野口吉昭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野口さんのコンサルタントシリーズは、質問力、解答力、習慣術に続いて4作目。野口さんの著書は、論点が明確で、完結にまとめられており、読みやすく、かつ分かりやすく実践しやすいという印象があり、いつも興味を持って読んでいます。
さて、この「ひと言」力は、解答力にもあるワンメッセージという話の続編的なものであり、より具体的かつ実践的なものでした。
日頃からキーワードの重要性や言葉に敏感にならないといけないとう主張をされていますので、まさにそれを実際どう活用しているか、という点で非常に興味深い内容だったともいえます。
実際そのまま使うとなると、コンサルタントの立場での言葉とは違うため、難しい場面があるかもしれませんが、課題を客観視したいとき、冷静になりたいときなどは、意識して使ってみると、新しい発見ができるような気がします。
「ひと言で決める力」
①本質を一言に凝縮して伝える能力。「つまり」「なぜ」などを繰り返し、本質にたどり着く。あるいは「相手に気づかせるひと言」で、本質に気づいてもらう。
②相手を動かすひと言。とっておきのひと言で、相手の心をいい気につかんでしまう能力。
③常に心に自分らしい「ひと言」を持っておくことで、自分の中のぶれない軸とする。
「問題意識」「危機意識」「当事者意識」を持っているか。
問題意識:「自分たちを取り巻く環境に、何か問題は起きていないか、変化はないか」と自分たちや周囲に常に注意を向けている状態のこと
危機意識:「自分たちにいまこういう問題が起きている。これが脅威になりそうだ」と察知している状態
当事者意識:「いま起きている問題、脅威を解決するためには、自分が席員を持ってこういう行動をとらなければ」という気持ちになっている状態
問題意識がない→問題の存在に気づかない→危機意識がない→問題の大きさや根の深さが理解できない→具体的な行動が分からない→当事者意識を持てない
コーチ:クライアントである個人の目標・行動指針などを自分で決めてもらう必要がある
カウンセラー:覚悟を促すひと言をクライアントに発する必要はほとんどない
コンサルタント:個人だけでなく組織事態に大きな覚悟を促す必要がある
話がわかりにくい人
・話すことはせいりされていても、話し方のスキルが不足している人
・話が自分の中でも整理できていない人
<この本から得られた気づきとアクション>
・「口グセの棚卸し」は、機会があれば、やるべき。言葉によって考えや行動が支配されることがあると思う。
・だからこそ、言葉の使い方には注意が必要
・マネしてみたい「ひと言」
『そもそも、目的は何でしたっけ?』
『HowよりまずはWhatです』
『時を告げるのではなく、時計を作る』
『いま変わらなかったら、ずっと変わらないですよ』
『気づいた人がやるしかありません』
『誰が選んだのでもない。あなたが選んだ道なのです』
『他責ではなく、自責で考えて』
『一隅を照らす』
『主体性とは責任と価値づくり』
『コンセプトは概念ではない。本質である』
<目次>
第1章 コンサルタントは、「ひと言」ですべてを決める(コンサルタントの「話し方」とは?
本質をひと言に「凝縮」する力 ほか)
第2章 目的を確認する「ひと言」(なぜ、目的を確認する「ひと言」が大事なのか?
目的が見えない時のひと言 ほか)
第3章 相手に覚悟を促す「ひと言」(なぜ相手に覚悟を促す「ひと言」が大事なのか?
大きな問題に直面している時のひと言 ほか)
第4章 相手の考えを整理させる「ひと言」(なぜ、相手の考えを整理させる「ひと言」が大事なのか?
分析のためのひと言 ほか)
第5章 自分の「ぶれない軸」とするための「ひと言」(なぜ、「ぶれない軸」を確認するための「ひと言」が大事なのか?
自分の信念を表すひと言 ほか) -
Posted by ブクログ
(総括)並行して読んでいる7つの習慣のエッセンスが所々で頭に浮かんできたが、コンパクトにまとまっており読みやすかった。
・成功への近道はない。積小為大。小さな積み重ねの習慣が大事。
・守破離(序破急)
・習慣を定着させるには
目的/目標/手段を設定
見える化
ランドセルサイクル
・問題意識(課題解決型)を持つこと
・フレームワークを使う習慣(引き出しを持つ)
・主体的な行動をするべき
・(フィッシュより:「仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる」)
・主体的行動の習慣は、自らのロードマップを描くことから
・2軸マトリックスの緊急度が低いが、重要度の高い事に一定時間を費やすこと
・(躓いたときに)支えてくれる人がいることが大事。
・それはチームである。
・また、インサイドアウトの考え方も重要
・リーダーに必要なものは
・Visionを描き実現すること/チーム力を高めること
・シチュエーショナル リーダーシップ論も重要 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
環境が変化しても勝ち続け、生き残る企業はどこが違うのか?
本書では、企業文化・倫理を構成し、企業の命運を握る情報単位―企業遺伝子のマネジメントに迫る。
いかにすれば、理念と経営戦略を統合し、現場活動に浸透させることができるか。
また、現場の問題意識を全社で共有できるのか。
リ・ドメイン&リ・モデル、コーポレート・ウェイの確立、コンピテンシーの分析、コンセプト思考など、企業内の情報を価値に結実し、体質を変革する「最強の経営」の実践法を伝授する。
[ 目次 ]
第1章 企業遺伝子とは
第2章 ミッション&ビジョンの遺伝子が企業に生命力を与える
第3章 ベンチャースピリッツ遺伝子と大企業病遺伝子
第4章 戦略遺伝子は必ずしも永続しない―連続性のある戦略遺伝子の必要性
第5章 コーポレート・ウェイの確立
第6章 遺伝子治療の処方箋
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
ネタバレ一番の理由は安かったからだが、一応はプレゼンの基礎を体系的に示していて勉強になった。ただ、平易な文章なのにどこかわかりにくかった(構成がちょっとおかしいとか、体言止めが不自然で読みにくいとか)。そのため、ちょっとフラストレーションが溜まってしまったのも事実。
・プレゼンで一番大切なのはパーパス(目的)
・「学ぶ」とは「真似る」とか
・3つの大切なスキル(プレゼンス、シナリオ・スキル、デリバリー・スキル)
呼吸法とかセルフコントロールに関しての内容は面白かった。
まぁ一朝一夕で上達するものではないだろうけど、少しずつ努力していけたらと思います。 -
Posted by ブクログ
(S)
タイトルの通り、ロードマップの書き方を解説した本。
ロードマップとは未来起点のマネジメントツールである、と最初に書いてあり、その姿勢をくずさないまま最後まで説明が続く。経営ロードマップ・事業ロードマップ・商品ロードマップ・技術ロードマップ・人材ロードマップといった様々な経営資源を対象としたロードマップの書き方が順序だてて解説されており、実行に移しやすい。
ロードマップというと横軸が時間軸であるイメージを持っていたが、そうでないロードマップも多数紹介されており、軸の取りかたにおいては非常に参考になった。
実在する会社のロードマップがサンプルとして示されることで、具体的なイメージはつかみやすくなるが、どこが説明でどこが例えなのかが分離しにくい文章構成になっているのが少し残念。それがなければ★4つ。
ロードマップを描く事で得られるすっきり感を知っている人にお勧めの一冊。