れなかったシン。彼の心の隙間を埋めるため、導くための言葉をかけられないアスラン。隙間を埋めたのは、利用するためにシンを肯定し続けるレイとデュランダル議長。
この時のアスランは、自分自身の行動、信念に基づいたはずの行動だったものに疑問を抱き続けているので、先達としてシンに与えられる言葉はないですね。
そのせいで、軍人としての結果というわかりやすい実績も残せないので、言葉も行動も薄っぺらく響いたのでしょうシンには。
決意、覚悟、信念。いろんな -
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Gガン復刻コミカライズ第2巻。
ギアナ高地での修行とスーパーモード会得。マスターアジアとの決闘。ゴッドガンダム登場、ガンダムファイト本戦開幕、アレンビー参戦。
暴走セーラームーンガンダムのノーベルガンダムとアレンビー。レインのライバルキャラの彼女です。まあアレンビーの方が人気ありそうですが。
TV放送当時の人気って、どっちが上だったんだろう。
ガンダムファイト本戦は、ウォンと東方不敗が好き勝手レギュレーションいじりまくってゆくので、ガントレットマッチになっていますね。総当たりとか、勝ち点とか、トーナメントとかあったっけ?
本戦で一番良かったのは、サイサイシーとドモンの戦い。
ゴッドフィン -
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Gガンダム30周年を記念してコミカライズ全3巻が復刻。新作アニメも動いているそうなので、展開が楽しみなGガンダムです。
Gガンあるあるとでも言いましょうか。あんなのガンダムじゃねぇ。
自分も見るまでは、そう思っていました。見てしまえば、このアニメ面白いじゃんとなりましたね。色眼鏡って本当に無駄ですね。変なレッテル貼らずに素直に見ればいいだけの話です。
1巻は、ガンダムファイト開幕から新生シャッフル同盟の面々とのガンダムファイト、そして新宿決戦まで。
新生シャッフル同盟は、デビル細胞に乗っ取られて敵になってますね新宿決戦。いろんな場面で立ちはだかるマスターアジアこと東方不敗との初対戦か。 -
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新装版3巻。ミーアとのベッドシーンから始まります。慌てすぎでしょアスラン。そりゃあ、朝起きたらベッドにかつての婚約者の偽物がいたら驚くか。据え膳ってやつと割り切ってしまってもいいのでないかな、と思わないでもないけど、そうすると現在の状況に悩みながら、最善の道を取ろうともがくアスラン・ザラという存在ではなくなってしまうんだよな。据え膳って、ある意味では合理的判断と言えなくもないと思うので。ミーアはそういうつもりだしな。恋人同士ならば、当然という感覚なので。
キラ、アスラン、シンに共通するのは思想的に潔癖である点ではないかな、と思います。だから、過去を許せない、現実から目を背けられない、未来への道 -
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1stガンダムのルナⅡ攻防戦の場面を切り取ったコミカライズ。
サイド7から脱出したホワイトベースの面々が逃げ込んだルナⅡ。そこに襲撃をかけるシャア部隊という構図です。
まだMSを動かせるだけのアムロ。歴戦のパイロットであるシャア。融通の効かないお役所のワッケイン司令。
ワッケインの「寒い時代と思わんか」が聞けるのはここですね。
大人になって思うのは、イレギュラーな存在の逃亡ホワイトベース隊に何かを任せるのは無理難題である、ということが理解できてしまうことか。組織ではそうなるよねぇ、というね。融通の効かない軍部というのが、アムロたち少年に対する大人としての敵なのだけど、それはそうなるよ、と思っ -
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新装版の2巻。セイバー登場からガルハナン解放まで。あのザムザザーみたいなMSってなんだったっけ?というか、この戦いの舞台も忘れているな。SEEDは2周したけど、DESTINYは1周しかしてない違いがこういうところで出ますね。
ラクスとアスランって、公にはまだ婚約者なのか。完全にカガリとできているから、無かったことになっていると思っていました。いやミーアなんだけど。このアイドル化したラクスにはびっくりした記憶。アイコンのラクスでなく、ただ消費されるアイドルとしてのラクス。後々の展開もあるけど、議長の策謀はずっと根を張り巡らされていたのだな、と感じますね。 -
