桝田省治のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
遂にカナミさん登場!
エリアス、コッペリア・レオナルドと濃ゆいメンバーを加えて中央アジアから日本への旅。
海外サーバー話ということで、シロエたちの出番はないもののいつもと違った風景が見れて、これはこれで満足。
カナミがこれまた非常に魅力的なキャラで。
まぁ付き合わされる方はたまったものじゃないんだけねw
ヒーローに憧れるレオナルドや、飄々としていながらも奥底には熱いものを持ってるKRもいい仕事してる。
今までの知っているゲーム世界のルールが崩れ始め、新たな敵や謎が湧き出づる。
カナミたち一行が日本にたどり着く日が今から待ち遠しい。
レオナルドとコッペリアのイチャイチャがもっと見たい。
有 -
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレあー、いいねえ、やっぱ好きだわ、ログホラ!!
前巻でのシロエとアカツキの邂逅シーンで、ああ、シロエも
なんかあったんだなあ、なにがあったんだ?っとの疑問を
綺麗さっぱりさせてくれた巻でした。
いやあ、そっかー北に行ってたのかあ。
てっきりミナミでなんかあったのかと・・・。
冒頭濡羽ちゃんもでてきてたし・・・。
こう、策謀渦巻くっとゆー感じのお話になるのかと思ったら、全然違った。
シルバーソードの皆さん、あ、そーいや、そんな名前のギルドもあったよなあぐらいの認識でしたが、
全滅のあとのギルマスのウィリアム、よかったわあ。
めっちゃ、胸が熱くなったわあ。勝たせてあげたいよね、のてとらの言葉に大き -
Posted by ブクログ
大規模戦闘(レイド)のボーイズサイド(?)
アキバと袂を分かったシルバーソードのギルドマスター、ウィリアムに対するイメージが変わった巻だった。
だって彼、いつも苦虫をかみつぶしたような顔してるんだもの。パッと見、怖いって。
そしてススキノと言えばこの人。デミクァスも再登場。
メインは文字通り前人未到のダンジョン攻略。
その先にある、シロエの闘い。
何かしらのRPGをプレイしたことがあるひとなら、確かに一度ぐらいは「変なの」って思ってしまうシステム。そうか、これはゲームではないんだ、ってわたしも冒険者と同じようにもう一度思い知る。
戦闘シーンってやっぱり心が躍る!
そしてとうとう最新 -
-
-
Posted by ブクログ
理由もわからず、ゲーム「エルダーテイル」の(に似ている)世界へ飛ばされてしまったシロエたちは、
元の世界に戻るにはどうすればいいのか未だに見えないけれど、
やはりどこか「しょせんゲームなのだ」という感覚が拭えなかったのだろう。
大地人の魔法研究者、リ=ガンから聞かされた「魂魄理論」("魂"と"魄"は字面が似ているからか、わたしは理解するまでに時間がかかってしまった)に、愕然とするシロエ。
戦闘でHP=0になれば大神殿へ転送され、自動的に復活できる。ペナルティは多少の経験値の減少と、所持しているアイテムの紛失。
エルダーテイル、すなわちゲームでは、それは -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレサブタイトル『ゲームの終わり』とは、文字通り主人公たちが今まで体験してきたことはゲームではない、言うなれば『これが僕たちのリアル』という宣誓と、もう一つはルンデルハウスに対しての『ゲームの終わり』、つまり、冒険者になるにはそれ相応のリスクと覚悟が要るぞ、という戒めの意味も含まれているのだと思います。
シロエの発する檄、
「いいや、気にするね。ルンデルハウス=コード。この程度で諦めるやつが〝冒険者〟を名乗ってもらっては困る。それじゃ全然足りない。……こんな場末の路地裏で果てるためになにを学んだんだ。ダンジョンの中で見つけたのは、戦略や戦術じゃなく、生き抜く覚悟とそのためにはどんなことでも工夫する -
-
Posted by ブクログ
3巻からだいぶ間が空いてしまった。マスケット銃を手に入れた聖鍵遠征軍の進行が始まり、登場人物たちはそれぞれの戦いに身を投じる、第4巻。
不安や恐怖にさらされた無力な不特定多数を「悩める子ら」なんて言ったりする。そして物語上の勇者は超人的な力やなんかでズバババンと世界も人もを救って見せるのがお約束。ただ最近は「悩める勇者」も若干お約束化している気がする。
この作品においては主人公たる勇者を差し置いて、能力的にはずっと無力な登場人物たちが眩しい。悩み考え、できることとやるべきことを知り、行動する。役割だけで呼称される人物たちが、まさしく人間的であり生き生きとしている。これまでもそうだったが今作は特 -
Posted by ブクログ
セララをススキノから救い出し、アキバへの復路で遭遇した出来事により、シロエの心に生じた一つの思い。
閉塞感に覆われ、"死"すらゴールでなく、生きる目的も見えない世界において、徐々に悪化の一途をたどる街の雰囲気。
それを取り払い大好きな街を活性化させるため、シロエは自身の過去を振り切って、とある大きな闘いに挑むことを決める。
その闘いのなかで、知己の双子を救い出すことになったとしても、それもすべて「自分の我が儘だ」と言いきるシロエって格好いい。決して本人は、そのことをわかっちゃいないのだろうけど(笑)
ファンタジーでありながら剣や魔法が一切出てこず、軍師による頭脳戦のようなシ