矢立肇・富野由悠季のレビュー一覧
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ガンダムXコミカライズ3巻、最終巻。
ニュータイプは特別でなく、ただの幻と切って捨てたガンダムX。ボーイ・ミーツ・ガールの王道のガンダムX。そこに、新人類という不可思議な存在は必要なかったということなのでしょうか。新時代を生きるための存在としてのニュータイプ。その幻を捨て去ることができなければ、新時代を築くことはできないという皮肉。
ここは結構好きな演出です。
生まれつきの特殊な能力があるわけでもなく、戦いの中で何かの異能に目覚めるわけでもなく、ただただ好きな女の子のことを思って駆け抜けたガロード。
ガンダムシリーズにつきまとう悲壮感とは無縁だったのは、彼のカラーが大きいです。
そのせいで、フロスト兄弟が道化なんだよなぁ。彼らが背負い込んでしまったものは、この世界の闇にあったのだけど、ガロードと噛み合っていないのですよ。ジャミルとは噛み合ったと思うのだけど。生まれや境遇も可哀想だけど、立ち回りも可哀想だと思います。ガロードの陽の気が強すぎたからだな。 -
購入済み
野菜も食えと怒られます
どのメニューも、カロリー高すぎ。ハモンさん出すまでもなく、
ベルトやパンツのウエストが大変なことになるので、
紙面上で眺めるにとどめるべきでしょう。
野菜食えと追加しときます。
芋類は野菜ではありません、雑穀です。
食い過ぎるとウエストに着ます。
まあ、お好みで。 -
Posted by ブクログ
ASTRAYの天ミナは扱ったものの、作品内容について過度なネタバレはせず。ASTRAY知識皆無の私としては少し物足りない気がしないでもないけど、一方でこれから好きになってくれるかもしれない読者への配慮も感じられたね
いや、それにしたってどうしてブリッツの腕が付いてるの……?
全く知らない機体の事を少しずつ知りながらどのように塗装していくか、そして完成したならばどのように撮影したいか
それらを考えながら作り上げた天ミナが大空の下に屹立する様は圧巻の一言
作中時間は連載開始時からそれほど大きく動いていないのだけど、それにしたって作中で平成から令和に変わる瞬間を目にしようとは。そうか、この頃だったか~
元号が変わる時期はどの企業もあたふたしていたものだけど、神崎が勤める企業もそれは変わらなかったようで
ここで印象的なのは、神崎が仕事を『逃げ』と捉えていたことかな。何かしら趣味を持つ人であれば趣味の時間こそ『逃げ』と捉えそうなものだけど、神崎はその点が逆なんだね
ただ、『逃げ』だとしても気持ちの良い『逃げ』ではないわけで。ここで宇宙が楽しい『逃げ』を提示するのは本作らしさに溢れていて良いね
そうして話題に登るのはHGCEのデスティニーですか
学生時代は世間の悪評に流されて手に取れなかったデスティニー。それがより輝かしい姿になって登場し、自分もガンプラに素直になれる環境を手にしている。そうして改めてデスティニーに魅了される神崎の姿は童心に溢れているね
それでも時が経っている以上、手に取れなかった時の後悔が消えるわけではなくて、更には上京した時の辛さも合わさって……
これまでは独りで抱えるしか無かった苦悩。それがガンプラ趣味を通して知り合った宇宙と分かち合えたのは貴重な瞬間と言えるのかも。宇宙はまだ仕事の大変さを知っているわけではないけれど、受験に拠ってこの先の自分に思い悩む年頃。だからこそ、神崎が語る過去の辛さが未来の辛さとして共感できる部分があったのだろうね
……それをばっさり切り捨てられる桃香は流石だけども(笑)
次巻は再びつぼみのターンですか。今度もバルバトスのようだけど、SDガンダムにもガンプラって有ったんだ。知らなかったな -
購入済み
かくて箱は開かれり
遂に明かされるマシロ、シロッコ、グリモア、数々の真実。
魂の救済を以て、地球圏に平和をもたらそうとするシロッコの遺志、それを利用しようとする者達、抗う者。
そして姿を現す真のオーヴェロン。
長いよ!
