カリン・スローターのレビュー一覧

  • 暗闇のサラ

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    苦しかった
    サラがどうやって戦っていくのか
    ウィルが思ったことを言葉にしているところが前半のウィルと違うと思った
    サラと信頼し合っているのが伝わった
    続編ってあるのかな

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    2024年01月04日
  • 暗闇のサラ

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    久々の〈ウィル・トレント〉シリーズ。そして今作はサラのこれまでのことが語られていく。15年前の性被害のことから、現在の性犯罪へと繋がっていく。そこには女性が受けた凄惨で怒りを覚えることが描かれている。著者はこのシリーズで女性の尊厳と被害とを真正面から向き合って描いていて今作もそれは同じで、特に主要人物のサラだから余計にその色が強くなっている。恋人のウィルの存在が大きさな救いになっていてそれが読者にとっても救いで重たく苦しい内容に希望を与えてくれている。これまでもそうだったけれどそれがより今作では際立っているように感じる。

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    2023年12月25日
  • 彼女のかけら 下

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    上巻のレビューの方にだいぶ書いてしまったんだけど、物語が進むにつれて“え?どういう事?”と言う謎が出てきて、物語を読み進めずにはいられなくなります。

    主人公の母親の過去から今に至るまでの経過の描写がかなり端折られているなど、ツッコミどころはありますが、結構面白いと思いました。

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    2023年12月14日
  • 彼女のかけら 上

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    同じ作者の作品で、この作品に登場した人物が出てくる『忘れられた少女』という作品もあるが、こちらの方が先に書かれている。

    上記の『忘れられた少女』は、この作品のその後という感じなのかもしれないが、雰囲気はだいぶ異なる。

    こちらの作品は、1960年代1970年代の出来事が現代の多大なる影響を与えているという事が、物語が進むにつれて明らかになって行く話で、主人公も比較的能動的に活動しているという印象だが、『忘れられた少女』は、あまり主人公が能動的に動いているという印象を受けず、正直、読み進めにくかった記憶がある。その意味では、この作品にはあまり期待していなかったが、良い意味で期待が裏切られた。物語が進むにつれ、“え?どういう事?”という感じで、次に物語を読み進めずにはいられなかった。

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    2023年12月14日
  • 血のペナルティ

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    最初の章からグイグイ惹きつけられる緊迫感。そして今作はアマンダの出番が、かなり多め。ウィルがアマンダと組んで行動する場面が多くというかほとんどで、アマンダの下に敷かれているのが印象的で、被害者のイブリンを含め、強い女性が印象的な本作でした。サスペンス色が強めで、分厚い本の割には、最後まで飽きずに読むことができました。ただ、ギャングたちの名前がいっぱい登場し、誰が誰だかわからなくなりましたが。

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    2023年09月18日
  • 罪人のカルマ

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    ウィル・トレント・シリーズ、6作目。

    ウィル・トレントは、ジョージア州捜査局の特別捜査官。
    今回は、彼の出生に関わる重い秘密が明かされる回でもあるのだが。
    ウィルの上司のアマンダと、その同僚だったイヴリンの若き日の話がかなりの比重を占めます。
    女性警官二人の物語というのは珍しいので、こちらがポイントかと。

    ウィルは長身で金髪、穏やかで大人しい性格。頭はいいのだが識字障碍を抱え、それをごまかしながら何とかやってきた。
    施設で育ち、里親を転々とし、どこか影があるので、潜入捜査を得意としていたこともある。
    凶悪な殺人事件が発生したが、なぜかウィルは捜査から外される。
    それは、ウィルの実父が出所しているからだった。

    40年さかのぼって、1975年。
    アマンダは小柄で、若い頃は現在とは別人のように動揺しやすい。とはいえ、全てを面に出すわけではない。
    謹厳な警察官の父親に育てられてきたからだ。
    イヴリンはなかなかの美人で大胆、アマンダと気が合うようになります。
    男社会の警察で、それでも女性が少し増えかけてきた時代。
    署内の偏見をかいくぐり、町では柄の悪い連中と渡り合う日々。
    そこで遭遇した恐ろしい事件で‥