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2024.1.26に公開されるSEEDの新作映画。それを受けて発売された新装版です。旧版を持っていないのでちょうどいいと思って購入です。まあ、かつてはガンダムは宇宙世紀だけ知ってればいいかな、なんて思っていた時期もあったのでね。懐かしい。そして、楽しみを自ら閉ざしてしまう自分の愚かさにドロップキック。
アスランを主人公に据えて、彼の視線から描かれるSEED DESTINYということですが、アニメでもシンではなくてアスランじゃなかったっけ?前半はアスランで、後半はキラ。それがDESTINYでしょ。
そんな風に茶化されてしまう不遇な主人公でしたねシン。
映画見る前の予習として、DESTINYの -
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「隊長のザクさん」2巻。なんとソロモン司令になってしまいました。ガンダム撃退という功績は流石に大きい。と出世に喜ぶ暇もなく、地上方面軍への異動命令。
理由?バカッターで炎上したから。雑誌掲載時の時事ネタですね、アイスケースに入ってるので。ただ、この時事ネタ風化しているよなぁ、と思えない世相が悲しい。SNSのおでんやスシローのような炎上は、10年周期で起きるような気がしてならない。忘れた頃に次の世代の事件が起きるという、過去から学習できない10年周期。
やだねー。
地上へ左遷させられたザクさん。彼が出会ったのはモビルワーカーにアッガイの兄妹と、連邦のジム。
アッガイ兄妹のエピソードが、ミハル -
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「機動戦士ガンダムさん」内の作中劇「隊長のザクさん」。
ガンダムエース掲載時から楽しみにしていたシリーズが、一気読みできるように全3巻に編集されて発売。中間管理職の悲哀のザクさんが主人公ですね。
1巻で一番好きなのは、旧ザク爺さんにビビるドムのシーン。若造がイキってんじゃねぇぞ、の古兵の凄みがあります。かっこいいよね旧ザク爺さん。
旧ザク爺さん、ビグザム司令、ファイアパターンゲルググ、ギャンと人間関係こんなに絡み合ってるとは思わなかったよ。中間管理職のしんどさもあるけど、人間関係だけで疲れてしまいますよ。
ストレスから逃げ出してバーテンやったり、急な転勤でジャブローに行ったりするザクさん。 -
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機動戦士ガンダム・水星の魔女の外伝「ヴァナディースハート」。公式外伝という煽りと、登場するMSのルブリス・ジウの巨大腕にひかれて購入。まあ、アニメ本編が面白かったというのも大いにある。ルブリス・ジウって王虎みたい、と思ったけど王虎はデカい丸太というか柱でした。なんかと勘違いしてる。
物語はアニメのプロローグ後の地球から始まります。
ルブリスのパイロットのキユウとGUND研究者のヴィルダ・ミレンの二人の旅。
天真爛漫なキユウですが、無邪気ゆえの邪気にも転がってしまうほどの危うさがあります。その心の成長を描いてゆくのが骨子かな。心の成長が母親への依存で止まってしまっていたスレッタのことがあるので -
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U.C.0097。ラプラス事変の一年後の地球圏。消息不明となっていたユニコーンガンダムの3号機「フェネクス」。フルサイコフレームMSをめぐって騒乱再び。
というざっくりストーリー。
小説版も劇場版も見たけれど、人類の進化の先にあるニュータイプ。人と人とが誤解なくコミュニケーションをとることのできる存在、というニュータイプの定義(だいぶ端折った言い方)に沿っているのであれば、その行き着く先がリタのような精神生命体になってしまうというのは悲しすぎるよなぁ。普遍的無意識の存在になってしまった、という考えであるならば「誤解のないコミュニケーション」は可能なだろうけども。
その存在はララァが代表だと思 -
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逆襲のシャアでアクシズ・ショック後に生死不明となったアムロ・レイ。彼の足跡をキッカ・コバヤシがたどる、という物語です。
ホワイトベースの一員として共に一年戦争を経験したキッカ。あのカツ、レツ、キッカの子供たち。彼女が成長して、戦争の続いている宇宙世紀をアムロを通じてどんな風に描くのか。しかし、キッカがねぇ。彼女自身が、一年戦争から続く戦争の時代をどのように生き延びてきたのか、それをどう感じているかも気になるし、これから再会するかつてのクルーの面々とどんな会話をして、どういう感情もを持つのか、が気になります。
アムロの伝記かあ。ノンフィクションだと検閲対象になりそうだけど、「ピューリッツァー」