溜めに溜めてようやく説明が始まる第8巻。
正直脱落した人も多いだろう。もうちょっと小出しにして欲しかった。
シナリオが読む人のこと考えてないよなあ。 -
購入済み
わけがわからないよ
迫りくるネオジオン残党ハマーン艦隊。
マシロは白いジ・オの中から現れたガンダム、オーヴェロンに乗って出撃する。
先ず、なんでマシロが狙われるのかがまだ分からない。
引き続き何の説明もなく、しかし状況は凄い速さで進んでいくので本当に理解が追い付かない。
そもそも理解出来ない。
なぜマシロの中にシロッコがいるのか。
ハマーンは本物なのか。
グリモアとは何なのか。
謎だけをバラまくだけバラまいて話がどんどん進む。
分からん。 -
購入済み
導入にしては
父親からその有り余る才能を隠し、凡人として生きろと言われている主人公マシロ。
第1次ネオジオン戦争終結後、マシロの住むコロニーに謎の戦艦と部隊が迫り、白いジ・オが舞い降りる。
死んだはずのハマーン・カーン。
白いジ・オから現れるガンダム。
マシロの内にあるシロッコの意思。
物語の導入ではあるが、とにかく説明が足りなくて何が起きているのかさっぱりわからない。
情報を小出しにしてミステリーっぽくやるとかじゃなくて、シンプルに情報を出さない。
もうちょっと説明をくれ。
MSは格好イイ。 -
Posted by ブクログ
新キャラ桃香登場巻。第1巻でガンプラへの「好き」を包み隠さなかった宇宙の影響を受けてガンプラ愛を表明することになった神崎。それが桃香の「好き」を表明させる原動力となったのだと考えると良い循環が生まれているように思えるね
桃香の境遇はほんの少し神崎と似ている
ガンプラに瞳をキラキラさせるタイプであるけれど、体面や親との関係からそれを表明できないでいる。神崎と違うのはそれでも隠れながらにガンプラ活動に精を出してモデラーとして活躍している点か
「MOMO」として他者から認められる程の「好き」を表現しているけど、その「好き」を認知して貰うことが難しい
サイコザクに齧り付くくらい興奮しているのに、男子が近づいた途端に隠れてしまう
その悲哀から神崎達に素直になれない嫌味を吐いてしまうのも仕方ないというもの
そして、神崎と桃香にもう一つ大きな違いが有るとすれば、それは年齢だね
神崎は色々諦めて、でも諦められなくて今のような大人になってしまった
でも、だからって救いを欲している誰かのこれからを救わなくていいなんて筈は無いんだよね
……その救いの手があまりに捨て身で自爆だったのは流石に笑えないというか、ナチュラルに「え、やだ」って反応されちゃう神崎の現状ってなんなの……
結局、桃香の境遇は勘違いとコミュニケーション不足が問題だったのだけど、これによって少なくとも家族の前で隠す必要はなくなっただろうし、神崎や宇宙と交流を結べた
それは良かったと言えるのだろうね
そうして、モデラーである桃香が話に加わったことで、第1巻では薄めだったガンプラ組み立て要素が強まったね
前々からHGとかMGとか聞いた覚えは有ったのだけど、ああいったグレードの違いが有るとは知らなかったな。あと、HGの中でも幾つかシリーズがあったりするようで
こういった環境があるなら、一度ハマったら何度もガンプラを組み立てたくなる気持ちも少し判るかも
組み立ての知識が多少深まれば俄然作りたいガンプラも明確になってくる
どうやら次巻はセイバーを作るようで。クリスマスへの言及は少なく、ガンプラの話題ばかりな彼女らが自分の「好き」に対して邁進している様子が伝わってくるね
不満点というわけではないのだけど、折角綺麗に塗装されているということなのだから、ガンプラが掲載されているページはカラーで読みたかった気がしないでもない -
Posted by ブクログ
N-TYPE用OSの高機動とファンネル。“噛みつき”を圧倒するリヴ。相手を撃墜寸前まで追い詰めるも、彼の精神に変調が見えるのは、サイコミュの影響か。
暴走するリヴを包み込むパッツィ。母親の優しさで戦闘の狂気から逃れるリヴ。“噛みつき”が行動不能になっている今、戦闘は終わったと気を抜いた瞬間。
襲いかかる半壊のグリゼルダ。
咄嗟に彼女を撃つするリヴ。撃墜の爆発に巻き込まれ消えるパッツィ。母親を失った衝撃と復讐のまま、グリゼルダを撃つリヴ。
衝動のままに操作したファンネルは、F90自らを貫く。
そして、時は流れ3年後の宇宙世紀0115。
再び動き出したFF計画。強制的に参加することとなったギデオンが宇宙へ。ここでもジョブ・ジョンは計画の主任。彼の目的は、アムロのようなエースとしてのニュータイプの再現なのか。どうにも闇を感じさせる雰囲気になってきた。
ギデオンが宇宙で出会った、N-TYPEとそのパイロット。リヴの面影を残すパイロットは、自分をディル・ライダーと名乗ります。
母親を死なせてしまった後悔を、自分の未熟さと結び付け、過去を封じ込めてしまったリブの姿。殺戮マシーンの道を進もうとしているディル=リヴ。
彼がどこへ行こうとしているのか。彼を復讐から救うのは誰なのか。というところが、第2部の物語か。
N-TYPEの使うファンネル。0115ではヒルト・ファンネルと呼んでいますが、ファングと近いか。ビーム発射でなく、投げナイフのような使い方をしてるので。
そういえば、巻頭は必ず0122のオールズモビルとの戦いが描かれているのですが、4巻で登場したガーウィッシュの艦長って、0115でフェア・レディと呼ばれているオペレーターか?女性というだけで安易につなげてみたけど、既刊で登場していたら恥ずかしい。 -
Posted by ブクログ
実機テストを行うF90を急襲するGBG。反撃するパッツィの前に現れたのは、またしても“噛みつき”のMS。
彼の目的は未だわからない。あの執念はどこからくるものなのか。
劣勢のF90とパッツィ。彼女の救援に来たのはリヴの宇宙戦闘機。二つの機体が合体して、F90 N-TYPEへ。ここからが反撃のターン。
ジョブ・ジョンが画策するニュータイプが操縦するN-TYPE。彼がそこまでニュータイプにこだわるのは、アムロの存在があるからなのは確か。
なのですが、その根底にある感情は憧れなのか、嫉妬なのか。アムロと自分を比べた時の無力感なのか。
老成して感情の起伏が見えない彼の表情から、真意を読み取るのは難しい。
一年戦争で生死を共にした戦友であるけれど、決して埋められない、越えることのできない溝をなんとかしたいのか。
あの回想シーンだと、アムロから決して分かり合えないという諦めが見えてしまったように思えます。そこで、身を引いてしまった引け目でもあるのかな、その後歴史に出てこないことを考えると。不幸にしないさ、というセリフは罪滅ぼしか。
アクシズ・ショックで生死不明になったことがあるのかなぁ。