    ウィルにまさかこんな過去があるとは。
    子どもの頃は実父の犯罪を知らないでいた点もあり、それだけは良かったという気はしますが。
    アマンダとは運命的な出会いだったのですね。
    アマンダは内心、我が子に抱くような激しい愛情を抱きつつ、その執着をそのまま表に出すわけにもいかない、という葛藤があるらしい?
    姿を消していたアンジーの影が、最後にそこに現れる。
    カリン・スローターはすごい。

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    2023年08月21日
  • 血のペナルティ

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    ウィル・トレント・シリーズ5作目。
    アメリカはジョージア州の捜査官です。

    元刑事のイヴリンが誘拐された。
    ウィルの相棒フェイスの母親で、フェイスは現場にいて犯人と応戦したのだが。
    ウィルは以前の事件との関連を疑う‥
    警察内で汚職事件があり、イブリンの部下をウィルが逮捕。イブリンも疑われたが証明されないまま、退職したのだった。

    フェイスはその件でウィルと最初は気まずかったのだが、今はバディとしてうまくやっていこうとしています。
    フェイスは本来、普通に仕事が出来て有能な捜査官のようです。が、なぜか男の好みに難があり、未婚の母。しかも、二度目だったりする混乱が。
    体調が良くないのも描写に影響して、妙な不安感が増してます。

    ウィルの上司の怖い女アマンダにとって、イブリンは昔なじみの同僚だったから、いつにもましてビシバシ指令が飛ぶことになる。
    アマンダは警察で出世するにはこれぐらいにならなくちゃいけないのか!っていう迫力ある女性。
    ウィルにはなぜか母親のような、優しく温かいのじゃなくて谷に突き落とすような母親めいたところがあるという?(この意味は後の作品に出てきますよ)

    たくましい3人の女性に加え、ウィルの奔放な妻アンジーの姿も。
    とっくに家を出てほぼ行方不明だったが、ウィルを完全に手放すのは惜しい?
    だが遂にそのあたりも決着つきそうな‥
    サラ・リントンが感じがよくてウィルとお似合いなので、まあゆっくり進むのも、らしいですけど、いい加減にしてほしいですよね(笑)

    てんこ盛りの濃い人間関係に目を奪われ、事件の展開にアッと驚かされます。
    ちょっと怖いが、描写の濃さと鋭さが癖になるカリン・スローター☆

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    2023年08月23日
  • サイレント 下

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    終盤は完全にサスペンス。ミステリー要素は、ほとんど感じられませんでした。登場人物が多く、過去の関係性が重要なのに、やはりまだ前の作品が邦訳されていないのが残念。もうそろそろジェフリーネタはいいかなと、正直思いました。終盤の展開は、まさかこいつが犯人とは。出番少なかったのに。ちょっと追いつきませんでした。今後もレナは登場するのでしょうか?

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    2023年06月25日
  • サイレント 上

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    この巻の舞台はグラント郡。レナなど、お馴染みの登場人物は出るのに、ジェフリーがいないのが、本当に寂しい。そして因縁のウィルとレナが対峙。でもその前に、やっぱりジェフリーがなぜ死んだのか知りたいと、この巻でも思いました。事件の真犯人は誰か。レナや臨時署長のフランクはどうなるのか。見どころ満載の下巻が楽しみ!

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    2023年06月11日
  • 忘れられた少女 下

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    「これっ!」という感じで事件の解決に向かっているわけではないのですが、いつの間にか、現代の時間軸が38年前の事件の時間軸に絡んでいきます。

    元々の連邦保安局の任務に犯罪捜査は含まれていないという背景を理解していないと、この手の話は理解が進まないかもしれませんね。っていうか、アメリカの警察制度は複雑ですよね。まぁ、それが、アメリカのミステリー作品の深みを加えているという側面もあるんですけどね。

    なかなか面白いと思いました。

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    2023年04月21日
  • 忘れられた少女 上

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    38年前に殺害された少女と、その少女殺害事件を追う新米保安官補を描いた作品。

    これって、この作者の『彼女のかけら』という作品の関連作品らしいです。そちらの作品は未読で、こっちを先に読んでしまいました。

    主人公は、38年前の未解決事件を追っているわけですが、それは表立っての任務ではなく、隠れた任務であるため、なかなか捜査が進まないように思えますが・・・。

    主人公のパートと殺害された少女のパートがあるという形式で描かれています。

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    2023年04月21日
  • 凍てついた痣

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    最後まで分からない犯人とその動機。シリーズも3巻目ですが、登場人物の関係性も明確になってきて、安定感が出てきた気がします。そして最初はあまり好きでなかったジェフリーが、少し好きになってきた気がします。この巻は、序盤からまさかの展開。そして次々に発生する事件と、終始楽しめました。ただ、620ページにも及び、ちょっと長かったかな。悪人イーサンとの関係を断ち切れないレナにイラっとしつつも、今後の展開が楽しみです。

