枡野俊明のレビュー一覧
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現在社会の中では「所作」についてはなかなか教えてもらえる機会が少ない中で、禅の教えの中から所作について教えである。
すべての所作には意味があり、
・正しい言葉を使う。
・毎朝、両手を合わせる。
・裸足で生活してみる。
・季節を感じながら、ゆっくり歩く。
・ゴミは正しく捨てる。
・畳のへりを踏まない。
・お腹いっぱい食べない。
・箸や器を大切に扱う。
・朝、5分でいいので掃除する。
・朝起きてすぐにテレビをつけない。
・朝起きたら窓を開ける。
・朝、歩く。
・一日一回、腹から大きな声を出す。
・毎日同じ時間に眠る。
・「今日のこと」は、眠る3時間前までにすませる。
・身に着けるものは、長く大切に -
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禅の食事作法=典座教訓と赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)
食事は修行そのもの。
典座和尚=食事を扱う禅師
一日作さざれば一日喰らわず=作務をやらなければ食べない。働かざるもの食うべからず。やることをやらなければ食べない。
日々是好日=毎日が良い日、というのではなく、毎日がかけがえのない体験の日、という意味。
楽しいから調理をする、のではなく調理をすることを楽しむ。
現在、過去、未来の3旬を食べる。
現在を7割、過去と未来を合わせて3割。
旬を楽しむ、去りゆくものを惜しむ、これからの旬を楽しみにする。
よく噛み、箸は一口づつおく。
和食は、器を持って食べるもの。そのためには一口づつ箸を置く -
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「嫌われる勇気」は仏教の考え方にも通じるところがあると思い、本書を読んでみました。
アドラーの後に読んだせいか、教えにパンチがかけてしまいます(笑)
また、本書の表題になっている「禅が教える人生の答え」とは、その考え方は禅の世界には「ない」とのこと!
え?、詐欺ジャン(笑)
筆者は禅の考え方を通して、読者がそれぞれの答えを見つけてくださいと伝えています。
なので、本書では、たくさんの禅の考え方、教えが述べられています。その中で、ここで記しておきたいことは、「布施行」
自分を育んでくれた社会にたいして恩返しをすること。それも「財施」(金品)ではなく、心で施しをする「無財の七施」
これは、覚 -
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住職さんが書かれた「お金」に関する本です。お金の運用の仕方ではなく、お金との付き合い方についての心得が書かれています。
お金は生活していく上で、なくてはならないものですが、その大切な「お金」とどう付き合うか、どのように使うのか、保存するのかは、その持ち主の考え方が表れるものだと思っています。
お金を沢山持ちたいのならば、お金が入ってきやすい環境を作る、入ってきたお金を大切にする気持ちでいる等、お金を単なる道具ではなく、パートナーとして付き合うと良いと思っています。
この本はお金との付き合い方を通して、どのような考え方を持って人生を送っていくべきか、それを指示してくれる本でした。
以下は -
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自分のお墓は誰が守るのか??
子供もいないし守る人いないよね・・・
っていうか自分でお墓に入れる訳ないので
そもそもそこから考えねば??
引き継ぐ家族もいないし今でも思うように身体が動かなくなってるのに年を重ねれば更に動かなくなるのは想像出来る
だから早目に身の回りをキチンと整理して「立つ鳥跡を濁さず」エンディングノートというか どのように片付けして欲しいとか いつ急に不慮の事故などで自分の意思表示が出来なくなるとも限らないのでそんな時どうして欲しいとか書き示しておくこと そしてその意思表示がすぐに「最後の片付けをしてくれる人に伝わるようにしておく事」は必要だと思った