丸山俊一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「欲望の資本主義」が書籍も番組も良かったので買ったが、哲学よりだった。
で、内容も「欲望の資本主義」ほどの知的興奮は得られなかった。
まあ、補助線としては使えるけど、点線?
フランス人がむやみに偉そうなんだよね。
「トランプを放逐できたら、民主主義の勝利」とかもう意味不明だし。
むしろ、著者が懐かしがって高く評価している五月革命の内幕が受けた。
ガソリンの供給が再開されると、(学生がドライブに行くので)デモが休みになった。
とか
フランスの学生の抗議活動は、バカンスの時期には(バカンス優先で)休みになる。
とか。
あいつらの「社会運動」って、子供の反抗期以下じゃねえかwww
何であんな -
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Posted by ブクログ
クリエイティブな仕事を、続けるためにはどうすればよいのか、著者の長年にわたる経験が語られている。
肯定という言葉が一つのキーワードになっている。
「「肯定」といっても、ただなんでもイエスという意味ではありません。まずは受け入れ、可能性を探ること。いたずらな偏見にとらわれ、頭だけで考え、そこに眠る多くの選択肢を捨ててしまうことがないよう。」という箇所に端的に現れている。とにかく、安易な結論に飛びつかず、自分の頭の中で「問い」を深めることの重要性を強調している。(内田樹もそんなことをいっていた気が・・・)
かなり抽象的な議論が多いが、具体的に自分の仕事に置き換えて読み進めると発見は多い。