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    2023年04月09日
  • 忘れられた少女 下

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    38年前に殺害された少女の事件を連邦保安局の新人保安官補のアンドレアが捜査をする。この事件を捜査することの裏にある目的と、女性が被害に遭う事件の理不尽さが描かれている。事件の奥深くにある人間の欲や裏切り、憎しみが後半にいくほどに増していく。『彼女のかけら』の続編にあたるけれど今作から読んでも大丈夫な内容。シリーズ化になって続いてくれると嬉しい。

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    2023年01月31日
  • 忘れられた少女 上

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    カリン・スローター『忘れられた少女 上』ハーパーBOOKS。

    『彼女のかけら』の続編。

    上巻を読んだだけでは、まだ何も見えて来ない。38年前と現在とが交互に描かれ、新人保安官補となったアンドレア・オリヴァーが脅迫を受けた判事の身辺警護と38年前の殺人事件の捜査を行うというストーリーである。

    物語は38年前の1982年から始まる。思いがけない妊娠で家族に見放され、高校を追い出された学園一の優等生エミリー・ヴォーン。エミリーはゴミ置場で全裸の他殺体となって見付かる。

    現在。過酷な訓練を受けて連邦保安局の保安官補となったアンドレア・オリヴァーは、最初の任務として、殺害を予告する脅迫状を受け取った判事の身辺警護と38年前の殺人事件の真相を解明することを命じられる。

    殺害予告を受け取った判事は38年前に殺害されたエミリーの母親だった。その事件の犯人がアンドレアの生物学上の父親ニコラス・ハープが38年前の殺人事件に関わっていた可能性があると言うのだ。

    定価980円
    ★★★★

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    2023年01月24日
  • スクリーム

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    ネタバレ

    読みごたえありだった。途中、現在の事件がどっちか混乱したけど。あれ?刑務所の中で殺されたジーザスは誰にやられたん?トミの証言まで犯人分からんかったけど、たぶん出てきてる人だろーなと思った。が…

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    2022年09月01日
  • 彼女のかけら 下

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    ネタバレ

    カリン・スローター2作品目を読み終えました。

    初読みとなった「ハンティング」でも感じたのと同じような読後感です。

    まだまだ自分の読書力不足。

    面白くなる要素はすごく感じますし、構成やプロットも申し分ないはず。

    ただ自分の力が及ばない…

    脳内にシーンとして想像し、世界観に浸れるところはありますが、全体として登場人物が頭に入ってこない。

    だから、楽しめていない自分がいます。

    単なる謎解きミステリーではなく、心の闇を描いた作品。

    カリン・スローター作品を楽しめる力をつける為にもこれからも追いかけていきます!

    説明
    内容紹介
    隠されていた逃走用の車、
    大量の札束、偽の運転免許証。
    わたしの母は何者なのか――。

    乱射事件の夜、何者かが自宅に侵入した。
    事件後、口を閉ざす母親は、有無を言わさずにアンディを家から逃がす。
    不安と恐怖のなか指示されるままにアンディが辿り着いた貸倉庫には、
    逃走用の古い車と24万ドルもの札束、母の写真付きの偽の運転免許証が用意されていた――。
    母親は政府の諜報員か、殺し屋なのか?
    嘘のかけらを集めたとき、驚愕の真実が明らかに! MWA賞受賞作家の最新作。

    内容(「BOOK」データベースより)
    乱射事件の夜、何者かが自宅に侵入した。事件後、口を閉ざす母親は、有無を言わさずにアンディを家から逃がす。不安と恐怖のなか指示されるままにアンディが辿り着いた貸倉庫には、逃走用の古い車と24万ドルもの札束、母の写真付きの偽の運転免許証が用意されていた―。母親は政府の謀報員か、殺し屋なのか?嘘のかけらを集めたとき、驚愕の真実が明らかに!MWA賞受賞作家の最新作。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    スローター,カリン
    エドガー賞にノミネートされた『警官の街』をはじめ、“ウィル・トレント”シリーズや“グラント郡”シリーズで知られるベストセラー作家。これまで18作以上の作品を発表し、120カ国以上で刊行され、累計発行部数は全世界3500万部を超える

