桝田省治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者自身の脱税事件の影響で超久しぶりに刊行したログ・ホライズン。Web版で読んだときの印象とは大分違う気がするけど、相変わらず熱い物語でした。若干ネタバレにはなるけど、登場人物たちが特定条件下において世界のルールに干渉できる、というのは面白い設定だなぁ、と思ったりした。あと物語としては非常に面白い展開だったけど、発刊ペースが大分遅いのと、今巻では物語の深淵に向かう事はほとんど無く、いつになったらこの物語が終わるんだろうな、と軽く天を仰ぎたくなる気分になったのも事実ですね。個人的には、きちんと発刊ペースを守りつつ、あと数巻くらいできちんと物語を閉じて欲しいなぁ、と思っています。物語を一度閉じた後に外伝を書いたり、続編を書くことは出来ると思うので。
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Posted by ブクログ
そこにいるように偽装して、誰もいない場所で
密やかにした会合の意図は?
一体何をたくらんでいるのか、さっぱりです。
ただ、お金が大量に必要だ、という事だけで
それに関する手段を模索して、発見して…。
何も聞かずに招致したもんだな、と思いますが
それよりも謎なのは、謎の大地人の一族。
すべてを管理している、と言っても
過言ではない状態です。
それを記していた、過去の学者がすごいというべきか
応援に駆け付けるボスがすごいというべきか
縛りを見つけた主人公がすごいというべきか。
ものすごい知力というか、洞察力というか。
誰しも、人との関わり合いが苦手なものです。
得意な所でだけ活動したいですが
そう言ってられないのが現実。
それでも、多分何か得るものがあったりなかったり?w -
Posted by ブクログ
気が付けば、ゲームの中にいた。
自分が育てたキャラが、そっくりそのまま『自分』になる。
たまに考える事が現実になったとして
果たしてどこまで順応できるのか。
モンスターを殺す事、は出来ても、人はどうでしょう?
それが今現在の現実となると、ぶつかる壁も
半端なく分厚くて高いです。
最大値のレベルは、最大であってそれ以上ではない。
そう考えさせられる主人公達、です。
使えるものは何でも使わねば、という状態。
いやしかし、すごいです。
『自分』を確認し、何ができるか、何ができないか、を
きっちり把握しているのが。
どうする、どうなる!? の展開が楽しくてたまりません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ聖鍵遠征軍による開門都市への攻撃は留まる所を知らず、圧倒的な戦力を前にしても耐えてきた城壁も、いよいよ破られるのは時間の問題──という所から最終巻の物語は展開される
人々に比べてあまりに超越した力を持つが故に周囲から畏れられ、そのくせ対魔族の切り札として戦いの真っ只中に立たされるが故の孤独。
勇者ほどではないにせよ、他を圧倒する力を持っているおかげで勇者と行動を共にできる仲間達との触れ合いと、その中で感じる温もり
──それでも勇者と対等な関係でいられるのは、例え敵味方であるとしても、ある意味魔王だけと言え、2人が手を携えて世界をより良くする為に進んでいく
その結果、地上・地下を問わず、ごく少数の超越した力の持ち主に依存していた世界から、メイド姉のように最初はそれこそ虫けらのような立場から、いつしか自分から世界の為に何が出来るかと考え、行動し始め、そうして世界の圧倒的な理不尽を前にしてもなお、自ら行動する人々が世界にどんどん増えていった
そうして人々が『運命』『宿命』といった枷を抜け出し、行動した先にある、『丘の向こう』の更に先には何があるのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ聖鍵遠征軍と魔界との戦争の火蓋がついに切って落とされました。強力な兵器を携えた巨大な聖鍵遠征軍に対し、魔界軍は兵力も人数も劣っており、その上、頼みの綱の勇者も本来の力を発揮できない絶望的な状況に陥ります。
