あらすじ
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」24年1月26日公開記念して「機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE」が新装版で復活!
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Posted by ブクログ
新装版5巻、最終巻。
オーブでの戦闘。ストフリ、♾️ジャスティス登場。ディスティニープラン。レクイエム。メサイア最終決戦。
アスランの言葉は、最後までシンには届かず。彼を止めることができたのは、言葉ではなく力だったというのが、わかりあうことの難しさか。
互いにわかりあうことの難しさと素晴らしさ。シリーズは違えど、ガンダムシリーズの根底に流れているものはそれだと思っていて、C.E.の世界は拒絶した「SEED」諦めた「DESTINY」じゃないかと思います。
デスティニープランは、個人の可能性を破棄することで分かり合うことを放棄し、完全に選別された階級社会だと解釈しているので、一定の支持を得ているというのが理解できない。
おそらく、自分の可能性を知りたいという知的好奇心からくる支持で、議長の思想に共感したわけではないと思っています。ちょっと面白そうな占いあるからやってみようぜ、の感覚じゃないかな。
気持ち悪いんだよね、あなたの幸せはこういう人生ですよ、このレールに乗れば大丈夫ですよ、ってしたり顔で言ってきてる感じが。『P5R』の3学期、丸喜の思想とちょっと似ていて本当にイヤ。
戦争の後、慰霊碑で出会ったキラとアスランとシンと彼女たち(ミーアは違う)。
ここでやっと、シンが過去から解放されたのか。長かった呪いと、これからの後悔を抱えたシン。彼に必要だったのは許しでした。甘やかすのではなく、未来への一歩を教えてくれること。
未来を見極めようとして動かずにいたキラ。
現在に悩み結果的に迷走してしまったアスラン。
過去に呪われ使われてしまったシン。
三者三様の経験をした彼らが作る未来に幸在らんことを。
でも、ラクスが隠遁生活みたいなことしてるのが一番良くないと思うんだよね、今更ですが。ラクスが一番ザフトをまとめられるのだから。