    鈴木/美朋
    大分県出身。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2022年08月07日
  • ざわめく傷痕

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    シリーズ2作目だけあって、だいぶ個々の人物に深みが増してきた感じがして、その点は良かったです。一方で、ストーリー的には、悪人どものいやらしさにけっこうムカつく展開。そして最後までその心理は理解不能ですし、イヤになります。そして最後まで読んでも決してスッキリしない作品でした。もう少し救いのある終わり方が良かったです。

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    2022年07月24日
  • ハンティング 上

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    ネタバレ

    気になっていたカリン•スローター作品を初読みです。

    拷問、誘拐、連続殺人...つかみはOK♪

    ジョージア州捜査局特別捜査官のウィル•トレントとその相棒フェイス•ミッチェルが活躍するクライムノベル作品。

    上巻の後半で出て来た事件と繋がりのありそうな『11』という数字。

    『11』が持つ意味が解明された時にきっと本事件は解決へと向かうのだろう。

    下巻にはどんな展開が待っているのやら。

    楽しみに読み進めていきたいと思います。

    説明
    内容紹介
    地中深くに掘られた拷問部屋――
    無数の血痕が物語る、連続殺人犯の悪魔のような手口。

    極上のクライム・ノベル
    ――マイクル・コナリー

    田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。
    全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。
    ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。
    森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。
    地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた――。
    内容(「BOOK」データベースより)
    田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた―。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    スローター,カリン
    エドガー賞にノミネートされた『警官の街』や、発売するやいなやニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインした『プリティ・ガールズ』をはじめ、“ウィル・トレント・シリーズ”“グラント・カウンティ・シリーズ”で知られるベストセラー作家

    鈴木/美朋
    大分県出身。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2022年07月12日
  • スクリーム

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    毎回「凄惨な事件とその捜査」と「ウィルとサラの恋愛の行方」パートのバランスを気にして、気持ちが乗らない時にはどちらのパートも合わずにスルスルと読んでしまう。それでも、イライラしてる傷ついた登場人物ばかりでも魅力があって読ませる力に引っ張られ毎回「最高傑作」を更新していく「ウィル・トレントシリーズ」

    前作でサラとウィルは落ち着いたかと思ったけど、今回も揉めてる…
    著者の「グラント郡シリーズ」の一作目「開かれた瞳孔」よりも前に起きた未解決事件。その事件の容疑者とされた男から、当時の警察の捜査隠蔽の告発があり
    ウィル達は捜査を始める。
    当時のグラント郡の警察署長とは、サラの元夫のジェフリー・トリバーだった。
    現代の捜査パートと当時の状況(グラント郡パート)と交互に展開する。

    分厚い、重たい…凄惨な事件で何度も目が覚めるくらい戦慄した。ショッキングな内容が目をひくけれど被害者のその後の描き方が丁寧で、読んでいて苦しく逃げたい気持ちを突いてくる。

    追記:ウィルの相棒フェイスが好き。
    たまにマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる「戦闘中は真面目だけど、変なタイミングでやたらとふざけた発言してくる奴」っぽく見える時がある(※個人の感想です。)

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    2022年07月10日
  • サイレント 下

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    The「警察小説」って感じかな。

    『サイレント』は、ハーバーBOOKS文庫(ミステリー)ではコンスタントにヒット作を生み出している、カリン・スローターのウィル・トレント特別捜査官シリーズの一つ。

    このシリーズは「過激な描写が特徴」と言われているので、少し躊躇していた。
    「サイレント」はシリーズの中でも比較的「穏やか」と言われているものの、なかなか手に取りづらかった。
    実際に読んでみると、地方警察の腐敗と警察官の疲弊、過去の因縁、小さな社会内での排他的感情、そのなかで主人公の捜査官が悪戦苦闘して真実を探り寄せる……。
    まさに、王道の「警察小説」ミステリーがスピード感たっぷりに展開されている。

    警察官として優秀なのか何なのかわからないレナ、しつこいほどのサラのレナに対する確執、ウィルの両者との立ち回りも、物語を面白くさせている。

    レナは同性に嫌われるタイプだなぁ…きっと。

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    2022年07月06日