それでも、人間と魔族の共存への最後の可能性である開門都市を守るため、勇者が、魔王が、メイド姉が、女騎士が、女魔法使いが、火竜公女が、青年商人が、紅の子弟たちが、それぞれの意思と希望を胸にこの困難に立ち向かいます。
魔王に反旗を翻した蒼魔の刻印王達を倒したのは良いのですが、その混乱に乗じて聖鍵遠征軍は魔界攻撃に向けて橋頭堡を確保し、まずは開門都市を攻めに掛かります。
圧倒的な兵力と武力に対して、勇者や魔王、南部諸国の王や魔族、その他の者達が自分達にできることで立ち向かっていくのですが、中でもかつて魔王によって教育された子弟やメイド姉の活躍がめざましい。
特に初めて登場した時は妹と2人で怯えるばかりだったメイド姉なんて、今や魔族の族長や王弟元帥とも渡り合い、世界の運命、もしくは成り立ちに大きく関わっていこうとしている -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻の最後、魔族の会議上で魔王の退位動議を出され、正直今の魔王は押し出しに欠ける上に、人間との緊迫した関係からすれば、穏健派よりも急進派の方が指示を受けやすいのは現実でも過去の歴史がたくさん証明しています。
この政治的窮地を、これまた政治的なやり方でしのいだかと思えば、今度は反乱という力技で逆襲されると来てます。力技だったら反則級の戦闘力を持つ勇者やその仲間で何とかできるのですが、もっと厄介なのが中央諸国で興った聖鍵遠征軍です。
何しろ向こうには大義名分もあれば兵力もある、更には魔王が作り出すも色々なトラブルで実用化できずにいたマスケット銃を手に入れて量産、銃兵を編成するまでに至ってます。
加えてそれらを指揮する王弟元帥は指揮官としての才能に優れている上に、マスケット銃の利点と欠点をしっかり把握して最大限に効果を発揮させる術を編み出す構想力、更には人心掌握術も心得ていると言う具合で隙がない。
このかつてない強敵を前に、勇者と魔王、仲間達、南部諸国と魔族達はどうやって立ち向かうのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻の最後で南部3か国は聖王国を中心とする中央諸国と袂を分かつことになり、更にはこの巻の序盤で宣戦布告される状況にまで発展します。
一方南部側は魔王不在の状況でこれに対処しなくてはならず、そこで冬越し村で魔王から教育を受けた子弟達が南部3か国で重要な役割を果たしていくのですが、彼らが魔王から教えられた知識だけでなく、それぞれ独自の上積みを重ねて成長していく所が立派でした。
勇者達サイドの方でもかつての勇者パーティーのメンバー、女魔法使いが登場して、その桁外れの魔法もさることながら、周りのペースを崩しまくる不思議ちゃんぶりで勇者達の中に入り込んできます。
そして今回最もストーリーで大きな役回りを果たしたと言えるのが青年商人で、先物取引システムなどを駆使しつつ小麦を買いあさって小麦の価格を操作し、国々の物流や、中央諸国による南部侵攻などに多大な影響を与えるというスケールの大きさを見せてくれます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった、が既にアニメで観てしまっていたお話だったので、ストーリーに対し既知な分、ちょっとあーはいはい、そーだったよね、的な感じがあったのは否めない。
けど、年少組のなんだか全力な感じはやっぱ好きだ。
そして、各人の、もうちょっとつっこんだ感情の部分まで読めたのはよかった。
でも一番好きだったのは、班長の全て子供たちはみんな無理やり(?)世界に生まれてくる、とゆーセリフ。
そーいやそうだ、と納得。
確かに生まれてきますか?イエスかノーかなんて誰もきいてくれやしないわなあ。
もし聞いてくれたたら確実にノーを選ぶ自信があるわ。
詩人の長田さんも確か、アイワズボーン、の受動形に
感動(?)してらしたが、そーゆーことだよな、つまりは。
そして生まれてきちゃったからには、生きなきゃいけないし、どーせ生きるなら楽しく平和に生きたいもんだ。
音楽が48しかない、とゆー設定は、うまいなーっと。
このゲーム設定とリアル世界とのギャップで物語をつくるってゆーアイデア自体全くすごいなあっと感心しきり。
まあ、いまやそーゆー設定の物語があっちにもこっちにも増産されてますが。このへんがハシリなのかしら??